散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090831最近読んだ本

2009年08月31日 20時05分16秒 | 読書
■「少年になり本を買うのだ」桜庭一樹
おっと、最近図書館で借りたばっかりの本であった(再読)。

■「手焼き煎餅の密室」谷原秋桜子
シリーズ3冊の前日譚の位置づけ。良くできている。

■「深夜食堂4」安倍夜郎
深夜に営業し、メニューが特にない食堂の話。非常に羨ましいような店であり、人間関係があるのだが、現在の私には夜中の活動は無理である。

以下、図書館の6冊。
■「江戸屋敷三○○藩いまむかし」
現在は庭園、公園、大学、名所ビルと色々活用されているのだ。

■「進化するグーグル」林信行
へー、「よいしょ」っと。

■「「かたち」の謎解き物語」宮崎興二
日本における図形の物語。△、□、○がどういう意味合いを持っているかについての本。

■「昭和お宝大図巻」
何もかも、ざっと懐かしく思い起こす。

■「韓VS日偽史ワールド」水野俊平
色々な理由(悪意、善意、無知、地域おこしのため…)に偽史が作成される模様。

■「江戸名所の謎」雲村俊慥
比較的分かりやすいポイントにおいて、面白い謎を提供してくれるまずまずの本。

20090830ギャラリー巡り

2009年08月30日 14時09分56秒 | ART
1か所だけなので、全然巡っていないのだが、最終日になってソクラテスのカフェでやっている「大本靖木版画展」を見てきた。

木版画、蔵書票、流木を使ったと思われる小さなオブジェ、と様々なタイプの作品が展示されていた。私のお気に入りは「ヤチボウズ」という木版画で、低い地平線のやや上に低い雲がかかり、陰鬱な空が画面の大部分をしめている。地味な色彩と図案で、それでも景色が目の前に浮かんでくるような作品なのだ。

1階の「K」書房が移転してしまうので、この地下の店もどうなるのか気になる(当面、カフェは継続するらしい)。

選挙に行かなくてはいけないけれども

2009年08月30日 13時00分22秒 | 食べ歩き
当然、選挙には行くわけだが、その直前に某党から「選挙に行かれましたか」と失礼極まりない電話があった。大きなお世話だ。しかもそれは選挙違反ぎりぎりではないか…。

まずは二十四軒のビストロ「PE」へ。今日は前菜と魚料理にしてみた。まず前菜は枝豆のキッシュ、イカと白いんげんのポピエット、クリームチーズのムースと自家製生ハム。

イカは色からみて分かるようにイカスミを使っているのだろう。さらに下にはイカゴロを使ったソースが敷かれており、イカ100%という感じだ。クリームチーズのムースは生ハムの塩分と合わせて食べるとちょうど良い。



続いて主菜は鯵とナスのムニエル。ソースはブールブランだが、赤っぽいところはワインの香りかなあ。鯵は旨みのしっかりした魚なので、間違いなく美味しい。焼きプチトマトを食べると、次第に味わいが変化していくようだ。



デザートは柔らかプリン、(何かの)ソルベ、(何かの)マシュマロ、抹茶のサブレ。筆記用具を持っていなかったので、メニュー名が脳の容量からオーバーしてしまった。プリンの甘み、ソルベの冷たさと酸味を味わってから、お菓子2品をコーヒーと合わせてみる。



今日も美味しく、その後、琴似商店街の行く末(←大げさ)に関する雑談。図書館によってから帰宅するが、前日のイベントのため腰痛発症。結構辛い。

20090829ギャラリー巡り

2009年08月29日 14時28分59秒 | ART
8月27日ラジオ&レコーズ。
本日は札幌市資料館→コンチネンタル→道新→時計台→STV北2条→大同→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋→スカイホール→さいとう→さっしん→三越の12か所。時間がなくなったため、いくつか行き残した。

■時計台ギャラリー「北海道二紀展」。全体的に見応えのある展覧会。

阿部正子「A・Ko・Ga・Re」:草の間に立つ小人を見るような作品だ。中空を魚が泳いでいる。
梅原賢伸「こだまする」:音楽を聴く今風の少年。
大沼清「彷徨Ⅰ」:落ち着いた静物画。味わいがある。

小笠原洋子「浮遊する船(いづこえ)Ⅰ」:廃墟の上に巨大な石の船。素晴らしいスケール感だ。
鎌田毅「夢の旅人」「旅人の夢」:夢に出てきそうな変なカーブが連続した建物。面白い。
久津間律子「melancholy」:向こうを向いて服を脱ぐ女性。メランコリックだ。

村上陽一「建築家の遺産Ⅰ」:独特の宗教画的おもむき。
笹森衣里「蟻のひつぎⅡ」:茶色の背景に青い炎を描いた抽象画。

■富士フィルムフォトサロン「仲間とつくる「組写真」コンテスト入賞作品発表展」。まったくどうにもならない作品もあったが、面白い企画だと思う。

金賞を取った「人生いろいろ」は桜井晴彦(チーム名失念)の、洋品店前で踊る人々が面白い。一体どういうシチュエーションなのであろうか。

山月会長野「フェイス」は木の節などを人の顔に見立てた作品だが、単純なものではない。かなりインパクトの強い表情を捉えているのだ。

体調を整える

2009年08月29日 12時23分13秒 | 食べ歩き

少し酒が抜けきらない土曜日。今日は多分辛いものを食べて、体に活を入れるのが良いだろう。ということで、大通の「C」で四川風坦々麺を食べる。想像より辛く、しかし無駄に辛すぎることなく、期待通りの効果が得られた。

その後は某所にて炭火を起こして焼肉を食べる。最後にサンマを焼いてみたところ、強い火力で上手く焼けた。


20090829最近読んだ本

2009年08月29日 07時31分42秒 | 読書
■「葡萄山司令部、陥落!?」鷹見一幸
シリーズをまとめ読みするならば良いのだが、少々単独で読むには説明不足の感あり。

■「おいしい店とのつきあい方」サカキシンイチロウ
予約から勘定まで、さらには常連になるまで、どうすればレストランとの関係をうまく構築できるかという本。すべてやろうとは思わないが、一読の価値はある(再読)。

■「さくら草」永井するみ
有名ブランドの服を着た少女が殺された。刑事二人組と洋服ブランドに勤める主人公それぞれが描かれ、ややポイントが分散がち。主人公の周囲の人物に疑いがかかるのだが、犯人は誰で狙いは何なのか? 

■「敵は海賊短篇版」神林長平
ほどよく楽しい短篇版。「戦闘妖精雪風」とのからみがある短篇は、非常に興味深い。

以下、図書館の3冊。
■「南京で本当は何が起こったのか」阿羅健一
これは大量虐殺否定側の本。私の感想は「実際見てないからなあ」。

■「エコノミスト歴史を読み解く」工藤晃
テーマが君が代、軍人勅諭、狂言とバラバラだが、1930年代のミッキーマウスの実像は興味深いと思う。不況で結構荒んだミッキーなのだ。

■「縄文都市国家の謎」井沢元彦
三内丸山遺跡のスケール感はすごいが、いまだに全貌が検証されていない模様。私も見に行ったことがあるのだが、「東北負けてない」という雄大な気持ちになること間違いなし。

何だかんだと週末

2009年08月28日 19時46分44秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
先週、先々週と行事があったのでどうも疲れ気味。今週末も一つ行事があるので、やれやれという感じだ。そんな週末、仕事終わりとともにすすきののバー「C」へ。

1杯目ウィスキーソーダ、2杯目白ワイン、3杯目スモーキーマティーニ、4杯目ギムレット。

この間マスターが「ウィスキーソーダ流行ってきましたね」と話をしていたが、私は10年近く飲んでいるので、付け焼刃のハイボールファンではないのだ。客がほかに居なかったので、随分いろいろ雑談して帰宅。程よく酔った。

ビール変更

2009年08月27日 18時44分34秒 | 飲み歩き・琴似界隈

本日は琴似に移動して「R&R」で早めの一杯。

飲み物はハートランド、ジンライム、マティーニロック×2。この店ではサッポロクラシックの他にエーデルピルス生を入れていたのだが、いかんせん知名度が低く、ハートランド生に切り替えたそうだ。エーデルピルスの苦みは捨てがたいのだが、ハートランドの良くできた感じも好きだ。

今日もいろいろ試してみた

2009年08月25日 21時09分18秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
会議が少々長引き、19時過ぎてからすすきののバー「N」へ。幸いなことに、お店は空いているようだった。1杯目はシーズンなのだろうか、またもや巨峰にしてみよう。巨峰+ジンで、私好みの直球なカクテルだ。

2杯目はカルヴァドス+クリームシェリー+シェリー+ポートワインの通称「官能的なカクテル」。今回はポートワインの赤い色が多めにでた仕上がりとなった。香り良く、複雑な味である。

3杯目はアクアビット+マールという強力なカクテル。少々2種類の酒の方向性が近いためか、味の幅に広がりがなかった気がする。「次回はグラッパで」とNさんが言っていたので、そちらも試してみることにしよう。

他の客がぼちぼち来だした所で、帰宅しよう。

20090824最近読んだ本

2009年08月24日 20時46分24秒 | 読書
■「あなたの人生の物語」テッド・チャン
極度に頭脳の働きを強化した二人の対決はどうなるのか。美醜が分からなくなる処置が実現すると、人間社会には何が起きるのか。非常に素晴らしいSF短編集である(再読)。

以下、図書館の5冊。
■「意外と知らない「社名」の話」瀬戸環
ウエシマコーヒーの謎、三菱鉛筆は三菱グループ? 日清食品と日清製粉の関係は…。なかなか面白い。

■「お墓の心配無用手元供養のすすめ」山崎譲二
いわゆる葬式の胡散臭さもあり、こういう方向を望む人は多いのだと思う。私はもちろん墓などなくても全く問題ないが、親が説得に応じるかどうかは別問題だろう。

■「戦前の日本」武田知弘
意外と文明的な日本に関心したり、やはり現代に生まれて良かったと思ったりと、色々思わせられる。薬物や格差の実情をみると、今も昔もそれほど違いはないか。

■「戦争への想像力」小森陽一
いずれの論も100対0で完勝(完敗)ということにはならないと思う。戦争が愚かな解決手段(解決できると思われている)であるのは、間違いない。

■「攘夷と護憲「歴史比較の日本原論」」井沢元彦
時代の流れと世界列強の力を認識できなかった攘夷論と、現実の他国を見ていない(無条件)護憲論は空論にすぎないという、筆者得意の歴史論。少なくとも、第9条と自衛隊の存在が相いれないことだけは、全員一致で賛成だろう。どちらを変えるかは、意見の分かれるところだが。

久々にタイカレー

2009年08月23日 13時04分44秒 | 食べ歩き
本日はどうしてもタイカレー気分になり、久々に琴似の「S」へ。最初に辛口ドレッシングのサラダ、トムヤムガイ。スープは以前は酸味が強い感じがしたが、今日は辛さの方を感じる。調子の悪い体が活性化してくる。



続いて豚肉、タケノコ、ナスと具がたっぷりのレッドカレー。ご飯もパラリとしていて美味しい。私が店を出るころ、タイ人のお客さんが来ていたが、本場の味に近いのかなあ? 良く分からないけれども、安定していていつも美味い店だ。




閉店91

2009年08月23日 12時58分15秒 | 写真館

琴似の有名ラーメン店「Y」が再開発の関係で閉店とか。ここにもまた大きなマンションでも立つのだろうか(もう飽和状態だと思うが)。

琴似界隈ではここより古い有名ラーメン店も複数あるが、現在のラーメン激戦区となったのはこの店のおかげのような気がする。最近は行列もできていなかったけれども、お疲れさまという感じだ。