散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2015年7月のカクテル

2015年07月31日 23時45分37秒 | 飲み歩き
カクテルの会も開催されたため、39杯。今月はミントジュレップが多かった。

オリジナル 10
ミントジュレップ 5
ウイスキー 4
ウイスキーソーダ割り 2
バーボンソーダ 1
オペラ座の怪人 1
ブラックベルベット 1
シャンゼリゼ 1
ヌーヴェルバーグ 1
エルカルヴァドール 1
ブルーブレーザー 1
ニコラシカ 1
アクアビットギムレットハイボール 1
テキーラギムレットミント 1
ウンダーベルグソーダ割り 1
スイカのソルティドッグ 1
カルヴァドス 1
モスコミュール 1
ニューヨーク 1
レディーズカクテル 1
白ワイン 1
ベリーニ 1
合計 39

カクテルの会

2015年07月31日 21時46分49秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は2カ月ぶりのカクテルの会。まずは飲んだものは以下。

1杯目:バーボンソーダ
2杯目:オペラ座の怪人
3杯目:ミントジュレップ
4杯目:ブラックベルベット
5杯目:シャンゼリゼ
6杯目:ヌーヴェルバーグ



7杯目:エルカルヴァドール
8杯目:ブルーブレーザー
9杯目:ニコラシカ

最後にニコラシカを飲むあたり、すさんだ私の心がお分かりいただけるだろうか。

食べたものは以下。

・スパイシーチキンと色々クルトンのサラダ → 野菜とチキンの取り合わせがいい。
・鶏つくねと長芋の香草パン粉焼き → 熱々



・焼き茄子と浅蜊貝の冷製カッペリーニ → ほぼそうめん。あっさり食べられた。

花火大会の影響か何か分からないが、いたって空いており、快適な2時間だった。行く前は「終わったらもう1軒行ってやる」と凶暴な気持ちになっていたが、飲み食いすると温和になり、そのまま帰る私であった。

2015年7月の一言

2015年07月29日 20時29分02秒 | Weblog
7月29日
・今日は外に出ようとした瞬間に豪雨。札幌でもゲリラ豪雨なのか?
・月、火と猛烈に忙しかったが、今日は比較的早帰り。
・先週末の東京~鎌倉紀行(出張なのだが)の記事を書き始める。

7月26日
・恐ろしい暑さの中、東京と鎌倉に行って来た。
・札幌に戻ってくると街角の温度計が25度だったのだが、どちらかというとひんやりしているように感じる。
・旅のレポートは次の週末かな?

7月22日
・今日は湿度が高かった。
・体感としては蒸し暑かったのだが、会社の冷房運転が温度しか基準にしていないため、なかなか入らなかった。
・焼そば弁当濃厚甘口を食べる。さほど、違和感なし。

 

7月21日
・体調は相変わらず悪くないが、今日の仕事はきつかった(長かった)。
・あまり雨には濡れずに帰宅。明日も雨か。

7月20日
・2日間やり過ぎたので、今日は大人しくしていた。
・体調は復活傾向。今週は忙しく、週末は札幌を離れる予定。
・地下鉄さっぽろ駅直結の今月できた立ち飲み屋は日曜日も開いていた。忘れないようにメモ。

7月18日
・2日連続の不節制のせいか、信じがたいほど体がだるい。
・軽めの朝食を取っているうちに少し体調が上向いてきた。

7月17日
・一転して暑い。今年の天候は不順だ。

7月16日
・6月の天候がたたり、同僚の家庭菜園は不調だとか。
・いつももらうインゲン、旨いんだけどな。

7月15日
・むしろ「寒い」という位にすら感じる。

7月12日
・大人として耐えられるぎりぎりまで伸びてから髪の毛を切るのはどうかと思い(これまでは、実はずっとそうしてきた)、少し早目に床屋に行く。
・くすみ書房の地下の店、全て閉店。4店中3店に行ったことがあるので、記録として残しておこう。



7月11日
・5時過ぎに起床。現在は好天。
・でも、そんなに暑くならなくていいんだけどなあ~
・札幌国際ビルに立ち飲み屋さんが開店。真昼間から飲めるらしい。



7月10日
・本日の自分は良くやったと思う。
・午前中、濃厚な打ち合わせ2連発。相当長時間しゃべった。
・午後は某会の首座というか講師という立場。何とか1時間半持たせた。
・その後、某イベントの様子を見に行き(これは見るだけ)、無事終了。
・今日は飲みに行ってもいいのではないかと思う。

7月5日
・何とか5時台に起床。朝食はマッサマンカレーだ。しかしこの名前を聞いたこともなかったマッサマンカレーだが、急に流行り出したね。



・7時過ぎに急速にねむくなってきて二度寝。夢の中で、遅刻して苦しむ夢を見る。
・本日はなかなかの好天で気温も高かった。これが昨日だったらなあ~。

7月4日
・昨日のダメージは深刻化せず、今朝も6時前に起きる。
・しかし天気は今一つだ。気温もあまり上がらない模様。さて、どうするか。

7月3日
・久しぶりに休みの日、5時前に目が覚める。
・よし、今のところは天気が良いみたい。

7月2日
・今日も天気は今一つだった。
・本日もいろいろあったが、まあ何とか終了。明日は久しぶりに休暇を取得(5月1日以来か)。

7月1日
・いよいよ7月に入るも、天気はさえないまま。もしかして今年の夏は来ない?

20150728最近読んだ本

2015年07月28日 23時18分23秒 | 読書
■「月世界小説」牧野修
まさに言葉で世界が変容していく様を描いた小説。これは傑作だ。

■「神様ゲーム」麻耶雄嵩

■「修羅の門 第弐門17」川原正敏
陸奥と戦うのは、海堂vs片山の勝者。はたしてどちらか。その試合が描かれそうにもないので、何となく説得力がなあ…

■「白の祝宴」森谷明子

■「酒場放浪記9」吉田類
鹿児島特集があったが、私の行った店は登場せず。残念。

■「時を紡ぐ少女」ジェニファー・アルビン
世界や人の命そのものを表現するという刺繍。それを紡ぎだす才能を主人公は認められるが…。こりゃファンタジーだなと思って期待せずに読み始めたが、意外や意外、相当面白かった。

■「宇宙軍士官学校8」鷹見一幸
新兵器をつぎつぎ投入してくる敵軍に防戦一方の防衛軍は? 主人公達は生き延びて地球を守れるのか?

今週は忙しかった

2015年07月28日 19時37分21秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
7月27日

お仕事で東京から来た人たちと仕事を終えて食事。21時半スタートなので、夕食と言うよりは夜食か。何とか24時を越えたあたりで終了し、タクシーで帰宅。

7月28日

2回ほどプレゼンを行い、もはや虫の息。全てを振り切って、すすきのへ。バー「N」に行ったところ、時々顔を合わせる常連氏がいたので、東京・鎌倉に行ったことや、その他の雑談。

1杯目はアクアビットギムレットハイボール。実にすっきり。



2杯目はフェルネブランカ+ズブロッカ+ブラックバルサム+マリーブリザールの苦いベリー系の味で。



3杯目はブルイックラディTHE LADDIE SIXTEEN。



ふー、幾分すっきりした。

灼熱の東京(18) エネルギー補給

2015年07月26日 18時27分24秒 | 食べ歩き
新千歳空港からJRで札幌、琴似と移動。降りてみると何となく肌寒い。これが大いなる錯覚で、後で道端の温度計を見たら、25度なのであった。36度の鎌倉、東京から帰ってくると、涼しく感じるのだ。

琴似の食堂「O」へ入り、ここはシンプルに四元豚のロースかつ定食でエネルギーを補給だ。



かつはなかなか厚みがあり、旨かった。



これにて、灼熱の東京・鎌倉旅は終了。途中で見かけた彫刻の類は別項で紹介することにしたい。

灼熱の東京(17) 武蔵

2015年07月26日 16時21分51秒 | ART
羽田空港に到着したが、気まぐれで第一ターミナルの方に降りてみたところ、第二ターミナルは果てしなく遠かった。連絡バスを発見し、移動する。



そして最後はここだ。

■羽田空港美術館ディスカバリーミュージアム「剣豪宮本武蔵の水墨画」。

本人の水墨画よりも、かの有名な二刀を持った武蔵像がいい。他には本人作の不動明王立像、達磨像等。永青文庫蔵の「五輪の書」も展示されていた。

 

疲れたが日曜日なので酒を飲まず、コーラで糖分を補給。帰りの飛行機も幸い空いており、無事千歳空港へ。

灼熱の東京(16) 蟹・蟹

2015年07月26日 13時07分08秒 | ART
さて、少し鎌倉の街を歩く。鳩サブレーの看板、そして鎌倉彫の店もあるようだ。鎌倉彫会館は入館料が必要だったので、パスしておいた。そんなに興味がないんだよね。

 

■吉兆庵美術館「これぞ超人技! 横浜真葛焼」。

「真葛窯蟹貼付水盤」:ワタリガニ風の大きな蟹がついたものは見たことがあるのだが、川蟹のような地味な感じの蟹がついた水盤。何となくこちらの方が好きだな。
「青海老釉彫刻海老図花瓶」:赤いイセエビがダイナミックに描かれた花瓶。色彩鮮やか。
「窯変洋紅釉香炉」:この真紅というか、赤紫の色彩の素晴らしさは何とも言えない。
「青磁釉睡蓮二翡翠灰器」:これは灰皿なのか? とても使えないよ。

この他、北大路魯山人の作品もあり、なかなか充実した展示であった。



 

■鏑木清隆記念美術館「清方の作品から学ぶ、日本画の描き方」。比較的小さい美術館。
「桜もみぢ」:旅の姉妹を描いた作品なのだが、キセルを持ったお姉さんが可愛らしいのである。
「一葉女史の墓」:こちらもお墓の前なのに、艶めかしい女性。やはり上手いね。

 

ここから小道を通り抜けて、鎌倉駅方面へ。

 

鎌倉の大仏、長谷寺にも行くことを想定していたのだが、時間の関係上断念。まあ、東京から比較的簡単に来ることができるのが分かったので、また機会もあるだろう。

鎌倉駅から横浜で乗り換えて、羽田空港へと向かう。

灼熱の東京(15) 鎌倉と言えば、なのか?

2015年07月26日 11時57分11秒 | 食べ歩き
再び鶴岡八幡宮を抜けて、メインの参道である若宮大路を歩く。しかし、道路の真ん中を補修中のため、全く風情がないのである。



さて、そろそろ腹が減ってきた。観光客も到着し始め、混雑が始まっているため、パッと目についた店「S」へ入って見よう。理由としては表の看板に「生しらす入りました」とあったからである。

店内に入ると、まだ11時台とあって先客3名。メニューを眺めて注文したのがしらす二色丼。やっぱりここまで押しているとシラスを食べてみたくなるよね。しかも生と釜揚げの2種類だ。注文品の全景はこんな感じ。



しらす二色丼、味噌汁、漬物、切干大根、ゴマ豆腐、デザートと言うセットである。卓上に醤油、ポン酢、もう一種類のタレがあり、生姜とタレを合わせてから丼の上にかけて下さいとのこと。どのタレがいいのか良く分からないが、とりあえずさっぱりしたポン酢にしてみた。どんぶりのアップは次だ。



2種類のしらすに大根おろし、ネギ、玉子焼き、キュウリ。そして少しだけ青海苔とトビッコが載っている。早速食べてみると、ご飯の上にしらすを乗せたような味だ(当たり前か)。まあ、私は静岡で生しらすを食べたこともあるので、予想通りの味であったということだ。



とりあえず、しばし休息を取り、もう少し美術館を見て回らなければならない。

灼熱の東京(14) 名建築

2015年07月26日 11時29分11秒 | ART
本日の第2メインイベントは神奈川県立近代美術館の鎌倉館、鎌倉別館巡りである。鎌倉館の方は耐震強度の問題で取り壊しになるという話もあったが、どうにか補強工事ができそうとのこと。恐らく近いうちに長期閉館になるのではあるまいか。

■神奈川県立近代美術館鎌倉館「鎌倉からはじまった。1951-2016」。かなり興味深い展示であった。
黒田清輝「逗子五景」:黒田のタッチが逗子の風景にピッタリ。
青木繁「真・善・美」:おお、こんなの書いていたのか。習作とのことで、これで大作を描いて欲しかったな。
坂本繁二郎「棕呂の見える風景」:淡い色は相変わらず。馬が出てこない作品を見たのは初めてか。

中川一政「静物(びん・白布)」:岸田や三岸も描いていた感じの卓上静物画。
関根正二「村岡みんの肖像」:超有名作品以外で関根の画を初めて見た。
牛島憲之「タンク」:私の大好きな牛島憲之。大変うれしい限りだ。

鷹山宇一「荒野の歌」:木の切り株に赤ちゃんがもぐり込もうとし、切り株の上にはカマキリが月光を浴びている。ヒプノシスを思わせる画風だ。

有名作家の作品が高橋由一、ワーグマンに始まり、浅井忠、藤島武二、有島生馬、中村彜、小出楢重、岸田劉生、須田国太郎、佐富勝蔵、村山槐多、鳥海青児、山口長男、香川泰男とこれでもかと並んでいる。見たことのない作品ばかりだったので、東京の国立博物館、近代美術館等に慣れて来た私も、初心に帰る良い機会であったように思う。

 

続いて強烈な暑さの中、10分ほど歩いて神奈川県立近代美術館鎌倉別館へ。

■神奈川県立近代美術館鎌倉別館「同 第二会場:版画の部」。
上野誠「牛市(薩摩)」:戯画チックな濃い顔である。
一原有徳「滴(2)」:そりゃあ一原さんの作品がなくては始まるまい。
加納光於「稲妻捕り PF-No.3」:色彩の中、白い稲妻が飛びまわる作品。

秀島由己男「風の船A」:紙風船に裸の人間が刺さって真っ暗な中を飛ぶという不思議作品。
柄澤齊「『死と変容』第1週 夜3.日触」:黒バックに黒い瞳の女性。不思議な顔の線。
李樺「真夜中の恐怖」:警察に踏み込まれるシーン。こんなの発表して大丈夫だったのか?

ピーテル・ブリューゲル「休息する兵士たち」:ブリューゲルらしい爽快な風景。
マックス・クリンガー「『手袋』II.行為」:これはあちこちで見かける作品だが、何とも言えない浮遊感がいいのだろう。
エドヴァルド・ムンク「二人の人物-孤独な人たち」:二人の間の微妙な距離感がいい。

マン・レイ「交響曲」:抽象版画。マン・レイがこういう作品を作っていたんだね。
ルフィーノ・タマヨ「夜曲」:夜空をバックに謎の黒い人物が手を振り上げるシーン。名古屋市美術館でこの人の作品を見たが、どこか気になるところがある。

鎌倉館、別館共に外に彫刻があったのだが、その辺は別途紹介することにしよう。

 

灼熱の東京(13) 鎌倉へ

2015年07月26日 10時14分50秒 | ART
さて、日曜日の朝だ。昨日は早めに寝たので、何とか体調は良好。朝食は復活後久しぶりのペヤングやきそばである。北海道にいると、どうしてもやきそば弁当を食べるからね。麺細め、ソースは比較的甘酸っぱい味である。

 

さて、本日は7時前にホテルを出発。早くも朝から暑い予感。



有楽町から横浜へ移動し、今回目指すのは初訪問となる鎌倉なのである。



電車に乗っている間は冷房もあり快適。無事に座ったまま鎌倉に到着。ぐんぐん気温は上がっている模様。



ピーク時は歩くことさえ難しくなるという小町通りを通って、まずは鶴岡八幡宮と向かう。さすがに9時前とあって、まだ歩く人もまばらである。

 

鶴岡八幡宮付近に到着。何やら巨大な木の根っこがあるが、平成22年に倒れた大銀杏らしい。



さて、本殿へ向かうと「自転車の乗り入れを禁止」する注意書きがある。いやー、この階段なら大丈夫じゃないか?

 

そして本殿への楼門は改修中なのであった。その横にある宝物殿を見に行くが、国宝のレプリカが沢山あった。

 

特に祈る習慣は無いため、石段を降り、鎌倉国宝館へ。こっちが今日のメインイベントなのである。

 

まずは平常展示「鎌倉の仏像」から。

「薬師三尊及び十二神将立像」:国宝館の中央に三尊、そしてその四方を固める十二神将の配置となっている。薬師如来が平安時代のもの。十二神将は戌神がプロレスの真壁選手のような悪くてイイ顔、寅神が今にも走りだしそうな前傾姿勢、子神が顔に色気のある男という感じ。こちらは江戸時代のものも混じっているため、同じ十二神将の中でも、かなり雰囲気に差がある。

以下は全て鎌倉時代の仏像。
「千手観音菩薩坐像」:建長寺。手がちゃんと揃っており、やっぱり千手観音はいいね。
「倶生神坐像」:円応寺。人の善悪を記録し、閻魔大王に伝える役目の人。いい顔している。
「地蔵菩薩立像」:寿福寺。石のような冷たいすっきり感がある仏像だ。
「須弥壇」:獅子と牡丹唐草の透かし彫りがされている。鎌倉彫の祖型ともいわれるものらしい。

続いて、平成26年度鎌倉市新指定文化財および新収蔵品。
狩野探幽「富士山図」:山の稜線が見事ななめらかさで描かれている。

観覧者は全体で5名ほど。静かに仏像を堪能できた。

灼熱の東京(12) 鰯で旨し

2015年07月25日 22時21分55秒 | 飲み歩き・東京
本日の2軒目は神田の立ち飲み「D」へ。鰯料理が豊富な店である。レモンサワーをもらい、いわしなめろうを注文。目の前で作ってくれたなめろうは、ちょっと濃いめの味が、汗をかいた所にピッタリだ。



2品目はシンプルに鰯煮付。タレが甘辛というよりは、かなりさっぱりした感じで、鰯そのものの味が良く分かる。



3品目は少し変化球で鰯つみれポン酢。これはかなり生々しく鰯の味がするつみれだが、ポン酢・ネギ・もみじおろしでさっぱりと食べられるのだ。



鰯料理はおおむね350円だから、お手軽な飲み屋でもあり、鰯料理を楽しめる店でもある。

今日はこの後、花火帰りの人でもありそうなので、そろそろ帰るとするか。ここでもまたつい歩いてしまい、今日は一日中乗り物に乗らずに歩き通した一日であった。

 

あまりにも食べていないので、帰りにコンビニで缶酎ハイとミニ冷やし中華を購入。



疲れていたせいか、缶酎ハイを半分以上残して眠ってしまったらしい。

灼熱の東京(11) ナイスバーで心安らぐ

2015年07月25日 18時45分03秒 | 飲み歩き・東京
さて、本日神田にやってきたのは、以前来たバーが土曜日は通常休みなのだが、今日は開店しているからである。ということで、バー「H」へ。よし、予定通り開いていた。先客は一人だ。

最初の一杯はこののどの渇きに効く奴、ジン+ジンジャーエール+ライムだ。くー、しびれるねえ。



2杯目は昨日飲みそびれたミントジュレップ。「バーボンはどうしましょうか」というので、ワイルドターキーレアブリードにしたところ、ことのほか旨かった。



3杯目はテキーラギムレットにミントの葉を入れてシェークしてもらったもの。かなり強めのミントが入荷したということで、香りがいい。

先客の話を聞くと、今日はどうやら隅田川の花火大会なのだそうだ。銀座のあたりもかなり混雑するとのことで、早目に帰ることにしようかなあ…。

4杯目はもう少しこの店にいたく、しかし限界も見えてきたためウンダーベルグのソーダ割り+レモンピールとしてみた。このさっぱりしたカクテルを飲みながら、「苦いのがお好きでしたらフェルネブランカがあるのですが」と出て来たのを見て、フェルネブランカ談義へ。

今年いろいろ試しているフェルネブランカカクテルの話をしておいた。ここは小ぢんまりして、なかなか楽しいバーなので、また来たいものである。



外はさすがにまだ明るい。


灼熱の東京(10) もう限界

2015年07月25日 17時01分10秒 | ART
本日4つ目の展覧会は三井記念美術館の「春信一番! 写楽二番!」である。東京駅周辺の展覧会が多かったため、結局全て歩いてきてしまった。外は暑く、美術館は寒く(と言っても20度強)、もはや限界である。

展示室の1と2は版画をかけるような壁になっていないので、工芸品が出品されていた。高瀬好山の「自在昆虫置物」、安藤録山の「染象牙果菜置物」などはいつ見ても素晴らしく楽しい作品。

鈴木春信「そうめん干し」:夏だなあ、白が涼しくていい。

どうやら本当に気力が尽きていたようで、これ以降感想メモが残っていない。フィラデルフィア美術館から主な出品者は鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、奥村政信、磯田湖龍斎、勝川春章、渓斎英泉、歌川国芳の作品が出品されていた。



さあ、力尽きた。またもほど近い、神田に歩いて移動しよう。

灼熱の東京(9) 見ごたえあり

2015年07月25日 15時04分56秒 | ART
3つ目の展覧会は、東京国立近代美術館の「NO MUSEUM,NO LIFE? これからの美術館辞典」というアルファベット順の美術に関連する用語に沿った、国立美術館コレクション展である。例えば、Aは「Art Museum」「Architecture」というテーマが掲げられている。

アンリ・ルソー「第22回アンデパンダン展への参加を呼びかける自由の女神」:おお、これここにあったんだ。なかなか良い作品だと思う。
アラヤー・ラートチャムルーンスック「ミレーの≪落ち穂拾い≫とタイの農民たち」:タイの農民たちがこの作品を見ながら、「きっとヤム芋を作っているに違いない」とか、実に自由なトークを繰り広げる面白作品。
スン・ユエン&ポン・ユー「I am here」:かなり生々しい人物像なので、来る人来る人ちょっと驚いていた。果たして彼は何を見ているのだろうか…



作者なし「額」:最初左側の穴をのぞき込んで「ああ、向こうの景色が作品に見えるわけね」と思って、反対側に行くと…。

 

自分の方が作品なのであった。

作者多数「裸体」:壁の一角に裸体画/ヌードが大集合。どれが誰の作品を当てるのも面白いかも。



デュシャン「泉」、他:こういう展覧会では欠かせないデュシャン。私がこれを見た感想は「あれ、この便器、本物の≪泉≫なんだっけ?」。レディメイドだから、どうでもいいはずなのだが。



なかなか見ごたえがあり、時間がすぎる。また常設展も駆け足で見ていこうと思ったが、戦後70年のせいか戦争画特集をやっており、ついつい見入ってしまった。そちらはまた項を改めて紹介することにしよう。

 

この建物、私は国立西洋美術館(←世界遺産に登録しようという動きがある)より好きだな。