散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090131最近読んだ本

2009年01月31日 21時53分51秒 | 読書
■「闇が落ちる前にもう一度」山本弘
昔のテイストを残した懐かしいSF。この作者もSFを守っている一人だと思う。新しい科学技術・理論を取り込んではいるんだけれども、生まれた年は隠せないという感じ。それでいいのだ。

■「麗しき前衛の時代 古賀春江と三岸好太郎」
三岸好太郎美術館のスタンプラリーでもらった図録である。古賀=シュールというのが頭にすぐ浮かぶのだが、かなり時代により作風の変化がある。このあたり(と夭逝したところ)が三岸との共通点ということか。

■「新世界」柳広司
アメリカの原爆開発の陰で行われた殺人。その動機はいったい? さらにその研究所ではどのような研究が行われ、どんな新しい世界が開かれたのか…。推理小説というよりは、現代史を問うような話でもある。

以下、図書館の6冊。
■「買って楽しむやきもの名品」「炎芸術」特別編集
酒器(特に盃)は買えそうになるから見ていて恐ろしい。

■「あそびの木箱」秋岡芳夫
かなり実用的なもの、遊び要素の多いものと様々な木箱を紹介。

■「透明人間の買いもの」指南役
透明人間とはどこにでもいるサイレントマジョリティのこと。はっきり意見を言う人たちより、この集団の方が全体的な購買力を持っているということだ。すなわちあまりその嗜好は面白くない。

■「江戸老舗帖」太田美代
ごくオーソドックスな老舗紹介。

■「キムチの誘惑」小泉武夫
すべてを食いつくす魔人が韓国を行く。日本のキムチは本場に比べて相当簡易なものになっているとはよく聞くが、札幌市内で本物のキムチを出す店ってあるのかな?

■「役者気取り」三谷幸喜
日記調の本。基本的にサービス精神にあふれた人なので、面白い。

失意の休日

2009年01月31日 12時51分21秒 | 食べ歩き

まあ、失意というほど大げさでもないのだが、今週末は旅に出ようと思っていたところが、体調不良により延期となった。これを励みに1週間耐えてきたのだが…。旅行は計画中が楽しいので、それが伸びたのだと前向きに考えよう。

昨日の晩は体に力が入らないし、足が寒く感じられ(普段、冬でも裸足だったりする)、かなり調子が悪かった(原因不明)。一晩寝ると、回復傾向ではあるようだ。近所の定食屋さん「H」で飯を食い、図書館に行って帰って来た。体調が悪いと精神的にも弱るので、今日借りた本は苦労せずに読めるよう楽なものばかりにしておいた。

さて昼飯は、野菜炒め、ほうれん草の味噌マヨネーズ、蕨の白和え、出汁巻き、ご飯、味噌汁と体に優しいメニューだがボリュームが結構ある。何とか食べきることができた。この店の定食は家庭料理風でありながら、どこか筋の通った折り目正しい味がする。

行ったことのある市(4) in 北海道

2009年01月31日 12時06分05秒 | Weblog
滝川市
・その昔、松尾ジンギスカン本店で腹いっぱい食べたが、タレ派ジンギスカンの雄だ
・他に名物は合鴨かな? もっとありそうな気がするのだが
・去年行った、滝川市美術自然史館「北海道美術の潮流展」が良かった

歌志内市
・全国最小の市
・駅がないため町に中心核がない
・しいて言えば「ゆめつむぎ」か?
・本城義雄さんの「大正館」もぜひ立ち寄ってほしいところだ

・ナンコは非常に興味深い名物だが、札幌で流行ることはないだろう
・自分以外で食べたことのある人には一人しか会ったことがない
・居酒屋があまり見当たらず、スナックでナンコを出しているが、開店時間が遅すぎる

芦別市
・ガタタンは素晴らしい名物だと思う。さらに発展させてほしい
・大観音像は巨大だが、中に入ると物悲しくさびしい

赤平市
・前回行ったときは郷土資料館も図書館も閉まっていた
・町を圧する巨大な「交流センターみらい」という建物がある

三笠市
・実は三笠でもナンコが食べられるのだが、歌志内に比べると知名度が低い
・恐竜とアンモナイトに寄り掛かった町
・でも三笠市博物館(化石)、鉄道記念館と見どころは結構ある
・「ミカサモダンアートミュージアム」にも時間があれば立ち寄るもよし
・幾春別町にある「洋酒喫茶エルム」には入ってみたかった
・市営バスは私が行った時には3路線あったが、その後1つ廃止になったらしい

20090127-29雑記

2009年01月29日 18時33分25秒 | Weblog
1月27日

琴似の「R&R」を久々に訪問。いつものようにエーデルピルスでのどを潤してから、マティーニロックを3杯。最初の2杯はベルモットにチンザノロッソ、最後の1杯はマルティニドライを使用してもらった。

開催されている展覧会は「若原理那 写真展」。展示作品数が少なくて、ちょっと傾向が分からない。

1月28日
カキを食べに行く前に、さいとうギャラリーで「多摩美術大学版画OB展」を見る。メモを取らなかったが、いろいろ面白い作品あり。

1月29日
前日、偶然お会いしたヤナイさんに「大通美術館はぜひ」と言われた。前日は飲み会のため行けなかったが、今日は仕事を早めに切り上げて行ってみた。「楢原武正展」をやっているのだが、知らない人が会場に入ったら驚くのではないか。結構広い美術館の奥の方が、暗く魔界のようになっていた。

グループ展で楢原武正の作品を見るたび「部屋全体を埋めつくす作品を見たい」と思っていたのだが、今回は大満足の展覧会だ。少し散歩して厚生年金会館前から帰宅。

20090129最近読んだ本

2009年01月29日 11時41分35秒 | 読書
■「タイタニア1」田中芳樹
銀河英雄伝説に比べれば華麗な才人は登場しないし、理念もない。それゆえによりリアルであるのだろうし、果たしてどうなるのか。

■「人狼原理」クリフォード・D・シマック
人間を他惑星向けに作り変える実験材料になった男が発見され、地球へ戻る。

■「裁判長! ここは懲役4年でどうすか」北尾トロ
裁判の舞台で訳の分からない人間性が露呈してしまうところを上手くとらえている。文章が平易で読みやすい。

■「藁の楯」木内一裕
殺人鬼の命に10億円の懸賞がかけられた。舞い上がって襲ってくる奴だけではなく、警官・機動隊員すら信用できない。そんな中、福岡~東京までの犯人護送は成功するのか? アイディアはさておき、好みではない。

以下、図書館の3冊。
■「日本の個人美術館を旅する」家庭画報
個人作家の美術館ではなくて、個人のコレクションがベースになった美術館を取り上げている。優雅なところが多い。

■「岩崎紘昌の西洋アンティークの目利きになる」岩崎紘昌
文章がとてもわかりやすい所が、人気の秘訣だろうか。

■「幻想のガラス」土屋良雄
サントリー美術館のコレクション100点。ガレもずいぶん見たことのない傾向の作品があるようだ。

カキ三昧

2009年01月28日 22時34分45秒 | 食べ歩き
本日はいつものカクテルの会のメンバーとカキ料理を食べることになった。大通の「H」に5名のメンバーが集合だ。



まずは通しのカキの煮物、定番の生カキ、焼きカキ、カキフライと食べ進む。最初にビール(他の人が頼んだ牡蠣ビールも味を見た)、次は獺祭にごりにしてみた。にごり酒は軽く発泡しており、かなり飲みやすい。







カキフライの隣にあるのが、カキチーズだ。カキに軽く味付けをし、それを2種類のチーズでサンドしたもので、この味わいはあらゆる酒に合うな。

さて次は非常にドレッシングの美味しいホタテサラダ、さらにホヤ刺身、ギョウジャニンニクお浸しをはさんで、カキ黄金焼きだ。カキグラタンをイメージしていただけば良いだろうか(別にカキグラタンというメニューがあるようだが)。これもカキのエキスが非常に濃厚だ。



そしてあまりに美味しそうだったため写真を撮り忘れたのが、カキステーキである。軽く衣をつけて単純に焼いたものだが、バター・醤油だれとカキの旨みがたまらん。これはもっと食べたいところだが、一人一個で残念だ。

飲み物を男山に変え、カキベーコン。そして最後はせいろ蕎麦で締めることになった。またこの蕎麦が香りはいいし、ゆで方も文句なし。カキと蕎麦を堪能して1次会は終了した。





私一人だけがこれでは飲み足りず、すすきののバー「N」へ。1杯目は宮城峡1988年が入っていたので、さっそくこれを飲もう。余市ほどの圧倒的な力はないが、十分満足の味わいだ。

2杯目は先日試したアクアビットスモーキーマティーニに再挑戦。今度のウィスキーはカリラ12年とした。カクテルとしては非常においしいが、もう少しウィスキーを多くしてほしい感じがする。

いつの間にか結構酔っ払って帰宅。次の日は二日酔いだ。

20090125最近読んだ本

2009年01月25日 19時26分27秒 | 読書
■「The Whisky World Vol20」
横浜特集。東京には結構行くが、最近横浜に行っている余裕がない。

■「HO 2009.3月号」
今回はB級グルメ特集だったので即刻購入。羊の筋の煮込みというのに興味をひかれる。

■「天国からの道」「ふしぎな夢」星新一
うっかり2度目の購入。

以下、図書館の5冊。
■「不機嫌な職場」高橋克徳、河井太介、永田稔、渡部幹
めずらしく論旨に同感である。特効薬もない。

■「イギリスの食卓に夢中」赤木有為子
私もローストビーフとフィッシュ&チップスは好きだ。フィッシュフライは衣の好き嫌いが少々あるけど。

■「幸福写真」荒木経惟
ごく何気ないスナップ写真の雰囲気。

■「古伊万里」Shotor Museum
かなりハデハデな器でも料理を入れると一変するのだから、やはり器は使ってみるものである。

■「骨董入門」吉田新一
1万円~1300万円、さらに博物館クラスまでいろいろと紹介。陶器や蒔絵の箱は欲しくなるもんだなあ。

今週は休養の週末

2009年01月25日 13時36分41秒 | 食べ歩き
先週末は出張帰り、来週はちょいと旅に出るとあって、今週は体を休めておく。昼食は二十四軒の「PE」へ。今年初めての訪問だ。

シェフから「今日は前菜とコンフィをぜひ」と自信のお言葉があった。私もそのような気分だったので、言うなりになる。まずは前菜だ。お店のホームページから料理名を写しているのだが、基本的に覚えきれていないので、間違っていたら私のせいということで。



左上:くわいのキッシュ。ほっくりしたくわいがいい感じである。とにかくこの店のキッシュは美味しい
右上:大根とフォアグラ。味のしみた大根にフォアグラのコク。少しの酸味
右下:百合根のエリソン。ハリネズミを模したもの。トゲはトリュフである
左下:鶏モモと林檎のガランティーン。塩気とフルーツがあうね

続いて今日のメイン、鶏モモ肉と砂肝のコンフィ。砂肝は特徴的なザクザクした歯ごたえではなく、全体にしっとりした歯ごたえ。どういう変化でこうなるのか分からないが、しっかりした濃厚な味。



鶏モモ肉は皮のパリパリした感じがわかるだろうか。それと肉の部分の、少し歯ごたえのある柔らかさが非常に合う。全体に回っている塩気とじゃがいものサラダを合わせると、これがちょうどよい味わいとなる。鶏肉万歳という感じだ。

最後にデザートはクーベルホワイトのガトー、あまおうのソルベ、グランマニエのバタークリームサンド、ヴァニラとタピオカのスープ。実はこのスープの部分と皿が熱くなっている。その上にクッションがはさまり、イチゴのシャーベット。周りにバルサミコとコショウがアクセントとして配置されており、酸味と甘み、温と冷の違いを楽しむ。何となく料理的な感じのするデザートだ。



ということで、脳全体を幸せ気分にされてから、くすみ書房へ移動。地下のソクラテスのカフェギャラリーで「和田裕子銅版画展」を見る。「アーレスハイムにて昼と夜」では、半分が黒い背景でそこに浮かぶ草花が美しい。「草むらの野いちご」のひそやかな感じも好きだ。

その後、図書館に行ってから帰宅。

東京国立博物館1

2009年01月25日 10時00分33秒 | ART
私は展覧会の写真を滅多に掲載しない。理由は面倒だからだ。まあ、直接見に行ってほしいという気持ちもないこともない。

さて、先日東京国立博物館に行って来たのだが、ここは本当に見るべきものが多い。しかしそんなに簡単に行けないよ、という人も多かろうと思うので、いくつか写真を掲載してみたい。

※写真は営利目的ではないし、この写真の再利用もしないで頂きたい(東京国立博物館のQ&Aより)

東京国立博物館。
「福沢諭吉展」はパス。「妙心寺展」も始まっていないしなあ。



仁清「色絵牡丹図水指」重文。
野々村仁清は華やかでありながら、やりすぎていない色付けが良いと思う。



明珍宗察「竜」。
胴・足・爪まで自由自在に動くらしい。



竹本隼太「紫紅釉瓶」。
ちょっと光ってしまったが、この釉薬の色は素晴らしいと思う。



初代宮川香山「黄釉錆絵梅樹文大瓶」重文。
形と絵付けの両方が美しい作品だと思う。



野上龍起「稲穂に蝗置物」。
精密な工芸品の傑作。日本の風情だねえ。



続く

東京国立博物館2

2009年01月25日 09時59分05秒 | ART
曹源寺の「十二神将立像 丑神」。
十二神将のうち”丑”である。甲冑部分の細かさはもうひとつだが、表情とポージングに見るべきところがある。



「鳥獣人物戯画巻 丁巻」国宝。
鎌倉時代に入ってからの作品らしいが、鳥獣戯画のイメージを壊すラクガキ調の作品。これはこれで面白いのだが。










→なに、コレ?







続く

東京国立博物館3

2009年01月25日 09時58分02秒 | ART
「染付五十三次図大皿」。
東海道五十三次がすごろく調に絵付けされた大皿である。おおらかで楽しい作品だと思う。



徳川綱吉「二大字「存心」」。
綱吉ってインテリだからなあ。カチッとした字である。



岩佐又兵衛「羅浮仙図」。
女性の顔が長すぎて、現代の美人とは言えないが、全体が美しい雰囲気。



円山応挙「雪中老松図」。
三井記念美術館の国宝「雪松図屏風」の一部分という感じである。大作ではないが雰囲気は分かるかなあ。



渡辺崋山「十友双雀図」。
渡辺崋山は文人というイメージがあるのだが、非常に繊細で美しく描いた作品。



伊藤若冲「松梅群鶏図屏風」。
出ました、若冲得意の”群鶏”の屏風。灯篭が点描で描かれていたり、画面の外側から入り込んでくる枝が若冲らしい。









続く

東京国立博物館4

2009年01月25日 09時57分02秒 | ART
喜多川歌麿「針仕事」。
やっぱ女性を描かせるとうまいなあ。



葛飾北斎「富岳三十六景 甲州伊沢暁」。
富士山が宙に浮かんでいるような構図が北斎らしいところだ。



「銅鐸」国宝。
でかくて立派。さすがに国宝である。



「画文帯同向式神獣鏡」国宝。
熊本で発掘された5,6世紀のものらしい。でもこんなのがゴロゴロ転がってて、見るのに疲れるのだ。



「埴輪 挂甲の武人」国宝。
よくこのままの形で発掘されたよなあ(修理してるか)。日本の宝である。



「瑠璃骨壺」国宝。
日本で骨を壺に入れて埋葬を始めた最初の時期のものではないかなあ。形もいいし、色彩も多分昔は素晴らしかったのだろう。



なお、先日からプロフィルの写真を「聖観音菩薩立像」に変えてみた。本物は薬師寺にあり、これはもちろん模造である。
私の好きな仏像の中で、これはかなり上位にランキングされる作品である。

終わり

今週の予定

2009年01月25日 09時43分44秒 | Weblog
1月31日、2月1日は遠出をする。実は先日の東京出張の時に、マイレージがたまっているのを発見したからである。

どこに行こうかと考えて、以下の基準で行き先を決めてみた。
・1泊2日でしか行けないので、札幌から割と早い便、帰宅は割と遅い便があること。
・目的地では、空港と街の中心部が近いこと。
・何か面白そうな展覧会をやっていること。

以上で決定した目的地は…、帰ってきてから記事を書くことにするが、多分更新はかなり遅れるものと思う。
札幌市内のギャラリー巡りも1週間のお休みとなりそうだ。

20090125最近読んだ本

2009年01月25日 01時23分48秒 | 読書
■「抽象絵画」乾由明
抽象絵画というとモンドリアン、ポロック、カンディンスキーと出てくるが、それ以外にも沢山いる模様。昭和40年の本なので、アンディ・ウォーホール(抽象のイメージはないが)に一言だけ触れている(評価未確定)のが興味深い。

■「中継ステーション」クリフォード・D・シマック
地球にひっそりと作られたステーション。銀河系の様々な種族が旅行などのために通り過ぎていく。ある日、銀河中央本部を統括する重要な魔法装置が盗まれ、その事件が地球に飛び火する。

シマック得意のアメリカ農村風味。地球を訪れる宇宙人の生態や登場するモノ・機械が面白い。しかし、今にして思うとちょいと甘口すぎるか。

■「北海道の旅」坂口よし朗
まだ上り調子であった北海道の観光地を紹介。オーソドックスすぎて、あまり驚きはない。

■「The TEAM」井上夢人
恐ろしいほどに真実を言い当てる霊媒師。しかし、その後ろにはそれを支えるチームが存在していた。これはこれで、面白い。

■「マストドニア」クリフォード・D・シマック
宇宙人のおかげで過去の地球へのタイムトンネルができてしまった。まずは恐竜ハンティング会社を作り、ひと儲けしようとなるが…。タイムパラドックスも何もあったもんじゃない、ほのぼのSF。

■「ラ寿司開店2」ラズウェル細木
寿司に関する、肩の凝らないマンガ。

■「Whisky Magazine Japan 2009.1」
フロムザバレル、ピュアモルトシリーズを外国人にテイスティングさせてみると、いかなる感想を持つのか。非常に興味深い記事である。

今年のバー巡り3

2009年01月24日 19時32分33秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は琴似の「D」へとやって来た。1杯目は喉が渇いていたので、アクアビットフィズにしてみた。ジンフィズの作り方で、ベースをアクアビットに変えたものである。アクアビットは芋焼酎とでもいうべき安酒なのかもしれないが、良い香りがする。

2杯目はボウモア・2000・カスクストレングス・7年(SMWS)。強くて刺激的な味。タイトルの”Explosive debate”にもうなずける味だ。

3杯目はブローラ・1982・コニッサーズチョイス・26年(G&M)。マイルドでやわらかな塩気が徐々に感じられてくる。ちょいと、その前がパンチありすぎだったので、飲む順番を間違えたかも知れない。

残念だったのはルーチェ・1999というグラッパがなくなってしまっていたことだ。グラッパ好きの私としては飲んでおきたいところだったが…。なかなか行くことができないうちに、飲まれてしまったようだ。