散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

撃沈の日

2009年04月30日 21時30分18秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は日の高いうちから飲んで、軽く帰ろうと思っていたのだが、大失敗だ。強いカクテルで記憶をなくしてしまった。とりあえず、1軒目の店構えのみ載せておこう。この店で4時から飲みだしたのが失敗だったかもしれない。



以下、追記。

平日の16時、まずは冒頭写真の店へ。この時間帯なのに結構客がいるのがさすがだ。隣に座っていた夫婦は「年に一度北海道旅行をしていて、この店に来るのを楽しみにしている」と言っていた。

私の注文は、ビールと冷奴、後でにごり酒を追加した。いつもの注文なので、まだ大丈夫だったはずだ。

17時になるのを待って、創成川東側にあるバー「R」へ。まだ明るい中、1杯目はさわやかにギムレットだ。2杯目はアードベッグ10を使ったスモーキーマティーニ。今日はこの2杯で店を出たのだから、セーブしておこうという意識はあったようだ。

さて、それ以降の記憶が断片的にしかないのだ。スモーキーマティーニが良くないのかなあ。明日は朝早いし、あまり飲まないようにするはずだったのだが。

ということで、この項終わり。

20090430ギャラリー巡り

2009年04月30日 15時24分25秒 | ART

本日はさほど無理せず、資料館→キャノン→赤レンガギャラリー→たぴお→時計台→道新→NHK→さいとう→スカイホール→さっしん→趣味の郷の11か所。

■キヤノン「第42回キヤノンフォトコンテスト入賞作品展」。平日しかやっていないギャラリーなので、久々。かなりいい作品があった。

岡田治「神秘の森」:ツキヨタケの背後に星空を写した神秘的な作品。
佐々木豊「朝日の中で」:スケートの滑走シーンが朝日に浮かんでいる。
岡空圭輔「カメの墓場」:青い色彩の中、カメの骨が静かに眠る。
倉田れい子「ファインプレー」:サルのものすごいロケットスタート。
関根元治「富士山麓の神秘」:様々な形をした雲。

■五番舘赤れんがホール「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」。うーん、値段の割に…。

「浮き彫り臥鹿文様銀皿」かなり細かい文様。正倉院に類似のデザインの皿があるらしい。唐代。
「金製迦陵頻伽冠」人面鳥が4羽、四菩薩像、八力士が刻まれている冠。元代。
「イスラーム教徒の石棺の蓋」キリスト教、イスラム教の商人とも付き合いがあったとか。元代。

「銅鍍金菩薩座像」素朴だが、何となく愛情が感じられる。元代。
「銅武士彫像」剣や薬壺のようなものを持っているので、四天王の変形かと思ったが、4人とも風貌が同じであるため違うようだ。台座には載っているが足もとに邪気もいない。元代。
「龍が彫ってある王座」手すりが鹿の角でできている。王者感満点。

■ギャラリーたぴお「立体四人 面白半分展」。野又圭司「人間たまごっち」はたまごっち型の中に放射線防護服のような人型が入っている作品。展示室全体的に、シリアスな雰囲気であった。

■時計台ギャラリー「佐藤泰子自選展」。A室の展示作品が一番好きだろうか。光・影・一瞬の印象を色彩化したような作品だ。色が少ない作品は、古寺の庭のようにも見えてくる。

■道新ギャラリー「第7回「虹の会展」」。何人かすごくうまい人がいる。中村哲泰、鈴木博詞、清水俊枝など。

■さいとうギャラリー「いずまい展」。染色の展覧会。ミカミイズミは黒地に変な生物のようなものを浮かび上がらせている。例えばクリオネ+熊の「クマオネ」。タイトルの紙に「ハダカカメガイ食べにいこ」と変な一言が書いてある。

スギモトマイは伝統的なパターンの中に、変なキャラクターを登場させている。もう一室の「風間雄飛個展」も道都大の人だな。法邑で見た記憶がある。

■スカイホール「木楽なひとびと」。司香谷智「ももんがふどう」が可愛い。動物の”ももんが”が炎をしょって、上下ぶっ違いの牙をはやしている。

トップ画像はいわずとしれた「五番館」の看板。札幌のデパート再編はどうなってしまうのだろうか。考えてみると、私は全くと言っていいほどデパートでは買い物をしない。もしかするとこのままでは滅んでしまう商売形態なのかもしれない。

ついに

2009年04月30日 11時25分13秒 | 食べ歩き

ゴールデンウィークの谷間、4月30日と5月1日は休暇をとった。今日はずっと課題だった喫茶「K」へ行ってみよう。平日ならばスパゲティの準備があるはずだ(土曜日は用意していないといわれてしまった)。

ランチ時間帯のこの店が込むのかどうか良く分からないが、12時前に入ると2人目の客となった。さっそく「特製スパゲティ」を注文。特製ってどんな味つけなんだろう?

ほどなく注文の品がやってきた。どうやらプレーンのスパゲティを野菜と炒め、その上にトマトソースをかけたものらしい。ナポリタンでもなくミートソースでもない仕上がりだ。

麺は予想通りの柔らかさ、トマトソースはかなり甘い。これはつきもののタバスコと粉チーズをかけてみるべきだろう。タバスコを強めにきかすと、ちょうど良いバランスの味だ。ついに「K」のスパゲティを食べることができて満足だ。アイスコーヒーを飲んで終了。

20090429ギャラリー巡り

2009年04月29日 16時23分49秒 | ART
市内中心部のギャラリーは明日回るつもりなのだが、平日なのでドニチカキップが使えない。少々遠めの所を、本日回っておいた。茶廊法邑→品品法邑→ギャラリーミヤシタ→アトリエムラ→中央図書館の5か所。

■アトリエムラ「アトリエムラの8人展」。1月にオープンしたギャラリーらしいが、天気も良く初めて行って見た。まずは、三木俊治の砲丸の周囲に不思議な模様を入れた作品が目に付く。使用されている砲丸がただものではないのだ。アトランタ・シドニー・アテネ五輪の3大会連続、すべてのメダリストが同一メーカーの砲丸を使ったといわれる、辻谷工業製のものなのだ。

種々の問題で北京五輪では砲丸を使わせない、ということになったのを知った三木が「作品に使わせてもらえませんか」と頼んでみたところ、快くOKされたというコラボレーション作品らしい。ちょっと触らせてもらったのだが、実物なので何よりも重い(7キロ以上)。

他にも會田千夏、前川アキの作品はもともと好みのタイプである。小ぢんまりしたギャラリーだが、5月中旬から女性だけの展覧会、さらにその後、男性だけの展覧会といろいろやっていくらしい(アトリエの代表の方が教えてくれた)。

本日の主目的は中央図書館なので、そこまで歩いて行き、帰りは路面電車で西8丁目へ。それだけで帰るのも寂しく、古本とビールの「A」へ。ブリティッシュペールエールを店主と半分こして飲む。今日はほど良く温かく乾燥しており、最高のビール日和だ(午前中はちょっと涼しかった)。ちょっと雑談の後、帰宅。今日はこの後、読書に専念しよう。

春の散歩

2009年04月29日 15時45分38秒 | 写真館
西18丁目から中央図書館まで歩いた。




→日の当たりの良い所では、桜が咲きだしたようだ。


→「おい、今日『いい友』に飲みに行こうぜ」「いいとも!」(←バカ)


→できれば「おおい」と「お~い」は統一して欲しかった。


→昔ながらの食堂は何となく好きだ。

クラシックな味

2009年04月29日 12時18分21秒 | 食べ歩き
ゴールデンウィークの1日目。今日は中央図書館に行くのが主目的なので、普段と移動パターンが違う。西18丁目で地下鉄を降り、近くのレストラン「N」へ。ハンバーグもカレーも美味しそうな店だが、ナポリタンセットにしてみた。

予想通り、王道の味のナポリタンだ。味付けは、ケチャップすぎずトマトソースすぎずちょうど良い。タバスコと粉チーズを多めにかけて、昔通りの食べ方をしてみた。





最後にコーヒーを飲んで、図書館に向けて出発だ。


20090428最近読んだ本

2009年04月29日 10時37分34秒 | 読書
■「黙星録Ⅲ」荻野目悠樹
二重太陽が接近する中、安全な星を求めて移住戦争が激化。しかしこのままでは星系全体が破滅してしまい、安全な場所などないのだ。人類が生き延びる道はあるのか。最後、映画「アルマゲドン」のようになり、興ざめ。

■「早世の天才画家」酒井忠康
岸田劉生、古賀春江、三岸好太郎あたりは割とみている画家だろう。関根正二は「信仰の悲しみ」より「三星」の方が傑作だと思う私である。文章は一文が長く、読みづらい。

以下、図書館の5冊。
■「あのころの札幌」河野誠
札幌市写真ライブラリーで見たことがある写真もかなりあるが、本になるとゆっくり見ることができて良い。

■「川田龍吉伝」館和夫
男爵いもの父がこの人である。かなりの頑固オヤジだった模様。

■「路上探検隊新サイタマ発見記」路上観察学会
埼玉は都会的でもあり、江戸の雰囲気を残す町もあり、面白い場所のよう。

■「日本美術観光団」赤瀬川原平、山下裕二
誰か詳しい人が一緒に絵画を見に行ってくれないものだろうか。自分で行っていないところでは中尊寺に興味がある。

■「ニッポン地下観光ガイド」小島健一、栗原亨、小林哲朗、津村匠
天然・人工とりまぜた地下の旅。面白さを探すというより、スケールの大きな凄みに圧倒される感じだ。

話は変わるが、現在東京で行われている「興福寺展」のために、阿修羅像を移動するプロジェクトをテレビで紹介していた。何しろどうやったら成功するか分からないものを、責任を背負って運ぶというのは恐ろしいものだ。阿修羅像は写真で見るより、実物ははるかに脆そうに見えるのである。

ま、いいか

2009年04月28日 20時15分42秒 | Weblog
4月27日

帰りがけに酒屋さんに立ち寄ったところ、アクアビット(オールボー)が3本入荷していた。とりあえず2本購入。取扱いがなくなったと聞いているのだが、現地デンマークでは作っているようだし、このまま入荷してくれると嬉しいものだ。もしかすると倉庫に在庫がある限りかも知れないけど。

4月28日

いろいろと問題はあるのだが、ゴールデンウィーク突入なので一旦思考停止だ。8連休なので、あまり大旅行というのは考えていないが、あちこち足を運ぶつもり。

20090427最近読んだ本

2009年04月27日 06時02分39秒 | 読書
■「あなたが名探偵」泡坂妻夫他
途中で挑戦状が入る、クラシックな犯人当て推理短編集。

以下、図書館の7冊。
■「ぶらり湯のまち北海道」
だんだん昔ながらの温泉街に行ってみたいという気持ちが高まっている。しかし、夜は居酒屋とバーに行かねばと思うと、ホテル泊りになってしまうのだ。

■「日高路」駒井千恵子、三浦忠雄
散歩キップで行かねばと思うのだが、馬・山・高原植物にまったく興味がないのだ。

■「東京幕末維新を歩く旅」一坂太郎
東京はどう歩いても楽しいような気がする。ただし私の興味は”店”にあり、幕末に関連するモノについては特に興味がない。

■「女性の品格」坂東眞理子
どうも新書「品格」ブームというのも嫌らしいものだと思っていたが、図書館に合ったので読んでみた。何だかこういうことを明示的に言うことこそ、日本の風習に合わないような気がするのだ。中身がまた素晴らしいかというと、微妙に私より前時代の男女観が入っているようだ。

■「聴き上手」永崎一則
おっと、再読だった。

■「青雲の果て」奥田静夫
黒田清隆の評伝。武人でありながら、人情味あふれる人であったよう。

■「描かれた北海道」
北海道開拓記念館の特別展をまとめた図録である。有名どころでは新井白石、林子平、松浦武四郎、歌川国芳、歌川広重、高野長英などの作品があった。また義経伝説が北海道内に沢山あるのも不思議なことである。

そろそろゴールデンウィーク気分

2009年04月25日 22時46分18秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
そろそろゴールデンウィーク気分だ。と言っても特に旅行をするわけでもなく、札幌市内のギャラリー巡りと読書に明け暮れると思う。

さて今日はすすきののバー「N」に早い時間から行く。今日はお店の8周年記念なので、多分込むと思ったからだ。しかし、すでに先客が一人いた。

まずはお祝いのシャンパンを御馳走になる(しかも白マグナム、ロゼの2杯)。それから普段と少し違った通しで、トルティージャ+カポナータという感じかな。一緒に食べると美味かった。


→わー、後ろのおしぼりは無視。

さて、本日はお祝いのためというか自分のために持ち込んだオールボーをNさんに渡して、カクテルを作ってもらおう。まずはフレンチ75のジンをアクアビットに変えたものだ(アクアビットをベースにした場合、フレンチnnという名前はないようだ)。これはシャンパンの力でアクアビットの香りがたちのぼり、非常においしいカクテルになった(ちょっとアクアビットが勝ってるかもしれない)。

次は私だけの定番、アクアビットスモーキーマティーニだ。今回はモルトに余市を選択。ストレートで飲むとラガヴーリンよりよほど余市の方が濃厚な感じだが、こうして飲むと余市の意外な甘さとマイルドさに驚く。しかしじわじわと余市の風味が回って、これもなかなかの味だ。

予想以上にシャンパンの酔いがまわってきた。さらにイチゴのおみやげまでもらってしまう。お祝いに行くというより、すっかり御馳走になり申し訳ありません。

少し移動し、画廊のあるビルの2階「SZ」に初めて行ってみた。いつも店構えを見て気になっていたのだ。ちょうどカウンターの真ん中が開いていたので、グラスの白ワイン。グリーンアスパラとエリンギのソテー、骨付ラムラックのステーキ和風バルサミコソースの2品を注文。



しばらく通しの生ハムを食べていると、グリーンアスパラが到着。アスパラも悪くないが、予想以上に美味しいのがエリンギだ。噛むと歯ごたえ良く、キノコのエキスがじゅわじゅわと出る。



続いてラムが到着して、赤ワインを追加。ラムは上品な火の通り方で柔らかくソースの味もいい。骨に近い所にかじりつくのもたまらないね。



だんだん酔いがまわってきて、すすきの交差点付近のラーメン屋さんに移動。博多ラーメンを食べる。全体的には食べすぎじゃないよね、と思いたい。2万歩以上歩いているし。


20090425ギャラリー巡り

2009年04月25日 15時56分01秒 | ART
本日は、近美→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋→大丸→大同→たぴお→時計台→道新→ウェストフォー→CAI02→アリアンス→趣味の郷→ARTスペース→丸井→さいとう→セントラル→三越の17か所。

■北海道立近代美術館「佐伯祐三展」。どうもヴラマンクに怒られて画風を変えた人、という情けない印象しかもっていなかったのだが、非常に真摯に絵画に向かった人だということが良く分かった。

まずはパリに行くまでの時代。
「勝浦風景」:ダイナミックな風景で、これなんか悪くない画だと思う。
「パリ遠望」:これが良くなかったのかな? ダメなローランサンのような画だ。

第1次パリ時代は、ユトリロとヴラマンクの影響受けまくりという感じだ。しかし、私の好みとしてはユトリロよりは上だと思う。佐伯の特徴である看板の文字や、意外と描かれている通りすがりの人物を見ると、人間に対して興味を持っていたのだと思う。それに対してユトリロは「人間不在」という感じがする(そこが特徴であるのだが)。

「立てる自画像」:画家として身を立てようと思ったものの、自信のない自分ということだろうか。顔の部分が削られているのだ。
「オニー牧場」:ヴラマンク的憂鬱な風景。

ところで、今回は大阪から来た作品が多いのだが、ヴラマンクの見たことのない作品が2点来ていたのも嬉しい所だ。とはいっても、大体同じ感じにまとまっているのだなあ。

続いて帰国時代。この頃の作品は非常にちぐはぐだ。描いているものは日本家屋や日本の風景なのだけれども、自分の画風と全く折り合いがついていないのだ。これは困っただろうな、佐伯。「下落合風景」等は同じような画題で描いた岸田や三岸がそれなりの作品を残しているのに、佐伯の作品は違和感があり過ぎて面白い位だ。

そして第2次パリ時代へ。
「オプセルヴァトワール付近」:パリ大好き!
「ピコン」:作品も良いが、これはアメールピコンというフランスのリキュールの広告なのだな。まさにフランスの雰囲気を良く表していると思う。ところで、ピコンというのは甘苦い味なので、ダメな人も多いかもしれない。ジンジャーエールで割ると、ちょっとコーラっぽいのでレモンを入れて飲むと美味しいと思う。

独自の画風を切り開いていた佐伯だと思えたが、死の直前3か月がまた興味深い。私には自分の死を察知して、また大好きなユトリロ+ヴラマンク調に戻っていったような気がするのだ。さらに第1次パリ時代の自作「教会」にも近い所があると思う。

「黄色いレストラン」:自分でも自信作ということだが、描かれている門・人・ポスターの文字が全て配置されるべき所に配置され、なおかつ色使いもしっくりきたということだろう(タイトルに”黄色い”とあるくらいだ)。

短い期間であったが、画家のすべての活動時期を見ると、いろいろ考えさせられることが多い。大変良い展覧会だと思う。常設展は駆け足で見たが、「北岡文雄展」はぜひもう一度見たい。

■アリアンスフランセーズ「神秘画と秘画、古版画」:連続して行われているフランス”紙モノ”シリーズの展覧会。「死」等の象徴画と、ちょっとエロチックな作品。

■丸井「畦地梅太郎展」。ちょっとユーモラスな感じで、髭のある山男を描いているのだが、どうみても「泥棒さん」に見えてしまうのだ。

■三越「現代絵画秀作展」。普段見られないような作品もあり、バラエティに富んだ感じ。それよりも、レストランが全くデパートのレストランらしからぬ感じに変わってしまいガッカリ。

閉店84

2009年04月25日 15時51分14秒 | 写真館
南3西1付近の千歳焼の店が3月末で閉店していた。昭和27年に開店し、57年にわたって営業してきたらしい。

ところで千歳焼とはあんこの入ったお焼きのようである。千歳市に住んでいた頃の私は、同じものを「あまたろう」と呼んでいた。お店の名前が確か「あまたろう」だったからのような気がする。だから千歳焼は、千歳市とは何の関係もなくて、千歳飴のような縁起物の名前なのだろう。

※20090506追記。
 頭がぼけてきたようですが、富良野市在住の時だったかもしれません。

昼食に迷う

2009年04月25日 13時59分11秒 | 食べ歩き
今日は予定が若干くるったため、昼食をどうしようか考え込むことになった。13時を過ぎているので、あまり悩み続けたくない。ということで、札幌駅前の天ぷら屋さん「E」に初めて行ってみることにした。



ランチメニューの中からかき揚げ丼を選択。登場したお姿はなかなか決まっており、良い感じだ。かき揚げを割ると小さめだがイカ・海老が結構入っている。タレもくどくなく美味しい。それからナメコ入り味噌汁も美味しい。



最後まで油っ気にやられることなく食べられて、お茶を飲みながら漬物でしめる。店は気軽な感じだし、場所的にも行きやすい店だ。

その後、ギャラリー巡りをしながら大通公園を通る。大通公園にベンチが登場すると札幌の春だ(冬の間は雪にうずもれるため撤去してあるのだ)。



しかしこの記事を書いている時点では雪が降っているため、冬に逆戻りだ。4月の雪は北海道では驚くことではない。私がかつて住んでいた富良野市では5月に雪が降ったことすらあるのだ。

20090425最近読んだ本

2009年04月25日 09時09分24秒 | 読書
■「ブレイクスルートライアル」伊園旬
IT研究所のセキュリティを破って侵入するイベントが企画された。なかなか面白い話なのだが、人物のかきわけが今一つで惜しい。

■「The Whiskey World vol.21」
ウィスキー樽からは天使の分け前といわれている蒸発する分があり、中身がどんどん減っていく。それを惜しんで樽を覆うと、何と中身が「どす黒い液体」になってしまうらしいのだ。面白いものだ。

■「立ち飲み案内」吉田類
またこの手の本を買ってしまった。約2か月で100軒を取材72軒を紹介しているのだが、吉田類がやっているのであれば、たぶん信頼できる店が多いだろう。私はこの中では8軒行ったことがあるが、客と店の相性というものは多少あったりする。

■「マンハッタン強奪 上下」ジョン・E・スティス
突然マンハッタンが切り取られ、異星人のドーム都市に捕らわれた。異星人の狙いは何なのか。姿の見えない異星人とのコンタクトに成功するのか。非常に面白い話で、映画化希望。

■「ニッポン硬貨の謎」北村薫
エラリークイーンが来日記を書くというパスティーシュ加えて、エラリークイーン作品論、「五十円硬貨20枚の謎」の回答編まで取り込んだ盛り沢山な作品。

以下、図書館の2冊。
■「日本語の仕組みがわかる本」町田健
何らかの仕組みはあるのだが、それを完全なルールとして提示することはできないことがわかる本。まあ、やむを得ないのだろう。注釈がちょっとずれて無駄である。

■「ヒエログリフを書いてみよう読んでみよう」松本弥
あんなに”画”っぽいのに大部分が表音文字らしい。不思議なものだ。