散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

札幌再発見 西18丁目

2001年01月30日 21時52分24秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
西18丁目付近の、アパートの2階のようなところに小さな看板が出ており、ずっと気になっている店があった。看板には「NIKKA BAR S」とある。まさかショットバーでもあるまいが、と思いつつ入ってみることにした。

おそるおそる入ってみると、ごく普通のスナック的店構え。お店にいたママに聞くと、「この界隈にスナックが無いから、始めたら流行るんじゃない」と言われて開店したとのこと。酒はニッカ製品が主流で、そこから看板を構えたらしい。

初めてのお客さんは必ず「看板が気になって来ました」って言いながらおそるおそる入ってくるそうで、私もまんまと同じ罠にはまったようだ。店はともかく、この場所にあるって心意気はなかなか。

旭川生まれのママとしばらく北国談義をし、ニッカウィスキーを飲む。

※現在もこの場所に店はあるのだが、名前が変わってしまっているようだ。同じ人がやっているのかどうかは分からない。

札幌再発見 西11丁目

2001年01月13日 22時46分40秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
この頃は、札幌市内のあまり行ったことのない地域に行き、歩いて探した飲み屋にいきなり入って見るということをやっていた。

***
夕方まで時間調整のため近代美術館で過ごし、その後本屋へ。やっと5時を過ぎたので、かねてより気になっていた西11丁目の
「やきとりI」へ。いかにもお父っつあん軍団が集っていそうな、古めかしい焼鳥屋である。

寒かったので(推定-10度)、熱燗と豚・つくね・手羽先を頼む。はっきり言って味は期待していなかったが(酒は予想通り)、焼鳥は旨い。炭火のおかげで外はパリッと、中はしっとりのセオリー通りで、特に手羽先がうまく焼けている。なかなか満足しつつ、軽く切り上げて次の店へ。

次も、散歩途中で見かけ、ちょっと雰囲気のある構えが気になっていた店。外には小さな暖簾に「Z」と言う店名、「エビスビールあります」の広告と「ひれ酒あります」のはり紙のみ(西12丁目)。早速入ってみると、カウンター10席+小上がりのこじんまりした店で、メニューに馬刺し・くさや・本日のお勧めなどがあり、期待できる雰囲気。やはり寒いので燗酒を頼むと、お通しはミニローストビーフ。

お店の人も、いきなり来た客をややいぶかしむ様子で、「この店入りにくくありませんでしたか?」と聞いてきた。確かに入りにくいが、お店の人に言われてもなあ。

主人もおかみさんも話ずきな感じなので、取りとめもなく天気の話などしながら、冷酒2合、しめさば、鯵の開きなどを頼む。魚類がお勧めらしく、確かに鯵の開きはスーパーで買う物に比べて身に弾力がある。お通しがローストビーフというのも、ポイントが高い。これは名店発見と言う感じだが、酒の値段がやや高いかな? しかし量はなみなみ1合ありそうだ。

北海道出身の主人はさておき、おかみさんは東京出身、北海道2年目とのことで、「寒さには参った。正直言って東京の方が暮らしいい」と言われてしまう。それはそうだろう。

こんな感じで2軒回ってみたが、惜しいのは異常寒波+場所・曜日(オフィス街のため土曜日はこうなのであろう)のせいか、2軒とも客が私ひとりだったことである。あまりに混んでいる店は嫌な物だが、空きすぎなのも困る。

やや飲み足りずに、「そういえば西28丁目にバーがあったなあ」と思い行ってみると、開いていない。土曜が定休日と言うこともなかろうが、間の悪いことである。力を落とし、宮の森のラーメン屋「H」へ。久しぶりにコクのある醤油ラーメンを食べて(最近、食堂のラーメンばかり食べていたため)、帰宅。