散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

酒飲み旅 4日目

2000年02月24日 20時51分19秒 | 飲み歩き・東京
今日の朝食は洋食。食べるというよりはフルーツジュースが飲みたい。

午前中、またも八重洲ブックセンターへ。その後、皇居、平将門首塚を経て、郵便逓信博物館へ行ってみる。昔、切手収集をしていたので、展示は相当面白い。昼飯はさすがにつかれて、すぐそばにあった食堂で、豚汁定食。

さあ、最後は東京ステーションホテルのバー「K」だ。ホテル内にある昭和26年創業のクラシックなバーとあって、雰囲気も抜群。話に聞いた、電車に遅れないためわざと10分遅らせてあると言う時計も本当に遅れている。

1杯目ギムレット、2杯目マティーニを頼むと、俳優の山本太郎氏に似たバーマンが実に鮮やかな手際で作ってくれる。今回の旅行での最高手際賞をあげたい。(ちょっと元気がよすぎて、もう少しおとなしくてもいいような気もするが)。また、カクテルもなかなかのできであった。場所もいいし、また訪れたい店である。

以上で羽田空港へ移動。ハンバーグサンドを買って機内へ。千歳空港到着後はバスで札幌に向かう。

酒飲み旅 3日目

2000年02月23日 22時41分57秒 | 飲み歩き・東京
朝食は中華のバイキングで、おかゆ、焼売、春巻、大根もち、油条などを食べる。

その後、銀座1丁目から4丁目をくまなく歩いてから、八重洲ブックセンターへ。今回の旅行では11冊も本を買ってしまった。自宅から持っていくわけにはいかないし、途中で補給するのが一番だ。そのうち8冊は旅行中に読んでしまう。

昼食は日本橋の「T」。非常に有名な洋食屋である。安いが行列ができている1階を断念し、2階へ。外国人客や社用の人が多くてちょっとそわそわするが、名物小皿料理+グラスワイン赤を注文した。小皿料理の中身はカキフライ+ポテトサラダ、タンシチュー、牛ステーキ、クリームスープ、ホタテトマトソース、魚マリネ、サラダ、レバー煮、ごはん、漬け物、洋ナシのシャーベットと豪華なのである(値段もいい)。

国立西洋美術館に行くが、宗教画が多く残念(この頃は好みではなかったのだね)。やはり近代美術館の方がよかったか? (と、翌日行ったら工事中で閉館していた。)

夕方になり、銀座のおでん屋さん「O」本店へ。私より若い人もいて、まあまあ入りやすい。大根・玉子・つみいれ・キャベツ巻・豆腐・しのだまき・日本酒2。いわゆる関東風で、色が結構濃いが、私の口には合う。

続いて銀座のバー「L」へ。これまた古くからあるバーなのだ。ギムレット、ウィスキーソーダ(バランタイン)を飲むが、開店すぐのせいもあってか、全然かまってくれない。そそくさと店を出る。

最後に銀座のバー「C」を再訪。今日はサイドカー、ウィスキーソーダ2(オールド)、クール№2(オリジナルカクテル)を飲み、お店の人や、隣にいた北海道在住経験2年のお姉さんと話も弾む。また、再来店を約束して帰るが、はたして次回来るまで皆さんお元気だろうか? ぜひまたうかがいたい名店である。

***
この頃はバーに慣れてなかったなあ。また背伸びしているせいか、やけに店にいる客層が気になっているようだ。

酒飲み旅 2日目

2000年02月22日 22時34分28秒 | 飲み歩き・東京
昨日の飲み過ぎで、案の定、二日酔いだ。

午前中から東京国立博物館に行き、埴輪・銅鐸・法隆寺の仏像などに驚く。常設展示の観覧料420円をはるかに上回る価値がある。昼食は、敷地内の「US」。ポークカツ+ライスを食べる。その後、東洋館を見てから、国立科学博物館へ。非常に好きな博物館だが、二回目で特別展等をやっているわけではないので、まあそれなり。

夕方になり、新橋の立ち飲み「U」へ。10人も入れば一杯の店で、サラリーマンが飲んでいる。一番若い人でも45歳くらいであろうか、相当入りにくいが、入ってみると名店だった。

刺身の豊富なメニューから、鯨刺し・竹の子土佐煮とビール(群馬の地ビール)を頼む。このメニューだけで、なかなかの店であることがお分かり頂けるだろう。しかも、刺身のつまも丁寧で、出来上がりが素晴らしい。ただし、料理長が店長から「手が遅いねえ。君のせいでみんな何も食べずに待ってるよ」と言われている(嫌味な言い方ではないので、悪くない)。

2杯目に生スダチサワー。値段も安いし、札幌にあったら絶対常連になるなあ。

銀座に戻り、バー「S」。何とも雰囲気のあるビル(交詢社ビル)にある、クラシックなバー。ウィスキーソーダ(フェイマスグラウス)、マティーニ、アラスカと頼む。バーマンの手際はいいし、シャルトリューズが控えめなアラスカも美味しい。しかし、全然話しかけてこないので、沈黙の中すごす。こちらから話をしないと、会話をしようとはしないのかな?

酒飲み旅 1日目

2000年02月21日 22時25分11秒 | 飲み歩き・東京
これが記録に残っている、私の初めての東京酒飲み旅である。

***
午前中に東京へ移動。
喫茶店で時間をつぶしてから、神田「M」へ。店構えは非常に庶民的なそば屋だが、人気大で14時過ぎにやっと入れる。早速、焼き海苔、焼鳥、日本酒1を頼む。後でもりそば。焼鳥うまい。そばの量もそれなりにあり、良かった。

その後、銀座5丁目から8丁目をくまなく歩いた後、歩いて月島へ。銀座月島間は1.5キロはあっただろうか。結構遠い。

月島「K」へ。かつてマンガ「美味しんぼ」で山岡さんがフランスの三つ星シェフに「日本にも美味しい内臓料理があることを教えてやる」と言って連れていった店(ベタだが、かなりいい店なのだ)。

開店前から数人のおじさんが並んでいて、開店と同じにほぼ満員。近所の常連っぽい人・サラリーマンばかりで、かなり雰囲気的に入るのが苦しい(後に若いカップルも来て良かった)。

お店一押しの煮込み・まぐろかけ醤油と、もろきゅう・ビール・日本酒2を頼む。煮込みは驚くほど美味しい。私は大変な煮込み好きで、さらに洋食・フランス料理の煮込み料理も結構食べているが、現在この店が世界ランク1位だ。

銀座に戻り、バー「C」へ。5年前に一度行った事があり、その時点でバーテンダー氏が50・60・70代だったのだが、現在でも皆さん元気に仕事をされているようだ。一番年長のFさん(83歳)は、大変な有名な方で、戦後バー業界の生き字引と言ってもよい。その人と奥さん、妹さんに話しをしてもらいながら、マティーニ、ウィスキーソーダ2杯を飲む。

「最近銀座のバーも代替わりして、雰囲気が変わってねえ」と話をするFさんに推薦してもらった、銀座のバー「T」へ。店はなるほど、銀座のバーらしい重厚な感じの店である。マティーニを飲むが、相当酔っており、すぐホテルへ。

***
怖いもの知らずというか、我ながらよくやってるな。