散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100430最近読んだ本

2010年04月30日 22時48分47秒 | 読書
風邪気味だったが一晩寝て、気合を込めて出撃!(5/1の早朝記す)

■「禅定の弓」椹野道流
すこーしパターン化してきたような気がする。主人公の師匠が以外に人間味があったのが、面白いくらい。

■「これがC級グルメのありったけ」小泉武夫
この人にしてあっけにとられるほどまずかったという2食。カレーとカツ丼を泣くなく食べたとか。食べきるのが偉い。

■「小川原脩展」
個人蔵、板橋区立美術館蔵の作品で初見のものがあった。

■「アードマン連結体」ナンシー・クレス
人間を人間のまま描くSF。安心して読めるのだが、それでも家族の病理がかいま見える。そういう話は必要ないのだが。

■「ブランコの向こうで」星新一
少年が他人の夢の中をめぐるという、かなりメルヘン的な作品。しかし、どんな夢の世界が現れるかというところに、星新一のアイディア出しのポイントがある(再読)。

以下、図書館の2冊。
■「水上勉の京都を歩く」蔵田敏明、宮武秀治
かなり辛気臭い。

■「藤沢周平と江戸を歩く」高橋敏夫、呉光生
電車に乗っている時がつかないが、下町って歩いていろいろなエリアに行けるのである。いつか存分に東京を歩く日も来るだろうか。

2010年4月の一言

2010年04月30日 22時16分32秒 | Weblog
4月30日
・とっくに9時を過ぎているのに「ここは女性と子供の安心車両ですよ」と注意された。
 バ○ア、うるせえ!
 (もちろん、注意書きを指さして、教えてあげましたよ。オホホホ)

4月25日
・飲み屋で独り言をつぶやき続ける人は、かなり惨めだ。
・”マーボー”豆腐くらい、一発変換しないものか。これ日本語だろう。

4月22日
・料理をするときに、鍋や布巾を潤沢に使えれば、かなり楽になるのだと思う。
 だけど料理番組じゃないので、洗うのは自分だ。
・ワイングラスをくるくる回すのは、最初だけにしておかないと、バカみたいだ。

4月18日
・坂本竜馬の熱狂的なファンが嫌だ
・タモリ倶楽部に登場した「パンデイロ」という楽器を扱うジョルジーニョ。
 只者ではないカッコよさだ。少しエロオヤジなのもイイ。
・ハッブル望遠鏡の番組を見たが、いや驚いた。
・朝出かける時、近所の子供に「こんにちは」とあいさつされた。少しいい気分だ。

20100429最近読んだ本

2010年04月29日 21時10分39秒 | 読書
■「ポスビの友 ペリーローダン375」マール、フランシス
ローダンついに銀河系へ戻る。しかし、ラール人との現状維持政策を取るアトランともめごとの予感。

■「麦酒泡之助的人生」椎名誠
かなり昔のエッセイが文庫本化されたが、あまり変わりない感じだ。

■「ホルモン奉行」角岡伸彦
札幌も最近はかなりホルモンが食べられるようになってきた。しかし国内産出量がそれほど増えていないらしいので、やっぱり外国産なのかな?

以下、図書館の5冊。
■「食堂車乗務員物語」宇都宮照信
食堂車勤務時代の思い出話。いやー、食堂車が憧れだった時代もあったなあ。という私は一度も入ったことがないのである。

■「ミステリーの現場」毎日新聞学芸部
横溝正史といえば岡山であり、岡山とは、さぞかし陰惨で暗い地域だと勘違いしていたのだが、気候も良いし日照時間も長いのだよなあ。結構、開明的な雰囲気もあったようだし、山奥の方が因習的だったということなのだろうか。

■「ひねくれアイテム」江坂遊
かなりの割合で、ストーリー中にどこか納得がいかない、または違和感が発生する。

■「晩夏のプレイボール」あさのあつこ
一度この作者の本を読んでみようと思っていた。短編全てが基本的には「イイ話」「青春ストーリー」なので、今の私にはリアリティがない。

■「幽霊法廷」赤川次郎
私は読まずに小説をけなすことをしないので、彼の作品も10冊くらいは読んだことがあるのだ。今回は割と近年の作品を1冊だけ読んでみた。突然の社長殺害事件に何か裏があるらしいと、再捜査が行われるが…。その謎にはかなり興味をひかれるのだが、ストーリーとしてはご都合主義以外の何物でもない。

休みの日の午後3時

2010年04月29日 16時57分12秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
しばらく前から狸小路にバールというか、一杯飲み屋ができて、15時から開店しているというのを聞いて、いつかは行ってみようと思っていたのである。祝日の今日、来てみたところ、間違いなくその「KI」は開いているようだ。こんな階段を上って店内へ。



おっと最初の客になってしまった。飲み物はホッピーも良いが…、キンミヤ焼酎の梅割りにしよう。東京の下町界隈では結構飲まれている飲み物だ。



つまみも少々。やはりメニュートップにある牛筋煮込みかな。



この煮込みは美味しい。牛筋のいろいろな部分が入っているし、塩味で甘味がないのであっさりしたシンプルな味がよく分かるのだ。

次はキンミヤ焼酎の葡萄割りだ。結構アルコール分は強いが、グラスがそれほど大きくないから、まあ大丈夫だろう。つまみにタコトンビの焼いたのを追加。





おお、タコトンビも美味しい。もっと乾燥したものかと思っていたが、色々な形のまだ半生の所を焼いてあるようだ。七味マヨネーズもピッタリだね。思わぬつまみのうまさで、梅割りをもう一杯飲んでしまい、結構酔って帰る。

これはなかなか楽しい店だと思う。またいつか来るであろう。


20100429ギャラリー巡り

2010年04月29日 14時47分31秒 | ART
祝日のギャラリー巡りは、近美→たぴお→ぱーとな→時計台→道新→大通→OYOYO→スカイホール→さいとう→三越の10か所。

■北海道立近代美術館「本願寺展」。第1室はかなりの混雑。後半の部屋は段々空いてくるので、ペース配分を考えてみるべし。

■プチレストランぱーとな「岡田綾子作品展」。昼飯を食べに立ち寄ったのだが、何点かいい感じの作品があった。一番良いと思った作品(女性の斜め後方からの図)が、たまたまハガキで入手できた。

■時計台ギャラリー「廣澤正俊遺作展」。活動の全盛期は私が画を見だす前のようである。あまり記憶になかったのだが、中々の力量と拝見した。

「メモリー」:作品が9つのパートに分割され、それぞれにほのぼのとした奇妙なものが描かれている。
「宙を越えて-追憶」:城砦都市とでもいうべきか、建物が実際にはあり得ないほどみっしりと存在している。

昭和の日

2010年04月29日 11時36分06秒 | 食べ歩き
今週末はちょっと札幌を離れる予定なので、祝日のギャラリー巡りである。祝日なので、行きたい店が開いているのかどうか、良く分からない。最初は「魚系だな」と思っていたのだが、結果として全く違う店に行くことになる。

画の展示もやっている「P」にて、ミートハンバーグスパゲッティを食べた。当初の思いとは全然違うではないかという話だが、結果的にこうなってしまったのだ。これにスープとグレープフルーツジュースがついて、クラシックな洋食という感じであった。




ゴールデンウィーク入り

2010年04月28日 21時15分36秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今年のゴールデンウィークは、普通30日は休みだろうという暦なのだが、残念ながら出勤することになってしまった。昨日のこともあり、祝日前の今日は一人、すすきののバー「n」へ。

1杯目はのどが渇いており、モスコミュール。生姜の刺激があって旨い。

2杯目はさまざまなお勧めボトルの中から、インヴァーゴードン43年熟成を注文。モルトではなくグレーンウィスキーなので、それほど高い値段ではないが、ちょっとびっくりの43年熟成である。ボトリングされたのが、私の生まれ年ということで、ついふらふらと頼んでしまった。



味はというと、やはりグレーン特有の香りはあるが、高いアルコール度数(51.6%)、熟成感でじっくり飲めるウィスキーだ。さらにここで、T氏から「モルトを足してみたら面白かったです」と、何とも誘惑的なお誘いが。

私は割と好んで飲むカリラを少しもらい、グレーンに数滴づつ足して飲んでみた。なるほど、これは今混ぜたとは思えない味がする。モルトの香りが加わっているのだが、単独で飲むのとは違い、いい感じにマイルドなグレーンウィスキー風味の奥から香りが立ちあがってくるのだ。味わいを感じながら、ブレンダーというのはたまらなく面白い職業なのだろうと、素人ながらに思ってしまった。

さて、最後はビクトリアンヴァット・ディスティラーズ・カスクで、マッカラン樽とカリラ樽仕上げの2種類だ。まあ、カリラ樽仕上げを飲もうかなと思っていたのだが、「ハーフで2種類どうですか」とこれまた嬉しいお誘いだ。



味なのだが、実は私には樽香があまり感じられなかった(味・香音痴だ…)。しかし、これはジンとして間違いなく相当に美味しい。どちらかを選べといわれると、やっぱりカリラ樽仕上げかなあ?

他にも飲みたいボトルがあったのだが、今日はこのくらいにしておこう。

※宿題
 VAT69のオールドボトル。

会社の飲み会

2010年04月27日 23時10分22秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
大変お世話になった会社の先輩が転勤することになり、その送別会&懇親会が開催された。1軒目は札幌駅の近くの居酒屋「I」へ。コースではなく頼んだので、あまり良く覚えていない。

飲み物はビール→ハイボール。
食べ物はイカ燻製のかき揚、地鶏盛り合わせ、エビチリ春巻、ゴボウフライ等。地鶏は半身焼が入っていて、これが相当ジューシーで美味しかった。

2軒目はS君、Iさんと近くの立ち飲み屋へ。札幌駅付近はバーが無いので迷ったのだが、立ち飲み&ホッピーが珍しいということで、喜んでもらえて良かった。

私は「飲みに行くなら一人がベスト」派なのだが、いろいろと理由があって、人と飲みに行かなければならない。必要でもあり、決して嫌という訳ではない。

帰り道、地下鉄の終点まで乗りこして、最終で戻る。

20100425最近読んだ本

2010年04月25日 21時32分18秒 | 読書
■「HO 6月号」
今年は函館に行くので、函館特集を思わず買ってしまう。バーはどこに行ったらいいのかな。屋台村にもバーがあるようだな。

■「東京せんべろ食堂」さくらいよしえ、せんべろ委員会
まあ、千円でベロベロになるまでは飲めないのだろうが、飲める食堂というのは素晴らしいものだ。東京の街をぶらついていると「お食事&酒」みたいな店は結構あるのだ。これまた、札幌には非常に少ない形態の店といえよう。

■「B-1グランプリ極ウマ完全ガイド」
甲府の蕎麦屋さんで、鶏モツ煮が当たり前にあるそうなのである。モツを食べてから、蕎麦でしめるそうなのだ。いいなあ。

■「明治・父・アメリカ」星新一
評伝「星新一」と共に読むと、面白さ倍増である(再読)。

以下、図書館の3冊。
■「「漱石の美術愛」推理ノート」新関公子
あまり夏目漱石の本を読んだことが無いのだが、かなり美術好きな模様。中でも青木繁を評価していたようなのだ。

■「欲深的香港の旅」譚璐美
何だか奥が深いねえ、香港。今は中国に復帰し、どうなっているかどうか分からないけど。

■「精神科医ミツルの妄想気分」香山リカ
奇妙な医者と患者ばかりがいる病院で、新卒のミツルは研修医勤めを始める。普通小説をあまり読まない私なのだが、これはまあまあ面白かった。読後に前向きな気持ちが残る。

反省

2010年04月25日 13時03分07秒 | 食べ歩き

最近、土曜日にやりすぎると日曜日は体がだるくて、非活動的になってしまう。本日も山の手の中華料理店「F」へ行き、図書館に立ち寄って帰宅。

食べたのは麻婆豆腐麺。この店は定食はボリュームが相当多いので、今日は麺類にしようと考えていた。で、二日酔いを吹っ飛ばすために辛いものを選択。麺は細めで上品な感じ。上に乗っている麻婆豆腐はかなり辛口で、スープが甘く感じられた。

今日のこの店は珍しく少し込んでいて、テーブル席3つがすべて埋まっていた。

く、くまちゃん

2010年04月24日 20時42分01秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は昨日に続いて、開店9周年を迎える「N」へ。1杯目はお店からのサービスで、赤ワインを頂く。まあ、今日は私も珍しく差し入れを持って行ったから良いか。



2杯目以降は好きなカクテルを頼もう。アクアビット+ロングモーン35年というやり過ぎなカクテル。ウィスキーの風味が弱過ぎず、強過ぎず。非常に完成度の高いカクテルだ。

今日の通しはいつもとは違い、料理的。



隣席に以前会話をした(確か)サホロから来ている人がいた。好印象だった方なので、私には珍しく話も弾む。ここで「N」さんから、木彫りのクマを紹介される。こ、これは、ま、まさかあの伝説の…(リンかけ調)。

そうなのである。銀座のバー「FS」から全国のバーを旅しているくまちゃんなのだ。サホロ氏も知っているそうで、2人であわてて写真を取ってしまった。この前は札幌最古のバー「Y」にいたとのこと。次、どこ行くんだろう。私も「東北あたり行きませんか」と打診されたが、しばらく旅に出る予定はない。



さて、3杯目はウィスキーベースの官能的なカクテル。グレンリベットナデューラを使って、かなりゴージャスな味わい。今日も好調である。

最後にマンハッタンでしめる。以前はドライマンハッタンの方を好んでいたのだが、今年のウィスキーカクテル攻めの中で、正調マンハッタンの良さ、再発見である。



お土産に宮崎産マンゴーを頂いてしまい、お祝いに行ったのやら何なのやら。今日はこのくらいで帰ることにしよう。


日が長くなってきた

2010年04月24日 18時00分47秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は17時過ぎに、すすきのの居酒屋「K」へ。開店5分後位に行ったのに、すでに客が7~8人いる。まずはビールとポテトサラダ。通しは辛いもやし。これで焼き物を待つ。



まずは豚串。ギリギリの塩加減、肉汁もたっぷり。



日本酒に切り替えると、サービスつまみの冷奴がついてくる。



続いてガツ。厚みのあるところが美味しい。



最後に鶏皮。脂分たっぷり、冷めないうちに食べなくては。



2本目の酒には浅漬けがついていた。





外に出るとまだ明るい。札幌もだんだん春めいてきた。

20100424ギャラリー巡り

2010年04月24日 16時00分52秒 | ART
本日はたぴお→時計台→道新→大通→CAI02→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース→プラニスホール→飲んだ後にNEW STARの11か所。

■CAI02「自分のためにアートを買いたい」。うーん、買えると言えば買えるけど、なかなか買えない。やはり金額面の問題だ。私は自分で大金を出して物を買うということがなくて、家電を除くとコート1万円が最も高い持ち物だったりする。

久野志乃「あさをのむ」:私が買うとしたらこれかな? 幸いなことに買い手がついていた。
船橋渚美子「羽壁」:昆虫の羽根がモザイク状に表現された、工芸的美しさを持つ作品。

■三越「春の版画セレクション」。有名画家の作品にはあまり興味が無いが、若手の作品は珍しく、ちょいと見る価値はある。

■プラニスホール「美しきバラと花々の祭典」。フランスの植物画家ルドゥーテの作品展。クラシックな図鑑の図版のような精密さと美しさである。点刻彫版法ということで、非常に細かく彫ってあるらしいが、年のせいか目の焦点が合わない。できれば虫めがねの貸し出しをして欲しかったな。

作品の雰囲気を把握すると、後は花の違いばっかりでさほど興味なし。只券を入手していたので、ラッキーだった。