散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

大衆的な店

2008年01月31日 20時06分02秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
久しぶりに「第3Mセンター」へ。普段はビールから入ることが多いのだが、さすがに寒い今日は燗酒だ。あまり愛想の良くないいつものおばちゃんが、酒をついでくれた。誤解のないように書いておくが、こういう店ではそっけない応対というのも悪いものではない。

つまみに玉子焼きを注文してみた。キャベツの付け合せに、多分玉子2個かなあ? オムレツと玉子焼きの中間的な形態である。食べてみると中心部は柔らかく、なかなかの火加減だ。

2杯目はいつものにごり酒、酒トバを注文。勘定は今日も千円以下だった。素敵な店だ。

今週は疲れないようにしよう

2008年01月29日 21時35分20秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ここ何週間か、週末になるころにはへとへとになっている。私は割りと仕事のペース作りが下手で、つい本気になってしまいグッタリするのだ。しかし、先は長い仕事だし、接する相手もいることだし、これは良くない。もっと意識的に疲れないように手を抜くことを考えよう。

ということで、会議の直後に飲みに行くことにした(行動は同じ)。しかも、会議では結構頭に血が上ってしまい、非常に疲れた(ダメじゃん)。

まあそれはそれとして、すすきののバー「N」へ。お、何度か見かけたことのある人が先客でいるな。最初の一杯は珍しくメニューを見てクオーターデッキ。

2杯目はボトルだけ見かけて気になっていたトリニティⅢにした。7年熟成、59.8度のカスクである。以前のボトルも出来は良かったと思うが、Ⅲはさらに良いのではないだろうか。思ったよりマイルドで熟成感があり、それでいてスモーキーさを十分楽しめるのだ。

続いて、先客氏のフレンチ75に触発され、フレンチ68。カルヴァドス+レモン+砂糖をシェイクして、シャンパンを満たすカクテルだ。こいつはカルヴァドスのせいで予想以上にフルーティーな感じになってしまった。もちろん美味しいのだが、ちょっと華やか過ぎるか。ジンを使ったフレンチ75ってのは、やはり凄いカクテルなのだと思う。

最後に「ダークラムでちょっとひねったやつを」とお願いし、ダークラム+ベネディクティン+シャルトリューズジョーヌのカクテルを飲んだ。これはシャルトリューズが結構効いて、複雑かつ強いカクテルであった。

いろいろスッキリして、帰宅。

20080128最近読んだ本

2008年01月28日 07時38分36秒 | 読書
「ミステリ12ヶ月」北村薫
良質な推理小説ガイドなのであるが、正直、読むべき本を人から教えてもらいたくないというのが私の本音である。試行錯誤して自分で身銭をきらないと、楽しくないのではないか。

「異能の画家伊藤若冲」狩野博幸、森村泰昌
若冲の彩色版画がちょっとまた見たことがないような作風なのである。見たいなあ。

「HO3月号」
今月の特集は「無敵の食堂めし」。中華ちらしは食べないといけないわ、食堂にも行きたいわ、大変である。

以下、図書館の5冊。
「東京便利帳」東京ご近所彷徨班
万人向けのため特に参考にならない。

「京都春秋」
また京都にはぜひ行きたいが、この本で紹介されているのはあまりに大人向け(私も年齢的には大人だが)なので、行きそうにない。

「添乗員の独り言」樋口進
新聞の週間コラムだったらしく、真面目な本として読めるがテーマが飛び飛びすぎる。

「一期一会の旅」福田秀夫
80歳を超える方の国内外、旅の思い出。パワーのある人だ。

「ぼくは旅に出た」杉山亮
突然家業を置いておいて、1ヶ月ほどの徒歩旅に出かけた人の話。気持は分からないこともないが、私ならもっと遊んじゃいそうだ。結構歩きが辛かったようだが、1日何キロ歩き続けれらるのか興味があるなあ(再読)。

蕎麦っ食い

2008年01月27日 13時11分02秒 | 食べ歩き
今日は図書館に行って帰りに蕎麦を食べて帰宅。図書館では現在「地理・地誌・紀行」の棚から借りているので、本の選択が楽だ。

蕎麦「W」では天ざるを食べてみた。この店では海苔の乗っていないセイロという、メニューがあるので天セイロにしたほうが良かったかも知れない(メニューには天ざるしかない)。

天ぷらは海老2本、ゴボウ、しいたけ、かぼちゃ。まずは海老天から。1本目は蕎麦つゆではなく塩で食べてみたが、かなり良いものを使っていると思う。ゴボウも香りの立つ野菜だから天ぷら向きだなあ。いずれも軽やかな揚がり具合でもたれない。



蕎麦は細め歯ごたえ良し。どちらかというと海苔の風味が感じられてしまうので、もう少し蕎麦が強い方がいい。後で気がついたのだが、田舎打ちも選べるようなので次回はそうしよう。つゆは東京風というべきかなあ。かなり濃厚な味付けだが、これはこれで良い。蕎麦湯でかなりのばしても良い香りがした。


ストレス発散の日

2008年01月26日 21時09分34秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
最近は平日が忙しすぎて大変だ。今日は存分にやろうと、小雪のちらつく中「KP」ホテルのバー「CV」へ(気温マイナス5度)。



いつもの飲み放題プランにして、おつまみは野菜ラタトゥユと牛モモのロースト。あまり北海道の人は牛肉を食べないような気がするのだが、かく言う私もそれ程食べない。そこで珍しくホテルの味を試してみたくなったのだが、これが実にうまいのである。肉は普通だと思うが、玉ねぎとニンニクを使いやや酸味のあるソースがとても美味しい。

カクテルは以下。
1杯目:ウィスキーソーダ
2杯目:ダークラム+コーヒーリキュール+グレイグース。大人のコーヒーカクテル。
3杯目:ラム+フランボワーズのロングカクテル
4杯目:マティーニ。ジンにボンベイサファイアを使ったせいか、体になじむ。
5杯目:ジン+カンパリ+シャルトリューズ。カンパリにオレンジピールがピッタリ。

バーテンダーKさんが、大阪にコンテストで行った時の話を聞く。「大阪はニガテだ」ということで二人の意見が一致。決して悪気ではないというか、好意だとおもうのだが、タクシーに乗ろうとしたところ「兄ちゃん、どこまで行くんや。そこやったら、こう行って、ああ行って…。歩いた方がええよ(嘘関西弁)」と乗せてくれなかったことがある。道には不案内だし暑いしで乗せて欲しかったのだが…。今回Kさんにも同様体験があったとのこと。
(↑これだけじゃ子供みたいだが、その他にも路上に人が寝ているのもあまり嬉しいものではない。しかもそれが横断歩道を遮るように寝ているとなると、なおさらだ)

結構酔っ払い、琴似に移動。二十四軒のビストロ「PE」へ。夜来るのは久しぶりだ。まずはアルザスの白ワインと生ハム+キウイのおつまみ。白ワインはドイツ的傾向だが、甘すぎず良い香りだ。

今日は単品注文にすることにして1品目はタコのソテー。タコが碁石のようにふくれて歯ごたえが良い。さらにソースが実に美味しいのだよなあ。この辺が自作するものとの大きな違いだ。



2品目は牛タンのグリエサラダ仕立て(メモってなかったので適当)。ザクッとした歯ごたえはサラダとも合うし、赤ワインとも合う。



最後にちょっとだけチーズを切り分けて(胡桃と合う)もらったが、赤ワインが無くなった。赤ワインの方が良い気もするが、グラッパにチェンジ。これがまた度数60度で気持ちよくなりつつ撃沈。楽しい1日であった。


20080126ギャラリー巡り

2008年01月26日 17時16分58秒 | ART
本日はコンチネンタル→紀伊国屋→富士フィルムフォトサロン→たぴお→時計台→北海道文学館→市民ギャラリー→札幌市写真ライブラリー→NHK→丸井→さいとう→三越→テンポラリーの13箇所。

■ギャラリーたぴお「たぴお所蔵版画展」。一原有徳、S.エイドリゲヴィチウス、和田裕子あたりの小品はぜひとも欲しくなるくらいだが、これを買いだしてはまた違う地獄に落ちてしまうのだろうと思う。やめておこう。

■時計台ギャラリー「立体展 ―作業着の女の子―」。吉成翔子「ぱっぱぱぱぱ」「しーん」はいずれも音を表現した作品。「ぱっぱぱぱぱ」の方は、アニメで花が咲いた瞬間の擬音が聞こえるよう。「しーん」の方は雪の結晶が静かに落ちた瞬間。実際は鉄の塊なので凄い音がしそうだ。

町嶋真寿「正方形のかたちをしてシャーレに採りだされた肉片みっつ」。ほぼ正6面体の作品が三つ。その三つを眺めるも良し、展示場全体の中心としてみるも良し。

「絵画・版画作品展」の方。小川千帆「黄色い灰色」。感情を押さえた表現が妙に気になる。武田章「かちくちゃん」。可愛らしいが「家畜は食べても良い」という欧米的概念への皮肉か? 村山聡「儚さの観念」。色彩感覚でコンチネンタルで出品していた作品を思い出した。これもなかなか良い。

干場清順「森・這いずる谺と音楽」。あふれ出るイメージを片っぱしから捕まえて、交錯する次元をものともせずに描いてしまった作品。スピード感が非常に感じられるのだが、どのくらいの速さで描いているのだろうか。

■北海道立文学館「THE LAND OF SNOW AND WIND」。いつもの通り中島公園を通って行こうとしたら、大変なことに(冒頭写真)。入場料が500円なのだが、文学館の入場料400円+100円だと思って諦めれば良いのかな。コンセプチュアルであることは分かるのだが。

さて文学館の400円にも辛いものがあるが、米坂ヒデノリの木彫2点と梁川剛一画の紙芝居があったのは収穫。梁川作品の「ウィリアム・テル」は洋風で良いが、「フランダースの犬」は泣けそうにない。

■市民ギャラリー「札幌大谷大学短期大学部美術科 第43回卒業制作展・第41回終了制作展・専攻科1年展・美術科1年展」(長い)。

・後藤志姫「F」。うつぶせになっているのは男性だろうか。考えさせられる作品。
・藪真菜美「比較」。このタイトルで豚と女性を描いている。妙にクールでうまい。
・渡邉ゆかり「通過点」。煙を上げる工場群の中、石造りのような女性が立ち、その胴体を赤い列車が通過している。なにやら象徴的。
・小林愛美「早起きの子くじら」。いかにも海中シーンに出てきそうな図柄であるが、色彩が落ち着いているし美しい。
・岡田まみ「化石」。卒業展頃の女性の工芸品・デザインは大体可愛らしくてむず痒くなるのだが、刃物や道具を恐竜に見立てて彩色した作品。これは面白いし、デザイン的にも良いものを感じる。
・中川夕樹「行進」。ほぼ似た二枚だが、上の作品は動物達が行進。下では奇怪な怪物に変貌した者たちが行進。
・高橋静香「虚像」。ほぼモノクロの廃墟画。雰囲気ある。
・折目桃子「garden」。私は過去、時計台ギャラリーの3人展、道展で折目作品に目をつけているようだ。やはり好みというものはあるのだな。

■丸井「三岸節子展」。水彩・グワッシュ等のあっさりしたもので1~200万。厚くガキッと描いたものは1千万以上。売れていたりするから怖い。

■三越「リアリズム絵画展」。デパートの展覧会を見ていると「売り画だしな」と理屈にならない理由であまり感興がわかない。しかしこれはなかなか良かったなあ。伊藤龍彦「冬の日」は窓外のしばれる樹木が良い。小木曽誠「時を刻む刻」は女性の目が印象的。権藤信隆「慕」はギリシャからヨーロッパアート調で面白い。

「児島新太郎油絵展」。女性が横向きか伏目がちでオリエンタル調。そこのワンパターンさが気になるのだが、間違いなくうまい。大したものだ。

※美術関係余話。
・近代美術館で片岡球子の回顧展をやるという話があるらしい。
・1/27の「新日曜美術館」で「松林図屏風」を取り上げていたが、これは実物を見ると間違いなく凄い。想像していたものをはるかに上回る(想像が貧困だという話も)。機会がある人はぜひ。

中華ちらし3

2008年01月26日 12時46分00秒 | 食べ歩き
今年に入ってはや3回目の中華ちらしである。マイナーな食べ物であることと、あまり特徴がないところが気に入った模様。

さて、今日の中華ちらしは今までで一番「肉野菜炒め丼」に近かった。決してまずいわけではないのだが、工夫が感じられないのだ。具は玉子、白菜、豚肉(細切りではない)、エビ、イカ、玉ねぎ、もやし、キクラゲ、紅しょうが。海鮮が入っているのには初めてお目にかかった。

20080125最近読んだ本

2008年01月25日 08時31分57秒 | 読書
「工作少年の日々」森博嗣
タイトルから思われるほど、彼の趣味の工作に偏ったわけではないエッセイ。

「魔女の隠れ里」はやみねかおる
ジュブナイル的な登場人物、書き方であるが、なかなか高度に本格的な推理小説。

「炎のバーテンダー4」モリ淳史
壮絶なほど竜頭蛇尾に終わる。打ち切りなのであろう。

「灰色の北壁」真保裕一
感謝・怖れ・恨み等の全人格が山という極限状態ではではむき出しになる。私自身は雪山に登るなどと言うことは考えれらないほど嫌だが、小説としては非常に面白いテーマである。

「母なる地球」アイザック・アシモフ
アシモフの初期の終わりという感じ。以降、フルタイムライターとしての活躍が始まる(再読)。

「さくらインテリーズ」戸梶圭太
本当にどうでもいい作品。

「ファウンデーションのかなたへ 上下」アイザック・アシモフ
よく出来た推理小説のように、再読して「なるほどこういう伏線であったか」ということを楽しめる作品。当然、初めて読んだ時はいい具合に謎めいているわけである。コンピュータ等のテクノロジーがかなり今風に進化しているのも見所。作品としては、ロボットものとの融合が開始したので、ここから盛り上がってくるのだ。

以下、図書館の1冊。
「世界大鉄道の旅」クリーブ・アンダーソン
鉄道の旅というよりも、ロシア・ブラジル・南アフリカの国に触れる旅物語は非常に面白い。

落ち着いて バー

2008年01月23日 21時23分13秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は仕事がらみで事務所でちょっと飲んだ後、これ幸いとバーに行くことにした。最近は忙しくてお金を使う暇があまりない。先日の試験合格の奨励金も入金されていたしなあ(15万円)。

ということで、開店から過去二回、他の人を連れてきたのでゆっくりマスターと話の出来なかった「n」へ。客は私一人、もう一人の従業員さんが家庭の事情で休みとあって、今日はマスター独占だな。

最初に今年のテーマ「ラム」のカクテル。ダークラム+ベルモット+スィートベルモット+コアントローのカクテル。ベルモットの風味に後から甘みが感じられる。2杯目もラムつながりでジャマイカマティーニ。

3杯目はブードルスがあるということなので、マティーニにしてみた。うーん、さすがである。強さを残しつつ飲み易い仕上がり、やはりマティーニはこうでなくてはいけない。マスターは氷の形状・大きさを色々試しているとの事で、今後さらに進化したマティーニが飲めるかもしれない。

相当酔って、ラーメンを食べて帰宅。翌朝、メモをみてラーメンを食べたことに気がついた。重症だな。

メモメモ

2008年01月22日 21時56分24秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
ちょっとだけ飲みに行ってきた。

ビール、焼酎。
刺身盛り合わせ、出し巻き玉子、鶏タタキ、板わさ、子持ち昆布。

など、メモ代わりに。

ところで一緒に行ったKさんだが、一日散歩キップの愛好家で、

札幌~滝川~富良野~美瑛~富良野~新得~新夕張~札幌
札幌~室蘭~長万部~ニセコ~小樽~札幌
札幌~新十津川~徒歩で滝川~札幌
札幌~岩見沢~苫小牧~札幌

の、四大ループ路線に全て乗っているそうだ。負けた…

今日もやりすぎた

2008年01月20日 02時05分25秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日はワイン会。誰が来るのか聞いていないのだが、初対面の人と素面で会うのが辛い。バー「C」に立ち寄って、ウィスキーソーダ、ラムベースのカクテル、ジャマイカマティーニの3杯。2杯目はラム+グランマニエ+ブランデー+レモンで甘みから酸味までバランスの良い味。マスターは「ベースの酒に甘みと酸味を加えると大体美味しいですよね」と謙遜気味のコメントだが、さすがの味である。

ということで、少々出来上がって二十四軒の「PE」へ。本日のワインは8or9本だったかな。まずは、前菜。大根のコンソメゼリーよせ、慈姑のキッシュ、牡蠣のクリームブリュレ。同席の方が口々に「牡蠣のやつ、美味しいよね」と言う。確かにこれは私にも印象深い味で、初めてこの店に来た時に食べたのを憶えている。海苔のソースというわずかな和風味がぐっと味を親しみやすいものにしている。



続いて、チーズフォンデュ。これは隣席の年配のご夫婦も「思っていたより食べやすいね」とご満足のよう。さらに生ハムのピザを食べ、本日のメイン馬のローストサラダ仕立て。もちろんこの間ずっとワインを飲みつづけ、かなり酔っ払ってきた。



さて、馬のローストだが、淡白な味ながらやっぱり馬肉特有の味がしっかりあるね。さりげなく、少ーし人より多く食べたかも知れない。最後にワインを飲み干すためにチーズが登場。嬉しいのう。



本日はプログレ話や新本格推理の話など、なぜかマニア話になってしまった。23時頃、帰れば良いのにカラオケへ。2時間限定だが、全然若い人とは選曲があわないのね。

20080119最近読んだ本

2008年01月19日 22時19分12秒 | 読書
「鋼球帝国 ペリーローダン343」フランシス、フォルツ
地球に戻れず新しい種族がどんどん登場。ストーリー発散中。

「旧宮殿にて」三雲岳斗
レオナルド・ダ・ヴィンチを探偵役にしながら現代風で読み易い。しかし「二つの鍵」はパズル的な論理性の傑作。

以下、図書館の6冊。
「大人の旅、味わいの旅東京」「同 京都」
値段の高い店が多すぎて私の参考にはならない。

「バスの屋根から世界が見える」下川裕治
不衛生、時間通りに走らない、道がメチャクチャなど、海外のバスでは絶対に旅は出来ない。

「世界の小さな旅路より」小林孝信
幅広く国や人々の想い出を書いており、中心テーマはない。そこをどう感じるか。

「飛鳥南極へ行く」青木由紀子、青木勝
優雅なクルーズ旅行に見えて、かなり疲れる旅であることは間違いない。

「ウイスキー通」土屋守
かなり最近の本なので近頃のウイスキー事情も良く分かる。こういう本が存在して、ディステラリー紹介がなされることも良いのだが、まずは飲まなくては。

20080119ギャラリー巡り

2008年01月19日 17時36分21秒 | ART
本日のギャラリー巡りは、アリアンスフランセーズ→近代美術館→三岸好太郎美術館→時計台→たぴお→大同→富士フィルムフォトサロン→道銀駅前支店→北海道環境サポートセンター→大丸→紀伊国屋→三越→さいとう→北海道画廊の14箇所。

■近代美術館「Born in HOKKAIDO」。ちょうどギャラリートークに出くわした。2回目の観覧なので、一緒に回ってみるがあまり得るものがない。

■三岸好太郎美術館「ブルー・グリーン・グレー-北方の色彩」。こちらはミニリサイタルに出くわしたが、ちょうど終わりかけのタイミングできちんと聞く事ができなかった。今回は「鷺宮風景」というのが新鮮。初見じゃないかもしれないけれども、あまり記憶がない。おおむね陰鬱な三岸風景画にあって、クリアな青い空が目にしみる。

■時計台ギャラリー「北翔大学大学院・研究生6人展」。画を見るのは3回目になると思うが、石川潤「生命の旋律」に目が行く。方法論は全く違うが、木原康行に近いものを感じるな。

■大同ギャラリー「New Point vol.5」。
・會田千夏「Train2008.1.16」:何となく緑のイメージが強いが、今回は真っ赤と白(確か赤を使った作品もあったような気もするが)。タイトルもこれまでにはない感じ。いろいろ試して欲しいものだ。
・前川アキ「風と歩く」:線が非常に可愛らしい。
・宮崎亨「道」:いつも絶望的な苦悩作品が多いが、今回は希望がさしている。
・水戸麻記子「やみへやみから」:奇怪な生物の乗ったパフェ。近日個展をやるようなので、楽しみである。
・橘内美貴子「魅惑のカポエイラ」:カポエイラのポーズを取る人がデザインされた染色作品。吹き出した。

■北海道環境サポートセンター「地球温暖化の目撃者 岩合光昭スペシャル」。氷が溶けてキラキラ光っているのがきれいだったりする。もちろん大問題なのだが。

■さいとうギャラリー「高山洋夫個展」。対になった作品が多くて、「竜虎相打つ」と言う言葉が頭に浮かぶ。「内海真治個展」。さまざまなオブジェの展覧会。私は陶板のレリーフに目が行った。単なるきれいなレリーフには全然興味がもてないのだが、断面が不ぞろいで色彩もつや消しなので、古代遺跡のようなイメージ。こちらでは先ほど三岸美術館でもお会いしたMさんと、本日2度目の出会い。お会いする時はお会いするもんです。

■北海道画廊「絵画大名行列」。木田金次郎の「ダリヤ之図」「バラ」が展示されている。確か岩内大火の前と後に描かれた作品なので、見比べてみるのも面白い。値段は380万円と400万円だったかな?

※写真は大丸デパートのサッポロカイギュウ展示。タキカワカイギュウと親戚なのね。

札幌でも

2008年01月19日 13時30分02秒 | 食べ歩き
帯広の名物「中華ちらし」であるが、札幌でも食べられる所があるようだ。先日、札幌駅付近の中華料理店のショーケースで発見したのだが、今日は狸小路のそば「K」へとやってきた。ネットで検索した所、この店の名前を発見したのである。



店内はかなり込んでいたが、無事に空きテーブルに案内されさっそく中華ちらしを注文。この店では「中華風ちらしかけご飯」という名前のようだ。やってきた皿を見ると、ほぼ予想通りのお姿であった。



豚肉と竹の子千切り、キクラゲ、青菜を甘辛味でいため、玉子(オムレツ状の固まりになっていた)とあわせてご飯の上に乗せられている。早速スプーンで一口。ふむ、先日帯広で食べたものよりややこってり、しっかりした味付けだ。スープも若干濃い目の味。この店はボリューム自慢(味ももちろんいける)だから、らしい味わいと言えるだろう。

わしわしとかき込んで腹一杯になった。隣のテーブルに座ったオジサンが、こともなげに「中華ちらし」と注文していたが、はたして帯広出身者であろうか、それともこの店の中華ちらしファンであろうか。

久々に早く帰る

2008年01月16日 22時08分01秒 | 飲み歩き・琴似界隈
最近は会議(仕事場からちょっと離れた所に会議室がある)を終えても仕事場に戻っていたりしたのだが、今日はそのまま帰ろう。琴似に移動し、バー「D」へ。

1杯目:ギンコー・ブレンデッドモルト(イチローズ)
2杯目:ラム+ウォッカ+シェリー+ブルーキュラソー
3杯目:イチローズモルト・ジャック・オブ・スペード
4杯目:フレッシュザクロのバカルディ

イチローズモルトはこれまでに出たボトルが、どうもドライに過ぎる気がしていたのだが、今回の2本はいずれも良いと思う。「ギンコー」はかなり甘い感じがするが、バランスよし。「ジャック・オブ・スペード」はまだ荒っぽさもあるが、濃厚なコクがある。

今年のテーマに沿って、マスターにラムのカクテルを所望。1杯目は微妙なブルーが美しい、シェリー&ラムの効いた味。4杯目はザクロ(いいザクロらしい)が効いて、バカルディとは思えないカクテル。

昨年マスターが東京に行った時のお勧め店の話を聞いて帰宅。今年はまだ東京に行く予定が一度もないが、何とか行きたいものだ。

晩飯を食べていなかったので、同じビルの一階「T」食堂へ。スーラー湯麺という酸っぱくて辛い麺を食べる。酸味はほどほどだが、辛味がかなり効いている。具が豆腐・豚肉・筍の細切りと、卵が溶き流しになっており豊富。ついついスープと共に全部食べてしまう。ホットな体で20分ほど歩いて帰宅。