散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

酒飲み旅2 3日目

2000年06月25日 20時16分12秒 | 飲み歩き・東京
飲み方が激しすぎるのか、体が弱っているのか、昨日はあまり飲めなかった。朝食は「Y」屋の納豆定食。こういうのを食べるのも数年ぶりか? 今日は、夜までいないので昼から飲もう(何だそれ)。

浅草の雷門を背にして、徒歩数分。ビル街にある、クラシックな蕎麦屋「Y」に到着。早速、酒+板わさで一杯。酒は樽の香りがする。板わさのわさびの香りがいい。とりあえず酒を一本飲んでから、もりを一枚。蕎麦の量が少ない東京でも、トップクラスの量の少なさか。まあ、次に行きたいところもあるからいいか。そばつゆの濃さも、トップクラスかな?

味は普通という感じだったが、ここもお店の人の感じが非常に良い。一人で暇そうな人にはスポーツ新聞を持ってきてくれる。

さて次は、浅草で昼から飲むと言ったらここしかあるまい、「K」バーである(バーと言うか食堂と言うか・・・)。この店には約5年前に来たことがあるのだが、その時は三階のやや上品なところに座ることになった。その当時から、ぜひ活気あふれる一階に座ってみたいと思っての再来店である。

札幌でもビアホールでは昼間っから酒を飲む人を見掛けるが、皆つつましやかに、どことなく恥ずかしげに飲んでいる。しかしここは開店と同時に酒飲みの天国と化し、客はエネルギー全開、ノーガード戦法だ。

私もとりあえずギネススタウトなど頼んでみたが、同じテーブルにはビールだけ、と言う控えめな人がいない。負けてはおれじ、と電気ブランオールド(アルコール度数40度)、電気ブラン(30度)を頼む。つまみは生ハム(ボリュームあり)。

最初の注文はレジで食券を購入。追加注文は座席でもできるのだが、盛大に並べている人が多い。私の斜め前のオヤジは、電気ブラン×4、グラスワイン×3、ビールを順に片づけているし、来る人、来る人、一杯しか頼んでいない人がいない(まあ、混雑しているので、追加注文が面倒なのかもしれない)。

相当に酔っ払いつつ、羽田空港へ。空港で暴走し、ビール、缶チューハイを飲んで帰宅。

酒飲み旅2 2日目

2000年06月24日 21時08分48秒 | 飲み歩き・東京
今日は久しぶりに神田神保町へ(社会人1年目以来かな)。本には興味があれど、古書には興味のない私。街並みをとりあえず眺めつつ散策。古典的な東京ラーメンを食べたく、本屋で地図を見ていってみるが見つからず、さんざん迷走したあげく、洋食の「S亭」へ。

「S亭」は小ぢんまりした外観だが、思ったより店内は広い。店のお母さんが席への案内や注文取りをしているが、非常に感じ良い。ロールキャベツ+ライスを食べるが、思ったより量が少ない(意外に腹も減っていた)。ご飯ものとして、オムライスかハヤシライスを食べればよかっただろうか。

夕方、銀座のバー「M」へ。ほぼ中心部にある、オープンカフェスタイルの立ち飲みバーである。バックバーをみる限り、ちゃんとした品揃えであった(何かエラソーな言い方だが)。ハードなものを飲むには時間が早いので、ジンリッキー、ウィスキーソーダを飲む。

この店のスタイルはいいし、ぜひ札幌にも欲しい。しかし常連中心の感ありだ。バーに常連はつき物なんだけれどオープンカフェスタイルなんだから、あまり幅をきかすような雰囲気にはして欲しくないなあ。

続いて銀座の居酒屋「S屋」へ。銀座2丁目と少し外れにあるが、それにしても店内に入ると「本当にここ銀座?」と疑いたくなるような、地味で静かな雰囲気。ビール、鳥豆腐、アジフライ、酒を頼む。鳥豆腐と言うのは、鳥のスープで作った湯豆腐+鶏肉入りなのだが、豆腐は適度な硬さ。鳥肉が柔かく、しかもエキスが抜けていない。スープもあっさり味で、全て飲めるし、想像以上の優れメニューだ。アジフライも2匹(4切れ)とボリュームがあり、出来立ての歯ごたえも申し分ない。

値段も安いし、いい店だなあ。この後、銀座のデパート食品売り場などを見物してからホテルへ。

酒飲み旅2 1日目

2000年06月23日 22時00分27秒 | 飲み歩き・東京
東京に出張したのだが、なぜか15時半に仕事が終了したとメモに残されている。一体私はどんな仕事で出張したのだろうか。

仕事が終り、神田のホテルに荷物を置いてすかさず出発。歩いていける範囲と言うことで目をつけていた居酒屋「M」。何しろ開店が明治38年とのことで、相当有名らしい。古い佇まいの戸を開けて中へ。居酒屋のような、食堂のような、昔の農家のような脈絡のない店内だが、思った以上に広い。見える範囲で座敷が3部屋もある。

早速、馬刺し、煮込み、御新香を頼んで、ビール。馬刺しは大好物。煮込みは一見牛丼の具のようだが、しっとりと脂がのっており地味な見た目の数倍うまい。さらに、酎ハイ(本当に焼酎+炭酸のみ)、酒、魚フライを追加注文。店の人がおっとりしていて、大変感じが良い。客も年配のサラリーマンが大部分だ。

2軒目はバー「KS」。神田にはいい居酒屋はあるが、バーの話を聞かない。この店は「M」から徒歩1分程で、入りやすそうだったので入って見たのだ。とりあえずギネスを頼む。ゆっくり飲んでいる間にメニューを見ると、それなりにシングルモルトを置いてあるようだ。そのメニューよりラガヴーリンの16年を注文。値段は良心的だと思う。札幌でもこれ以上の値段で出す店もあるだろう。

お店の人は、私と同年輩だろうか? しばし雑談するが、やけに空腹な二人組が来て、食べ物作りに忙しくなってきたため帰る。

ホテルでビールと日本酒。