散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2011年2月のカクテル

2011年02月28日 22時34分37秒 | 飲み歩き
ずっと続けるか分からないが、毎月バーで飲んだものの総括をしていきたいと思う。

・カウントするのは広義のバーにおける飲んだものとする(宴会で飲むと、何杯飲んだか分からないため)。
・分類は適当。例えば、ブレンデッドもモルトもウィスキーに入れる。
・但し、ストレートとソーダ割りで別の飲み方になった場合は、別カウントとする。
・適当にリクエストして作ってもらったカクテルはオリジナルカクテルに分類する。しかし、飲む回数がある程度あって名前の付いたものは独立して数える。

といったところか。
時をさかのぼって1月末にも記事を投稿しておいたが、続いて2月である。

ウィスキー 4
ウィスキーソーダ 4
オリジナルカクテル 3
スモーキーマティーニ 3
ダーティーマティーニ 3
赤ワイン 2
アブサン 1
ウィスキー水割り 1
オールドパル 1
官能的なカクテル 1
コンプレックス 1
サンダークラップ 1
シャンゼリゼ 1
シャンハイカクテル 1
ジン 1
ジンフィズ 1
スティンガー 1
デコポンのマティーニ 1
ネグローニ 1
バーテンダー 1
ハーバードクーラー 1
ブラックベルベット 1
フレンチ75 1
ブロンクス 1
ベネット 1
ぺルノー 1
マティーニ 1
不明 1

引き続き、ウィスキーが強い。その次にオリジナルカクテル、マティーニ系統というのも変わりがない。一番下の不明というのは、何を飲んだのか記憶も、メモからも再現できなかったものだ。できれば不明というのは無くしていきたい。

20110227最近読んだ本

2011年02月27日 21時36分30秒 | 読書
■「HO 4月号」
昭和レトロな店の特集。しかし、4月号ってのは、感覚的に早すぎるな。

■「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎
ちょっと不思議なストーリーの短編集。飄々とした登場人物が多いのは好感が持てる。

■「柳生十兵衛秘剣考」高井忍
十兵衛は私も好きなキャラクターなのだが、人物描写には成功していると思う。剣術面でもなかなか工夫がされている。もちろんミステリーでもあるし、楽しめる作品だ。

■「日本国大崩壊」明石散人
この本においての日本政治家評は全くと言っていいほど当たってないのでは(再読)。

■「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
日本の首相が街中で爆弾によって暗殺された。すぐに犯人と思われる男の名前があがるが、本人には全く身に覚えがない。警察は銃を使い、逮捕というよりは、問答無用で口封じを狙っているかのようなのだ。よくある国家謀略ものかと思ったが、そこはかとないユーモア、また濡れ衣を着せられた主人公を助ける人たちとのかすかな交流。ある意味、青春小説の傑作と呼んでもいいかもしれない。面白かった。

以下、図書館の3冊。
■「普通の家族がいちばん怖い」岩村暢子
日本の家庭におけるクリスマス及び正月料理のアンケート&ヒアリング調査をまとめたもの。私も伝統行事をする方ではないが、あまりの無知さ加減に驚いたりのだが、対象者は同年代の主婦が多い。もう、既にこうなってしまったのだろう。

■「「飽きない」散歩術」出井邦子、「サライ」編集部
目的があっても散歩と言う人から、全く無目的の散歩と言う人まで、色々。

■「フォールアウト」フアン・ゴンザレス
世界貿易センタービル崩壊に伴う、粉塵・化学物質汚染の話。非常に恐ろしいのは、汚染そのものはもちろんだが、それについての情報が全く流れなかったことだ。先ほどのニュースでニュージーランド地震の現場にいる、テレビ朝日のアナウンサー氏がすごい声をしていたが、大丈夫だろうか。

20110227ギャラリー巡り

2011年02月27日 14時30分11秒 | ART
本日は彫刻美術館と宮の森美術館へ。



■彫刻美術館「裸婦像の魅力展」。1950年代から70年代にかけての裸婦像が展示されている。大体見たことがあるものが多いはずだが、久しぶりに時代を意識しながら見てみた。

1950年代の裸婦像は体に厚みがあってどっしりとした質感である。その反面、表情はほとんどなく、時には顔の部品をきちんと整えようともしていない。1970年代になると、体の動きで内面を表現しようとしているようだ。60年代は作品数が少ないせいもあって、あまり特徴的な傾向は見受けられなかった。

■「本郷新展-釣人抜海展-」。
「テンス鯛」:オレンジ、青、黄、緑、黒とカラフルな鯛である。
「鮭」:オレンジ、緑、藍、黄、赤という色彩。生の鮭の鱗の表現ということであろうか。
「いわし」:青、黄が混在し、これは脂ののった魚の表面の光に違いないだろう。
「燻製鰊」:これはぐっと渋い、いぶし色になっている。味に想像がつくなあ。





■宮の森美術館「森山大道写真展 ブエノスアイレス/サンパウロ」。北海道の写真は人がいないイメージだったのだが、今回の写真は人がとても多く写っているような気がする。海外の写真は実感が湧かないな(作品としてダメということではない)。




飲食不毛地帯

2011年02月27日 12時30分43秒 | 食べ歩き
大体、彫刻美術館と宮の森美術館には日曜日に行くのだが、その途中には意外と食べ物屋さんは少ない。そんな中、ちょっと前から気になっていた蕎麦屋「D」に初めて行ってみた。ちょうど12時くらい、既に店内は6割程度の客入りである。

注文はもり蕎麦、それを大盛りにしてもらった。ちょっと店構えの気配から、量が少なめなのではないかという予想をしたためである。

すぐにもり蕎麦は到着。ここはざるやセイロではなく、普通の器に入ってくる。でも大丈夫、水切れが悪いということはない。



早速食べてみると、なかなかしっかりした歯触りで蕎麦は良い。ツユはかなりしっかりした濃い目で、割と東京風と言えるだろう。蕎麦を全部漬けこまないで、下の方をつけるとちょうど良いぐあいだ。

ボリュームもしっかりあるため、満足。蕎麦湯を飲むと満腹になった。麺がかっちりしているので、これは暖かいつけ汁(鴨やキノコの汁がある)につけてみるのも良さそうな気がする。また、美術館に行くときに来よう。


2011年2月の一言

2011年02月26日 19時19分20秒 | Weblog
2月26日
・酒屋でオールボーとブードルスを購入。ブードルスはプレミアムジンじゃないものとしては、結構高いほうのジンだが、オールボーはそれより高いのね。
・久々にブードルスを飲んだら、やはり一般論としてはオールボーより美味しい。
・創元推理文庫の目録が出版されたのだが、何と5250円。いくらなんでも高いわい。

2月25日
・「バーテンダー」を見る。竹山は役柄としては悪くないのだが、シェーキングはもう少し練習してはどうか。

2月20日
・「アイアンマン」を見る。非科学的だが、男子の夢をかなえるバカ映画だね。

2月18日
・「バーテンダー」を見る。相変わらずだが、あの話とこの話を合体させて、上手いこと作ったなという感じがする。脚本のおかげなのか?

2月16日
・今日は反省して即帰宅。家でやきそば弁当を食べる。
・「相棒」を見る。火野正平が上手い。

2月15日
・なぜか異常に暴走してしまい、バー3軒。飲み過ぎた。
・あるバーでクーポンによる企画の営業があったそうだ。マスターは「あれは、ありえません」と憮然としていた。

2月12日
・雪まつりなど見ない。
・しかし今日は街中が満遍なく混雑していた。
・但し、ギャラリーには人があまりいない。

2月11日
・TV「バーテンダー」だが、葛原さんだけはキャストミスだ(俳優の方の頑張りは分かるが…)。
・あの若さでは、ミスターパーフェクトというより、主人公に嫉妬している変な人にしか見えない。

2月8日
・マンガ「バーテンダー」を読みなおしていると、猛烈にカクテルが飲みたくなってきた。ということで、アクアビット+レモンをロックで飲んでいる。明日も普通に仕事なので、そろそろ寝なくては。うまいこと、ちょうどアクアビットのボトルが空いた。実はもう一本あるけど…

2月7日
・「お試しかっ!」を見ていて、猛烈に緑のたぬきか、やきそば弁当を食べたくなってしまった。

2月6日
・パチンコ銭形平次のコマーシャルをやっているが、遠山金四郎か暴れん坊将軍でやって欲しかった…。
・遠山金四郎編。「金さんとやらが本当にいるんだったら、ここに連れてきてもらいやしょうか」と悪人がうそぶくと、「会いたかった、会いたかった、会いたかった、yeah!」で桜吹雪の金さん3連発。
・暴れん坊将軍編。「欲に目がくらんで、余の顔を見忘れたか!」で、「会いたかった、会いたかった、会いたかった、yeah!」と江戸城の上様の顔、3連発。
・「タモリ倶楽部」ひれ酒王決定戦は、ヒラメや鬼カサゴが参戦するも、フグの圧勝。そりゃそうか。

2月5日
・休みのため、ちょっと興奮して5時半起き。
・しかし、検査のため何も食べられない。もう腹減ってきた。
・ウィズユーカードの存廃は議論になっているが、ドニチカキップは誰も何も言わない。ウィズユーカード廃止はプレミア15%→10%になるだけだが、ドニチカは土日祝の外出に相当なインパクトがある。何とかして~。

2月4日
・明日に差しさわりがあるため、今日は禁酒。結構、議論で盛り上がったので、飲みに行きたかった…
・ドラマ「バーテンダー」を見る。ちょっと笑いそうになったり、水割りを作るシーンにハラハラしたが、貫地谷しほりが良かった(←何だそれ)。明日はバーでカクテルを飲もう。

2月3日
・今日はかなり節分の話題で盛り上がっていたなあ。皆さん豆まきをするのだろう。
・ちなみに私はうぐいす豆と旭豆とボンゴ豆が非常に好きだ。
・本日はワインを飲む。安い値段なのに「シャトー○○」と大仰なラベルである。

やっぱり飲みますけど

2011年02月26日 16時26分04秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本当はもう少し回ってもよいギャラリーがあったような気もするが、16時過ぎて力尽きた。札幌駅近くの立ち飲み「E」へ。

1杯目は生グレープフルーツサワー、つまみに定番ポテトサラダ。





2杯目は緑茶ハイ、つまみにハムカツ。



今日もいつもの感じで気軽に飲める。しかし、レジ横のカウンターには、相当大声になっているダメ常連オヤジがいるので(前回もいた)、近くに行くのはお勧めできない。札幌は立ち飲みの共通認識が確立していないから、ダメな人は本当にダメだ。

20110226ギャラリー巡り

2011年02月26日 15時35分49秒 | ART
本日は近美→市民→趣味の郷→ivory→ARTスペース201→さいとう→アリアンス→富士フイルム→大通→道新→時計台→たぴお→JR札幌駅の13か所。

■北海道立近代美術館「浮世絵細見」。浮世絵だけではなく、家財道具や着物、化粧道具なども併せて展示されていた。所蔵は伊達市開拓記念館、市立函館美術館、松前城資料館等で、なかなかこういう所に行けない人にとってはありがたい展示だ。

小紋見本パネル:いわゆる江戸小紋のいろんなパターンが貼ってあるもの。興味深い。
櫛:函館博物館からの出品だが、あまり櫛などに興味のない私でも、凝ったデザインなのは分かる。
江戸名所はんじもの:画によるはんじもの(とんち、だじゃれ)である。本の顔をした人と、鵜の顔をした人が碁をうっている図=本郷(本・碁・鵜)といった、脱力系のだじゃれ。

歌川国貞「金毘羅利生記 浄瑠璃 敵討之段」:函館市中央図書館からも浮世絵が何点かあったが、その中の仇討シリーズとでも言った作品である。太陽の光が線状にさし、パノラミックな作品。
雛人形、一式道具:台の上にずらっと並んだ46体の人形。
源氏物語貝あわせ 黒漆地葵紋金蒔絵貝桶:これを所蔵している伊達市開拓記念館は恐るべしというところだ。私も記念館には行ったことがあるのだが、東北から入植した所なので、昔の道具が多く残されている。多分、貝は53組あったと思う。

揚州周延「江戸風俗十二ヶ月揃」:各月のイベントを取り上げた、カラフルな風俗画。風景や人物の顔の描き方に、明らかに西洋絵画技法の影響がある。
歌川広重「東海道五十三次」:構図や内容を少し変えた「後版」というものらしい。確かに色彩の印象が私の思っているイメージと違うような気がする。

ということで、相当観覧には時間のかかる展覧会である。もう一度は行こう。

■市民ギャラリー「道都大学中島ゼミ展 版と型をめぐって」。色々な人の作品を一堂に見たが、先日の「作風が同じ傾向が強すぎる」という感想は半分撤回しておこう。それぞれの人は、それぞれの表現を試みているように思う。ただ、何となく道都カラーというのは、どうしても感じるのだが。

Becchi「砂の街に咲く花」:有機的なブロックをつないだような面白い形。色彩表現だけではなく、奇妙な形の追及は面白い。
Becchi「imo」:芋から咲く赤い花が印象的だ。
大泉力也「ここからでは2人が何をしているか見えない」:寂しい風景にも似た、心象的作品。
堀成美「アウトレット品」:白地の中に、ウサギの顔と赤・青の線だけで描いた胴体。ハッとする。

■趣味の郷「和田三造木版画 (昭和の職業)展」。素朴でいい版画だ。巡礼(←職業なのか)、蕎麦の出前持ち(30人前以上を一気に運んでいる)、踏切番、旗屋など、もうみない職業も多い。

ところで北海道画廊の社長さんに「ブログ見てます」「今日も飲むんですか?」等と言われる。当ブログを読んでいただいたようで、非常に気恥ずかしい。

■さいとうギャラリー「水戸麻記子絵画展」。
「ハムスターの系譜」:中国皇帝風であったり、田舎のばあちゃん風であったりするハムスターの肖像画。最初は笑ってしまったのだが、画の下に「2000~2002」等と書いてあったりするのを見て、「2年で死んじゃうんだ」としみじみとした気持ちになる。
「ペットもつらいのよ。そんなものよ」:やさぐれて煙草を吸う犬と、酒を前にした猫。共感度大。

今年の新作「萌え」シリーズは、どうも分からんのだよ。と書いておこう。

■時計台ギャラリー「2010年度北海道教育大学大学院美術教育専修修了制作展」「2010年度北海道教育大学芸術課程美術コース卒業制作展 第2部」。
高橋朋美「昇華」:念のこもった人物の顔。
井口未央「右眼/wordless/左眼」:メカ系少女イラストという感じもするが、上手い。

■JR札幌駅コンコース「世界名作劇場展」。ジオラマ、セル画の展示など。

肩に乗っているの、アメデオだった。



君のせいで、日本の農作物が…



ここで曲がかかっていたら涙ぐんでしまいそう。



■JR ARTBOX「村上知亜砂 Gloomy cocoons~陰鬱な繭~」。ドロドロしたかなりインパクトのある作品だけに、私以外の人も気が付いて見ていたようだった。あまりこれまでこのコーナーに気が付いた人を見たことがないので、ちょっと新鮮。



その他、北海道造形デザイン専門学校の卒業制作展、札幌市立大学デザイン学部の卒展もなかなか学生生活の成果がでた展示をしているようだった。

苦しい…

2011年02月26日 11時32分03秒 | 食べ歩き
ギャラリー巡りの途中で、昼食を取ろう。以前から一度行ってみようと思っていた食堂があったのだが、店頭のメニューを見ると、あまりお得感がない。そこでふと振り向くと、ラーメンと食事の「A」があったので、こちらに行ってみよう。



店に入り、餃子定食を注文。店のお母さんが「時間かかりますけど大丈夫ですか?」との声。待つことにはしたのだが、自分が一番目の客だし、何だか不思議である。

しかし、餃子が到着してその意味が分かった。ボリュームがあって、きっと焼くのに時間がかかるのだろう。写真じゃ今一つピンとこないかもしれないが、とても一口では食べられない餃子、ライスも何だか多めだ。



問題は味なのだが、サイズの大きさを十分に生かしており、たっぷりと入る肉・野菜から美味しいエキスがでてくる。皮もムッチリと厚めで、これは本腰を入れなくては、食べきれない。さらに、小鉢にほうれん草のおひたしがあり、こちらも写真からは分からないが、ちょっとした量があるのだ。



何とか食べきって、最後にまたデカい沢庵でフィニッシュ。もうぐうの音もでない。

2011年02月24日 23時35分56秒 | 飲み歩き・すすきの界隈

本日は会社の宴会。各種事情により19時スタートなので、何だか燃えつきかけているT君と私は先に出発。すすきののバー「GH」へ。ハイボール専門店なので、角ハイを飲む。レモンピールで風味づけされており、美味しい。

2杯目はストレートハイボール。これは氷の入らないハイボールだ。結構、強炭酸でパンチ力あり。ポテトサラダを頼むと、これが本体は柔らかめで、いぶりがっこで歯ごたえを出しているようで、悪くない。

店のお姉さんの地元トークに巻き込まれ、ギリギリの時間になってから宴会会場に移動。もつ鍋と馬肉の店「HZ」だ。食べたのは、大体以下のようなもの。

・前菜
・馬刺し3種…美味しい
・馬にぎり3種…すし飯と非常に合うね
・もつ鍋…もつは相当上質な感じ。プリプリしてた
・馬タタキ
・サラダ

飲み物はハイボール中心。なかなか良かった。

3軒目は誰かの紹介で、パブとスナックの間のような感じの店。ウィスキーベースの飲み物があったので、それを飲む。

相当酔って帰宅。次の日辛い…

※写真は何だかビルが気にいって撮影したみたい。

20110223最近読んだ本

2011年02月23日 07時30分35秒 | 読書
■「共和国の戦士2」スティーヴン・L・ケント
途中、巨大戦艦を破る作戦が登場するのだが、この作戦を持ちこんでしまうと、お互いどうにもならなくなってしまうのだ。どうするのだ、この先。

■「モジュールの秘密 ペリーローダン395」フランシス、フォルツ
謎の解明までもう一歩というところで、ここの所少し中だるみ状態。

■「プロレス文化」現代風俗研究会編
プロレスより前にあったプロ柔道の話、障害者プロレス、女子プロについて、プロレスの入場曲について等、さまざまなテーマに関する論文集。もう少し、試合そのものへの言及が欲しいような気がするが、面白かった。

以下、図書館の4冊。
■「京都てくてくはんなり散歩」伊藤まさこ
とりあえず、1年間住めばまずは満足できるかな? (再読)。

■「社内うつ」小杉正太郎
2003年にこういう本がすでに出ているのだった。読むだけでも状況認識の役には立つ。

■「「ちょいメタ」でも大丈夫」大櫛陽一
日本の腹囲、コレステロール、中性脂肪の基準は少しおかしいのではないかという本。確かにメタボリック症候群の診断項目の一つ腹囲は、男性より女性の方の基準値が大きいとは、誰が考えても変だろう。しかも、会社の健康診断の場でも、ちょっと怪しげなことがあった。実は測定する声が聞こえてしまった時があるのだが、続けざまに何人も「84.5センチです」と言われているのだ(基準値が85センチ)。何か故意の操作が行われていると、疑われても仕方あるまい。

■「私をうつにした職場」週刊ダイヤモンド編
自分がうつになりそうなわけでもないし、特に勉強しようという訳でもないのだが、基礎的な知識を習得しておく必要はあるのだ。

健康的も1日限り

2011年02月22日 23時11分19秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
昨日は仕事帰りに少し歩いて帰ったが、健康的なのも一日限りだ。

まずは時間調整のため、ギャラリー「C」へ。白ワインを1杯飲み、展示されている中から、ポストカード的なものを購入。ブログにコメントを頂いたショウジさん、ありがとうございました。円滑に購入することができました。



19時になり、大通のカキ料理店「H」へ。飲み物は白ワインでスタートしよう。通しはつぶ貝煮。ムッチリした歯ごたえだ。



食べ物は人数分の盛り合わせから、カキ1個分ずつ取り分ける。まずは生ガキ。スタートはここからだろう。



次は蒸しガキ。私は生よりも火が通って、うまみ成分が活性化した方が好きだ。



次はおつまみ的なカキチーズ。ちょうどワインが切れたので、すかさず2本目を注文。うーん、ワインに合うなあ。



次は加熱系4連発。まずは基本のカキフライ。



次は一番好きなカキステーキ。薄く衣をつけて醤油だれの味がするのだが、カキの味が分かりやすい。



相性ピッタリ、カキベーコン(写真なし)。ちょうどまたワインが切れたので、他の人たちはワインを待っているのだが、私は酒よりも料理の温度を優先。熱々に限るのではないか。



そしてカキ天ぷら。私にあたったのは海苔で巻いたやつ。美味しいけど、海苔の味が勝ってしまうなあ。



最後に変化球2連発。まずはカキ黄金焼き。これはソースに負けないカキの味がする。



カキのエスカルゴ風。これもソースが旨く、底に残ったソースと玉ねぎをパンに載せて食べる。



最後にもりそばでフィニッシュ。料理はちょっとずつだったが、さすがに満腹。



店を出るが、一人当たりワイン半本しか飲んでいないので、飲み足りない(←いいのか!?)。ということで、すすきのまで一人歩き、バー「N」へ。

マニアックな人やら観光のお客さんがいる中、1杯目は相談の結果ブロンクス。あまり自分では思いつかないカクテルである。ドライ気味に作ってもらったが、それでもしっかりコクがある。

2杯目はダーティーマティーニのオリーブ抜き。オリーブ浸出液の量が微妙だなあ。最初はちょうど良いかと思ったが、飲んでいるうちにもう少し入っている方が良い気がしてきた。

3杯目はブードルスとタリスカーのスモーキーマティーニ。Nさんがブードルスを仕入れ、マティーニに取り組んでいるそうなのだ。マティーニは未完成ということなので、強引にスモーキーマティーニを頼んでみたところ作ってくれた。ブードルスが強く、ややジン勝ちというところか。



タクシーで帰宅するも、道を知らない運転手さんで相当頭に来てしまった。普段通りの帰り道説明をしたのだが、この説明で分からないという運転手さんは初めてだよ!

いつもの日曜

2011年02月20日 14時10分23秒 | 食べ歩き
今日も割と早起き。適当にテレビを見たのち、昼食は二十四軒のビストロ「PE」へ。

前菜は右上から時計回りに、自家製ベーコンとほうれん草のキッシュ、春鰊のグジョネットと大根、滝川産合鴨のパテ、カリフラワーのミルクレープ。写真が相当ダメだったので、雰囲気だけでも…。



キッシュはちょうど良い塩味が効いている。春鰊は酸味がピリッとして、もう春の味かなという感じ。合鴨のパテはなぜこれを食べながら素面なのか、という重厚な味(赤ワインが飲みたい)。ミルクレープは食感が面白い一品だ。

続いて気になっていた今月の肉料理、仔羊フリカデルのカスタードグラタン。登場したお姿が、全く予想外であった。



まずは中心のハンバーグ状の所から食べる。しっかりした仔羊の歯ごたえ、肉汁がかなり出てくる。しかしそれが全くしつこくないのが、トマトソースと周囲のカスタードのおかげか。黄色の部分はカスタードと言っても、柔らかいオムレツ状態だ。グラタン皿で火を通したのに、全くかたくなっていないのは生クリームの効果だろうか。ちょっと珍しい感じのメニューで、ボリューム感も満点、美味かった。

最後にサヴァラン、ドライフルーツとカスタードのテリーヌ、パインのアイスクリーム、アールグレイのサブレにコーヒーでフィニッシュ。サヴァランはかなりラム酒の効いた大人の味で、これにパインが合うのは、私もカクテルで経験済みである。



この後、床屋さんに行き、図書館に立ち寄ってから帰宅。お腹がいっぱいで、天気も良いせいか眠くなってきた…

20110220最近読んだ本

2011年02月20日 07時09分46秒 | 読書
■「境界性パーソナリティ障害」岡田尊司
通常の状態(通常という定義も問題だが)から病気まで、その間にはグラデーションのように状態変化があるという話。

■「謎ジパング」明石散人
日本の謎解きをするのは良いのだが、小説仕立てであり、かつ途中で文献の怪しさを言ってしまっているのだから、お話レベルと思った方が良いだろう(再読)。

■「真説謎解き日本史」明石散人
歴史の真実はともかく、前H山総理評は合っているのでは(再読)。

以下、図書館の4冊。
■「リンボウ先生の<超>低脂肪なる生活」林望
なるほど、あまりにもまずそうで無理っぽい食生活ではないようだ。しかし、最近この人の本を見ると「センセイと呼ばれるほどの…」という言葉が浮かんでくる。

■「食べてはいけない加工食品の常識」石堂徹生
買い物の時に、ついその商品グループの中から一番安いものに流れてしまうことがある。安いものには理由があるという訳だ。

■「飲むな、飲ますな!」山本弘人
全てを気にしていると、もはや飲むものなし! まあ、あまり一種類の薬、飲み物に頼ることをやめるべきではあるだろう。

■「おいしいハンバーガーのこわい話」エリック・シュローサー、チャールズ・ウィルソン
私が最後にファストフード店のハンバーガーを食べたのは、12年前かなあ(しかもチキンバーガーだった)。食肉処理のすさまじい話は、日本の本ではここまで書かれないのではないだろうか。そういう意味合いでは、非常に興味深い本であった。