アバウトなつぶやき

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リサイクルステーション

2008年07月26日 | ぷちねた
 うちから車で10分ぐらいのところには「リサイクルステーション」という、古紙回収と廃油回収を行っている場所があります。


 時々、前を通るたびに気になっていたのですが利用方法が分からないので行った事がありませんでした。
 しばらく前になりますがこのことが中日新聞(地方紙)で紹介され、ワタクシの周りでも利用を考える人が出てきたのですが、やはり利用方法がよく分からないとのことだったので、今日、一番近くに住むワタクシが見に行ってみました。

 うちの町内には大きなゴミ処理施設があり、市で指定されている古紙・金属・ペットボトルなどの回収はそこでも行われているのですが、トレーや廃油の回収は行われていません。
 ところが、ここは廃食油の回収を行った上に、持ち込んだ量に応じてポイントをつけてくれる仕組みになっています。(古紙もポイントがあるようです)

 この写真には写っていませんが、タッチパネル式の機械がおいてあり、その稼動時間(8:00~17:00)にポイントカードを差し込むとガイダンスが流れ、それに沿って1リットル以上(水より比重が軽いから1リットルだと1キロにならないかも?)の廃食油の入ったペットボトルを入れると、30ポイントをつけてくれるそうです。
 しかも、ポイントが溜まるとすぐ近くにあるJA直売店でお買い物が出来るのです。

 これが、中日新聞で紹介された記事の抜粋です↓

 天ぷら油などの廃食油を持ち込むと、農協(JA)店舗の
ギフト券に交換できるポイントがたまるのが特徴。

ステーションでは、廃食油1キロで30ポイント
が住民の持つ「エコカード」に加算される。
500ポイントたまると、同町のJA直売店「四季菜内部店」で500円分の
ギフト券に交換して、野菜などが購入できる。

ステーションには重さを量ってポイントを加算する自動処理機があり
廃食油はいつもで持ち込める。

回収した廃油は同県伊勢市の工場に運ばれ、環境に優しい
バイオ燃料に生まれ変わる


 この施設は市の設備ではなく、この施設のある地域住民が作る団体によるものなんだそうです。生涯学習の一環で始めたそうで、素晴らしいと思いませんか?
 最近注目のバイオ燃料が廃油で出来たら嬉しいですよね。


 この開発に当たっては三重大学の研究室が関わっているようで、看板に記載がありました。
 ただ集めるだけでなく、その代価が加わると言うのがとても画期的だと感じます。その方がたくさん集まって、実用化が進みやすいんでしょうね。
 ワタクシもこれからは固めるテンプルとかを買わないで、集めてこちらに回収していただこうと思います。