散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20071031伊東-東京-札幌

2007年10月31日 21時36分26秒 | Weblog
昨日やりすぎたせいで、温泉にも入れず(伊東に来ておきながら)、想像を絶する二日酔い。朝食では名物の鯵の干物が出たが、それを少々と味噌汁に口をつけるだけ。

ところでこの研修所なのだが、伊東駅前から山に登った所にあり、市街地を見下ろせる風光明媚なところにあるのだ(冒頭写真)。

昼飯はまたレストランのビーフカレー、シーフードサラダ、フルーツ。これは何とか食べきったが、その後、全く胃が活動せずに重苦しい雰囲気に。

研修が終了しタクシーで伊東駅へ。コンビニで地ビールを買い、踊り子号で品川へ。夕方になっても何か食べる気も全くせず、そのまま札幌へ。自宅に帰ってしじみスープに素麺を入れて食べる。やや落ち着いた。

とても竜頭蛇尾な旅であったなあ。

20071030伊東

2007年10月30日 23時30分51秒 | Weblog
結局、伊東に到着してしまうと研修だけなので、それ程書くこともないし、写真も撮っていない。

夕食は研修所にレストランが付いており、結構な洋食のコース。

・前菜3種(スモークサーモン、鴨、鯵)
・オニオングラタンスープ
・秋鮭とホタテのポワレ、香草ソース
・伊豆磯打ち麺(口直し)
・牛ヒレ和風ステーキ
・サラダ
・抹茶ババロアとフルーツ

飲み物は、伊豆の地ビール、赤・白ワイン(grand vin)、日本酒2種。もう大変なほど飲んでしまった。夕食終了後、談話室で歓談となるのだが、ここにまたバーカウンターがあるのだ。22時までサービスの人がいるのでカクテルを作ってもらったのだが、それ以降は基本的に宿泊者におまかせ、やり放題なのである。

私はカクテルはプロが作るものと思っており、いまだかつて作った事がないのだが、ここまで用意が整っていてはやるしかあるまい。グラスに氷を入れてステアして冷やし、以下のカクテルを作った。

・マティーニ(ステアが全く上手くできない)
・ウィスキー+チェリーブランデー+レモン
・ウィスキー+スロージン
・ブランデー+何か
・カルヴァドス+何か

そして全部自分で飲む。ああ・・・(記憶の途切れていく時の声)。

20071030東京-伊東

2007年10月30日 13時14分53秒 | ART
タイトルの通り、今回の出張は伊東が目的地なのであった。朝の東京から13時頃に伊東に到着すれば良いとなると、しばしの時間がある。やはり美術館に行くしかないではないか(朝から飲むって考え方もないことはないが・・・)。

私はしばらく前から、朝から1時間いったいどの美術館のどの展覧会に行こうかと迷っていた。もちろん一見地味でも良い展覧会もあるのだが、やはり国立新美術館の「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」か、東京国立博物館の「大徳川展」か・・・。迷った末の結論は国立西洋美術館の「ムンク展」である。場所と開館時間と好みをあわせた結果である。

ちょっと早くついたので、上野公園を散策。結構、その筋(どの筋?)では有名な上野大仏を初めてみた。



いよいよムンク展開始。なんだかんだで数人目に展示会場に入場。第一室は込んでいたが、第二室以降は無人の展示会場を行く感じだ。今回の展覧会はムンク作品の「装飾性」に着目しているとのことで、実はあまり期待していなかったのだが、結構な油彩の大作が出品されている。




「橋の上の女性たち」:一般的に陰鬱な色彩の作品が多いムンクには珍しく、妙にカラフルな作品。紫色が多いところが、不安な感じをかきたてる。
「不安」「絶望」:「叫び」とあわせて3部作と言いたくなるような作品。炎が流れているかのような空に着目。
「生命のダンス」:青年期・壮年期・老年期の女性を書いた有名な作品。「i」の字にも似た月光が特徴的。
「声/夏の夜」:ムンクの描く女性は、時に顔がなくても美女に決まっているのだ。
「星月夜1」:これはまたゴッホの星空とは違う不安感。
「病める子ども」:同じタイトルの版画が道立近代美術館にもあるが、かなり大作の油彩。色彩がある分、かすかに救いが感じられる。
「浜辺の人魚」:これまた変な作品で、海辺の向こうの方には普通の女性も描かれているのだ。
「浜辺の若者たち」:魂のない人々が浜辺に集っている。

なんとも言えない不安感、微妙な感じがムンクたる所以だと思う。しばらくの間ほとんど他の人がいないせいもあり、見ているうちに何だか胸が締め付けられるような気がしてくる。



ところが、オスロ市庁舎のための壁画プロジェクトでは、ごく普通の労働者の画が描かれており、これは全くつまらないのだ。やはり幻想の画家たるムンクには、どうしようもなく不安な作品を描いてもらいたいものである。

それからものすごい駆け足で常設展を見る。「アヒルの子」ミレイ、「ラ・シエスタ、スペインの思い出」ギュスターヴ・ドレが目に付いた。

本当に来てよかったとの満足感と共に、東京駅に移動。スーパービュー踊り子号に乗り込んで、伊東へと出発。



車内で昼食時間をむかえ、ポールボキューズのサンドイッチを食べる。ハム・カニ・チーズなどが入っており、まあまあ旨い。



山側に座っていたため、海沿いの景色を見ることができず、伊東に到着。駅前にはやしの木。さすが温暖な土地である。



伊東には「ジュディオング記念館」があるらしい。ファンの方はぜひ。


20071029東京

2007年10月29日 22時00分00秒 | 飲み歩き・東京
今年はもう東京に来ることはあるまいと思っていたが、突然出張が決まってしまった(出張先は明日の記事に書く)。集合時間は昼過ぎなので、当日朝出発すればかろうじて到着するのだが、会社から東京前泊のお許しがでた。

というわけで、18時頃新橋に到着。銀座のホテルにチェックインして、今日は新橋に繰り出すことにしよう。新橋の結構南側まで移動し、最近割と来ているバー「G」へ。今日の東京は暖かく(最高気温26度)、路面店である「G」は扉が全開になっており、開放的な雰囲気だ。

何しろ暖かいというよりは、暑い。最初にシャンパン+ジン+パイナップルジュース=ジュビリーフィズという喉を潤すカクテルを頼んでみた。この店、月のお勧めカクテルが数種類あり、その中には幾つか興味引かれるものがある。

パインの風味で喉の渇きを止め、次はガッシリした味のハンターを注文してみた。ベースのウィスキーにエヴァンウィリアムスを使っており、中々パワフルな味である。

3杯目は「同系統の強いカクテルを」と注文し、エヴァンウィリアムス+スロージン=ブラックホークというカクテルだ。これはスロージンの甘酸っぱさが仄かにして、今日の私にはハンターより好感が持てる。バーテンダーH氏に「スロージンを使ったカクテルというのはもっとあっても良いですよね」などと分かったような口をきいて、「そろそろオヤジ店に行ってみます」と「G」を出た。

次はオヤジの聖地・新橋駅前ビルの立ち飲み「GS」である。この店「G」という店の姉妹店なのだが、ちょっと店の兄ちゃんがだらしない感じで、「G」の方が良かったかな。梅サワーとおから、肉豆腐。つまみは旨い。



さて次はどうするかなあと考えたが、そうだ! このビルの2階に有名なビーフン専門店「A」があるはずだ。2階に上がると、クラシックな中華料理店風の店がすぐに見つかった。カウンターの端に腰を下ろす。



メニューには焼きビーフン数種、汁ビーフン数種、他に一般的な中華料理もあるようだ。私は豚肉の焼きビーフンと紹興酒を頼んでみた。すぐに来たビーフンがこれだ。



そのまま食べると、脂とスープが回っているが淡い味。目の前にニンニク醤油があり、それをかけろと書いてあるので、早速試してみた。なるほど、これはニンニクの風味がパンチを加えて、実にうまいものである。豚ロースの煮込んだもの(かなり大きい)が載っているのだが、これが柔らかく味付けが絶妙。こいつをつまんで紹興酒をやると、こりゃたまらないな。

落ち着いて周囲を見ると、オヤジ集団ばかり。確かにこれは数人で数種類のビーフンを頼んで、分けて食べたい所である。一人の私は、一皿で満腹だ。ちょっと残念。



腹は満ちたが、もう少し飲みたいところだ。新橋の立ち飲み洋酒バー「D」へ。



ここは安い価格で気軽に洋酒が飲める。まずはグレンキース10年を注文。あまり味が分からなくなってきたなあ。2杯目はグレンリベットのハイボールだ。この辺にしておいた方が良いのだろうなあ、とホテルに戻る。


20071028最近読んだ本

2007年10月28日 22時03分19秒 | 読書
「臨場」横山秀夫
べらんめいで妥協を許さない検視官が事件を解く。周囲への影響力もある主人公で久々に横山作品で満足。

「犯人に告ぐ 上下」雫井脩介
こういうのがリアリティであるならば、不要だな。

「ライト・グッドバイ」東直己
絶対犯人だと分かっており、絶対に酒を呑みたくない下品な男と探偵の「俺」がからむ。全くお疲れさま。

「時砂の王」小川一水
謎の機械生命体が人類絶滅を狙う。追い込まれた人類は時間を遡り過去に敵を倒す手段を求めるが・・・。まあ、見ての通りの話である。直球SFで悪くない。

「仏像ロック」みうらじゅん
仏像をロックスターに見立てて、憧れを述べる本。何買ってるんだ。

「新世紀「謎」倶楽部」
再読。

「風の歌、星の口笛」村崎友
文章構造が分かりにくいが、トリックはすぐ分かるSF推理小説。

「生首に聞いてみろ」法月綸太郎
正統派の推理小説ながら、かなり救いがないストーリー。かつて「ふたたび赤い悪夢」で絶体絶命状況から依頼人を守ったのに・・・

日曜日の散歩

2007年10月28日 14時09分55秒 | 食べ歩き
来週は月曜日から水曜日まで出張。どこに行ったかは、後日記事を見ていただきたい。今週末はおとなし目に過ごしてみた。

まず古本屋「B」へ。先日も書いたのだが、今日閉店を迎えるのだ。店に行ってみると、普段見ないような人々で大混雑。来なくていいのに。デパートの閉店等がTV中継されるのを見ていると、サヨナラセールは必ず大混雑になる。店の人も「お前ら、普段から来いよ!」と思っているに違いない。私はこの店には最低週1回、その昔は週5回くらい来ていたから、そういうことを言っても許されるであろう。

それから喫茶「H」へ。今の展示は北海道ゆかりの画家が描いた「北の山々展」だ。田辺三重松の「昭和新山」はとにかくこの人らしいカラフルな山の姿(近美の収蔵品を思い出す)。上野山清貢の「初夏の大沼公園(駒ヶ岳)」は筆の跡がくっきり残っているのだが、実に駒ヶ岳らしいのである。

ランチはハンバーグの乗ったゴールデンスパゲッティと、食後にストロングコーヒー。旨い。

それから散歩しながら図書館へ。今、私が読んでいる棚は「系譜・家史・皇室」のあたりなので、家系図や家紋の話が多い。・・・実はあまり興味がないので、借りる本を選ぶのが大変だ。

20071027ギャラリー巡り

2007年10月27日 16時02分40秒 | ART
本日は芸術の森→紀伊国屋→富士フォトサロン→大同→たぴお→STV北2条→時計台→道新プラザ→さいとう→スカイホール→ARTスペース→ポルトギャラリーの12箇所。

■芸術の森美術館「大本靖展」。羊蹄山をバーンとデフォルメして描いた作品は知っているのだが、1957年以降のバラエティ豊かな作品を見ることができて非常に良かった。初期は太い曲線を組み合わせて山を描いた抽象に近いもの。途中、かわいい魚を描いた「さかなC」、これまた小さな氷の行列がかわいい「氷列」を通過して、お寺の庭シリーズから俄然面白くなってきた。

砂に波紋のような紋様を描いた「東福寺方丈の庭」、格子越しに庭が見えるデザインが素晴らしい「孤蓬庵の庭」、飛び石のリズムが気持ちよい「臥竜の橋」。空色の女性がマグリットを思わせる「風」、手前に花、中景に枯れ木、非常に遠くに森という配置が素晴らしい「NOKKE」(野付半島かな?)。

割と前半は色彩を抑えた作品が多いのだが、蝦夷廿一景、北海道の四季などのシリーズ作品はカラフルになる。中でも緑・黄色・赤の葉の配色が素晴らしい「初秋の湖畔」はよかった。

後半の作品は、ダイナミックな構図が特徴なのだろうと思う。急斜面にポツンと樹氷が立つ「樹氷の渓」、地平線が下の方にあり広大な空が見える「ヤチボウズ」、代表的な傑作「マッカリの山」などは感心させられる。

それから書票(カッコいい)、スケッチブック(かなり上手い)等も忘れてはいけないだろう。とにかく、大本靖ワールドを満喫することができた。そうそう、それから「大学版画展サッポロ2007」も見に行かねばなるまいと工芸館へ。

全然知らない人たちなのだが、予想以上に面白く大作版画が多かったので書いておこう。

「記憶の中Ⅷ」權五信:夢で見そうなデフォルメされた大木がインパクト大。
「ベッド」林智惠:ベッドに大量の林檎。銅版画らしい、静かな感じ。
「Weeds4」大山貴也:上半分の草むらの書き込みがものすごい。

■たぴお「自我の形象展」。久々にMさんにお会いする(「栄通記」を書いている方)。このブログも読んでいただいているようで、色々と感想を頂いた。二人とも一致して共通の知人であるKさんの道展出品作を間近で見たい! ということで盛り上がった。残念ながら入選しなかったということなのだが、HPで拝見する限り、素晴らしい色合いなのだ。

そうそう、たぴおの展覧会では亀井由利の”足”の方の作品がよかった。

■STV北2条ビル「平向功一展」。私の大好きな作家である。バベルの塔・ノアの箱舟などの大作シリーズを描いているのだが、今回は動物中心の茶目っ気のある画が多い。入口すぐの「王様のトリ」は冠を背負ってビルに出入りする人を見下ろしている。

■ポルトギャラリー「絵画の場合」。初めてポルトギャラリーへ。A室では渋谷俊彦の「瞑想の森」が階段をうまく使った配置で2階へと足を運ばせる。2階には久野志乃のふしぎな懐かしい作品。

B室ではオープニングパーティーが開催されていた。私は美術界には知り合いが殆どいないのだが、Yさんがいたのでご挨拶。ワインをご馳走して頂いた。

ここでは何といっても小林麻美だろう。一番大きな「広場とその夢」を見て「何だか荒っぽくなったな」とも思えたが、段々に引き込まれる。公園風景を不気味に網の目のようになった格子から見た構図なのだが、何という圧迫感、そして閉塞感。私は最近老人力が増してきたので感じなくなってきたが、若い頃はこういう閉塞感を間違いなく感じていただろう。

その他、谷口明志(今まで見た展示の中で一番良かった)、単純にかわいいで片付けられない子どもの姿を描く八子直子も面白かった。

そこからCAIに向うが、あまりに久しぶりのため発見できず、次週再挑戦となる。

酒を飲んだ翌日には

2007年10月27日 13時04分03秒 | 食べ歩き
芸術の森に行って戻ってくると、どうしても昼頃になってしまう。やや二日酔いの重苦しい感じと、そろそろ腹減ってきたなあという空腹感の釣合いが取れてしまい、どうしようか迷う。

こんな時はカレーだな。と札幌駅近くの「I」へ。この店、日替りのカレーは曜日で固定されており、土曜日はいつもカツカレーなのだ。少々重さに危険を感じながら注文する。

業務用のカツはぱっとしないのだが、この店のカレーはなかなか旨いのだ。福神漬けも多めに取って満腹。

送別会

2007年10月26日 22時04分59秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
結局4日連続飲みにでてしまったわけだが、元上司T氏を個人的に送別する会だからやむを得ない。公式の送別会の日(来週)は、出張になってしまったのだ。

時々来ていた「M」にて、得のみコース。ビール2杯、その後日本酒に転ずる。料理は刺身(サーモン、ホタテ)、タラのフライ、ジャコサラダ。

「私、転勤するんだよね」とT氏がお店の人に話をすると、「じゃあサービスしちゃいましょう」と日本酒(コースのとは違って吟醸香がする)と黒カレイの煮付けが出てきた。このカレイがめちゃうま(←品がない)。

味付けの良さはもちろん、かなり大ぶりの身だが全体にしっとりしている。子持ちなのだが、その部分もパサパサしておらずしっとり。これはスーパーで売ってるカレイとそもそもものが違うのだな。

色々お世話になったお礼や、思い出話をしたのだが、私の印象に残るのはカレイの煮付け(←ひどい奴)。T氏さまさまの飲み会であった。

久々の大宴会

2007年10月25日 23時54分44秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は久々の大宴会(70名以上)。かなりの盛り上がりを見せた。2軒目は酒癖の相当悪いと評判のお客さんを連れた後輩が、目で「助けて」の視線を送ってくるので付き合うことにした。

他の人からは酒癖に関して悪評高い人なのだが、私からすると好みがはっきりしているだけなので、付き合い安い人なのだ。とにかく自分の好まない場所に行くのが嫌いらしいのと、酒は飲みたい人が飲みたいだけ飲めばいいさということなので、さっぱりして気持ち良い。

男三人で真ん中の私には「マッチ(近藤真彦)の曲を歌え」とリクエストが入った。悩んで選んだ曲は「アンダルシアに憧れて」。一応、マッチも歌っているだろう。

カクテルの会第10回

2007年10月24日 21時36分53秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今週も忙しい週だった。時を遡り更新する。

今日はカクテルの会第10回会合である。なんだかんだと必ず毎月開催され、10回目を迎える今日、季節も過ぎて料理はキノコがテーマらしい。さて、以下飲んだカクテルを挙げる。

1杯目:カンパリソーダ
2杯目:A1
3杯目:コパカバーナ
4杯目:ブランデーフリップ
5杯目:10月25日のカクテル
6杯目:ビトゥイーンザシーツ
7杯目:スティンガー
8杯目:サイドカー

今日はTK氏、TM氏と私の3人とも心の中で「ジンベースを攻めよう」と思ったらしい。あまり同じ傾向でもつまらないので、TM氏はテキーラに転じ、私はブランデーに移行した。

ブランデーカクテルはなかなか美味しいものが多かったが、テキーラカクテルを攻めたTM氏は大苦戦。甘いのやらほぼジュースっぽいものやら、中々満喫できなかったようだ。

10月25日のカクテルは単純に翌日ということで選んだのだが、カンパリ+ピーチリキュール+グレープフルーツジュース+グランマルニエ+ペッパーウォッカのカクテル。少々フルーツっぽすぎたが、ペッパーウォッカの辛さが最後にかすかに残る。これはなかなか良くできたカクテルだ。

料理ではたもぎ茸とムール貝・つぶ貝のブルギニヨンというのが非常に美味しかった。ブラウンソースのこってり味にバター・ガーリック・香草の香りがする。

カクテルデイ

2007年10月23日 20時56分12秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は強引に仕事を早仕舞いして、琴似に移動。バー「D」へとまっしぐらだ。1杯目はいつものごとくメニューを眺めた結果、グレンゴードン15年G&Mを注文。中身は実はバルヴェニーらしいと書いてあり、確かにそういう味が感じられる(多分、気のせいだ)。バルヴィニーは癖が強くもなく、そして平板でもないという面白いウィスキーだ。ラベルにスコットランドのオッサンがグラスを掲げている図が書いてあり、これも味わいがある。

ここからカクテルデイ。先月の入荷ボトル紹介にイエーガーマイスターがあったので、それを使ったカクテルを注文すると、「私はこの飲み方が一番です」とマスターお勧めのカクテルが登場。ジン+イエーガーの真っ向勝負な味だ。

続いて、「最近、フレーバーウォッカを飲んだら美味しくて・・・」と照れつつお願いすると、アブソルートシトロン+グレープフルーツのリキュール+クランベリージュース+レモンの淡い赤のカクテル。これがまたジュースのように美味しいのだが、アルコールはかなり効いていると思う。

最後にカルヴァドスベースのカクテルを頼むと、カルヴァドス+グランマニエ+オレンジジュース+レモンのカクテル。オレンジ風味の甘みが、カルヴァドスをよりフルーティーに生々しく感じさせるという傑作味。

今日も結構飲んだが、明日は「カクテルの会」会合。大丈夫か?

20071021最近読んだ本

2007年10月21日 22時31分09秒 | 読書
「食いものの恨み」島田雅彦
特に前半部、意味もなくフォントが大きくなったり、人の食習慣を揶揄するかのような表現があったり、品がない。

「クロック城殺人事件」北山猛邦
このトリック及び、なぜ被害者の首を切断したかの理由は素晴らしいものだと思う。しかし、それを成立させるための背景設定が十分表現されているとは言えないんだよなあ。SF読みからすれば、全然物足りない。

「つまみ道場 弐」ラズウェル細木
飲むときのちょっとしたつまみのアイディアを出すのは楽しいものである。デパートの北欧フェアで缶詰のパテを買ってきたので、どうやって食べようか考えている所なのだ。

「鬼平犯科帳9」
再読。

「本格ミステリー館」島田荘司、綾辻行人
論を進める上では島田の説明不足が目立ち、綾辻のイライラがよく分かる(再読)。

「分岐点」古処誠二
面白くないわけではないが、なぜこの人が戦争テーマで小説を書かなければならないかは分からない。リアリティが強いわけでもないし、何か新しい視点から再考しようというわけでもない。

以下、図書館の2冊。
「風俗の演出者」
単なる昭和の人物紹介本。

「オバハン流旅のつくり方」吉永みち子
オバハンたちの旅は凄い楽しそうだが、確実に周囲に迷惑をかけていると思う。

日曜日のすすきの

2007年10月21日 18時19分43秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
私は基本的に日曜日には酒を飲まない。しかし、昨日も中途半端、今日も朝から試験とあってはちょっと寄り道したくなるではないか。しかもドニチカキップを持っているので、途中下車し放題だしな。

ということで、珍しく日曜日のすすきので下車。地下鉄駅直結の飲み屋で晩酌セット。ビール、日本酒、串カツ、おでん(大根、しらたき、すりみ揚げ)、つけもので1000円。ビールジョッキはちゃんとしたサイズだし、酒もまずまずの味だし、つまみも旨い。

調子に乗り、すすきののバー「C」へ。基本的に年中無休、17時から開いているありがたい店だ。マティーニだけ一杯のみ、他愛のない雑談をする。

店を出て、西18丁目まで散歩がてら歩き、そこから地下鉄に乗って帰宅。

情報処理試験(ネットワーク)

2007年10月21日 16時15分03秒 | 情報処理試験
昨日存分に飲めなかった理由は本日の情報処理試験のためである。1年ぶりの受験で、札幌大学へ。できれば地下鉄の駅から遠い会場はやめて欲しいと思いつつ、小雨の中を歩く。

まあ試験は大体予想通り。自分なりにほとんど全部埋めたけど、決して合格するような力があるわけではない。昨年と同じ手ごたえだ。試験の終了時間前に退出。雨が上がり良い天気になっていた。

ところで午前のマークシート問題は42/55の正解数。どうやら足切りは免れているようだ。