散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2012年2月のカクテル

2012年02月29日 23時26分17秒 | 飲み歩き
今月もカクテルの会は開催できず、やや少なめ。先月も同じ35杯なのだが、それに比べるとバラツキが少なく、特定の飲み物に集中しているようだ。ウィスキーはさておき、サイドカー、アップルカーをあちこちで飲んだ。

ウィスキー 6
ウィスキーソーダ割り 5
サイドカー 4
アップルカー 4
サウダージ 3
ギムレットハイボール 2
孤拳 2
オリジナル 2
テキーラギムレット 2
ジン 1
アイアンマン 1
ジンバック 1
赤ワイン 1
コンプレックス 1
合計 35

20120229最近読んだ本

2012年02月29日 08時55分10秒 | 読書
■「浦島太郎の真相」鯨統一郎

■「アー・ユー・テディ?」加藤実秋
死んだ刑事の魂が乗り移ったぬいぐるみ(いや、あみぐるみなのだそうだ)を購入してしまった主人公。いやいや未解決事件の調査を開始する。ユーモラスで楽しめる。

■「花束に謎のリボン」松尾由美
花屋さんにやってきたちょっと不思議な客のふるまいを推理する。一つ一つのエピソードは、あくまで「ありそうな状況」を仕立てるにとどまり、必ずしも正解が出る訳ではない。その辺に物足りなさを感じていたが、エンディングは上手いことまとめたと言えるだろう。

以下、図書館の4冊。
■「「来ちゃった」」酒井順子、ほしよりこ
1~2泊くらいの小さな旅。全国に旅できて、いいなあ。

■「ニュースの科学用語これでわかった」北海道大学CoSTEPサイエンスライダーズ
準天頂衛星みちびきとか、エピジェネティクスなど、一部知らない用語もあった。

■「捏造の世界史」奥葉秀次
切り裂きジャック、ケネディ暗殺など伝説が作られたプロセスを紹介。

■「あなたの家族が「もしかしたら認知症かも!?」と思ったとき読む本」内田千恵子
悲しい話である。

和洋折衷

2012年02月28日 20時21分06秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は久々に琴似の居酒屋「D」へ。通しは卵焼き。



酒は宮城県の日高見というのを選んでもらい、本日の刺身メニューからかんぱちと真鱈昆布締を注文。



かんぱちは薄めに切ってあるが、さっくりした歯触りが良い。表面も滑らかでいい脂がのっている。真鱈の方は、昆布で締めてあるためネットリした歯触り。水っぽさがなくなっている。

続いてマスター本日のお勧めから、真鱈バター焼き。10kg超の真鱈を仕入れたらしい。ホワイトソースが添えられていて、これは鱈の頭を煮て、牛乳、野菜、小麦粉少量、ニンニク等を合わせたもの。鱈の頭のゼラチンでネットリとしてくるらしい。酒は飛露喜の無ろ過原酒を合わせる。少し発泡している感じか。



これはソースがポイントなのかなと思っていたが、まずは何もつけずに食べた鱈のバター焼きが美味すぎる。普段食べている鱈から想像する、ややぼやけた味とは大違いなのだ。思わずこれだけを食べ進みそうになり、慌ててホワイトソースも合わせてみる。マスターの話から濃厚なのかなと思っていたが、ちょうど身と合わせて良い具合の濃さである。こちらもソースだけで食べ進めそうだ。

続いてはカウンターにいた男性一人客の熱狂的なお勧めにより、ローストビーフを注文。こちらも肉を2重3重にくるんでボイルしてから、表面を焼きあげたというマスター苦心の作。



まずは実に肉が滑らかである。赤身なのだがパサパサした感じが全くない。そしてソースとの相性が実にいい。マスターもっとソースくれないかな…。これにはクレメンティンという柑橘類のジャムが入っているらしく、香りもあって、良い甘さが出ている。



ここでは根知男山のオーソドックスでかっちりした味が合う。

一通り飲み食いしたところで、フィニッシュに向けての洋酒選択。ロイヤルサルートの21年(1980年代ボトルだったか)を飲む。味は剛毅にして華やかという感じ。ちょっとだけ現行品も飲ませてもらったのだが、言っちゃ悪いが「セルロイド」みたいな感じである。



調子に乗って、同じくロイヤルサルートの21年(多分、1970年代ボトル。写真なし)。こちらはオールラウンドに濃厚なモルトの味が効いている。今日はまた会心の飲みであった。

すっかりやられて、この辺で御機嫌の帰宅。

2012年2月の一言

2012年02月27日 23時07分16秒 | Weblog
2月27日
・他の人のブログを見ていて、飲み歩きのカテゴリーが地域別になっているのが羨ましくなってしまったのが大間違い。
・地域カテゴリを追加したのは良いが、記事を1つづつしかカテゴリ変更できないのだ。
・しかも、違う地域が同じ記事に載っていたり…(適当に分類)。
・36号線より北は「すすきの」と言わないという話もあるのだが、1本北まではすすきのに感じる。
・狸小路は何となく大通エリアの感じ。と言った具合に、実に適当に分類しているので、何だか後悔を感じている今。

2月26日
・昨日は昼間から飲んだせいか、結構酔っていたようで、ところどころ記憶がない。
・朝起きたらものすごく顔が老けてた…
・朝はカップのカレーラーメン。もう少しパンチがあっても良い。



・出かけたところ、途中で猛吹雪になる。春はまだ遠い。
・今日は珍しく琴似区民センターの図書室へ。結構良い新刊が入っていた。

2月23日
・夕張市美術館の屋根が積雪で崩れた模様。作品は地下収蔵庫にあるため無事らしいが、美術館そのものの先行きが気になる。
・「孤独のグルメ」は一人焼肉。何とも吸引力が強い。しかし、あれだけ食べれば4000円は使っているな。
・今週のメグ姉さんは「プレイバックPart2」。基本的にそんなに聞いたことがないのだろう。
・今日の珍獣たちは傑作ぞろいだった。

2月19日
・道新によると、道内の大学が観覧料を支払い、学生は道立美術館の常設展示を無料で見られるという制度を導入するらしい。それは素晴らしいと思ったが、私自身は学生時代、全く美術に興味がなかった。

2月16日
・「孤独のグルメ」はナポリタン。しかも50円増しでハンバーグがセットでつくのだ。おまけに味噌汁も。
・今週のメグ姉さんは「かもめが翔んだ日」。最後がまたヨレヨレ。

2月14日
・紀伊国屋で本を買ったら、バレンタインデーのせいかクッキー? をもらった。不意を打たれた。

2月11日
・祝日は普通の土曜日とは少し勝手が違う。
・市民ギャラリーは普段にない人出で大混雑。この混雑の中で、後ろ向きに下がって人の足を踏む奴は、アホなのか?
・おまけにフラッシュ、撮影音の連発。ああ、何とかならないものか…
・地下鉄に乗ろうとダッシュしたら、人にぶつかってしまった。急いでいたのも恥ずかしく、即お詫びをしたのだが、相手の方は「地下鉄、間にあいそうだったのに…」とこちらの事を残念がってくれた。なんて良い人なんだ。そしてさらに自己嫌悪…

2月10日
・「孤独のグルメ」はミックスカツから、さらにロースにんにく焼きを注文するという荒技に。
・しかも五郎の「飲めないんで」が、テレビの中では初登場かな。
・今週のメグ姉さんは「1/2の神話」にチャレンジ。何とかなるかと思いきや、最後の難しい所でレロレロしてしまう。

2月6日
・雪祭りを最後にちゃんと見たのは、28年前。

2月4日
・相変わらず喉はいたいが熱はない。無理やり長時間外出。
・今年の夏、三菱一号館美術館で「バーン=ジョーンズ ― 装飾と象徴」展があるらしい。これは行かなくては。
・カップヌードル天そばと、焼きそば弁当ナポリタン味を買ってしまった…

2月3日
・何だかのどが痛いのだが、熱はない。
・「孤独のグルメ」は釣り堀に隣接した食堂で、焼うどん、親子丼、おしるこの3連発。凄い。
・今週のメグ姉さんは「つぐない」を熱唱。最後で期待通り外してた。
・ケンミンショーで美唄焼鳥が登場。蕎麦に入れて食べていたが、あれは蕎麦の出汁が異常に美味いのだ。あれだけで十分美味しいので、じつは焼鳥を入れたことは1回しか無いはず。

中華名店

2012年02月26日 13時00分44秒 | 食べ歩き
本日は琴似の中華料理店「SS」に久しぶりに入る。前回来たのは1年4か月前と、随分久々の訪問である。今日は迷わず本日の定食、鶏と野菜の黒胡椒炒めを注文。この店は日曜日の定食バリエーションが少ないのだけが、残念である。

程なく料理が登場。ご飯多め、豆腐と木耳と卵のスープ、鶏と野菜の黒胡椒炒め、謎のパリパリ揚げ(写真中央)、キャベツサラダ、写真の枠外にミニ杏仁豆腐がある。



見るからにイイ感じで、食べる前から気分が高まる。メインの炒め物は鶏、玉ねぎ、ニンジン、きのこに加え、緑色のものはキュウリである。炒めて食べると違和感は特になかった。

味は黒胡椒の辛みはそれほどなく、アクセント的にほど良い使われ方である。油の使い方、火の通り加減は申し分なし。鶏は柔らかく、野菜はシャキシャキと歯触りも良い。特筆すべきはきのこが美味しかったな。アワビっぽいもっちりした歯触りになるのだ。これなら、きのこの炒め物があったら頼みそうだ。

謎のパリパリ揚げには触れないでおこう。ザーサイの方がありがたかった。

読む本を忘れたので、メニューを見ながら「夜来たらどうする」シミュレーションをしてみた。ホルモン揚げか牛すじ煮込みと、点心を1品、それで紹興酒を2杯くらい飲むのが良いかなあ。店自慢の鶏辛鍋をメインに、野菜物を1品取る手もあるな、と悩む私であった。いつかやってみよう。


20120225最近読んだ本

2012年02月25日 17時44分00秒 | 読書
■「エラスムスの迷宮」C・L・アンダースン

■「ねたあとに」長嶋有
ボロい山荘に集まり、オリジナルルールのゲームをする面々。妙な面白さがある。

■「文豪はみんな、うつ」岩波明
自分の内面を見つめるからそうなるのか、何か他の理由があるのか。しかし、残された資料から病名を推測する危険性を感じる。

■「中性子星の呪縛 ペリーローダン419」マール
ついにラール人を妥当する罠は最終段階に迫る。コンセプトの行く末と、残りの人類の行く末も見えつつあるのか。

■「南極点のピアピア動画」野尻抱介

以下、図書館の3冊。
■「日本の笑い」コロナブックス
日本のユーモラスな絵画作品。

■「古本屋歳時記」出久根達郎

■「「盗まれた世界の名画」美術館」サイモン・フープト
驚くべき名作が盗まれたまま見つかっていない。

20120225ギャラリー巡り

2012年02月25日 16時59分56秒 | ART
本日は資料館→市民→札教サテライト→大丸→エッセ→日生ビル→大同→たぴお→時計台→道新→スカイホール→さいとう→ivory→アートスペース201→アリアンス→NEW STAR→富士フイルム→CAI02の18か所。

■ギャラリーエッセ「高橋あおば forest展」。
「image2」:ヨーロッパ北方をイメージさせる風景画3点。
「winter forest」:作品に細かい文様がほどこされ、どこか工芸的な感じがする。
「ichii」:ふちどりを強めに書いた植物の画。「winter forest」と合わせると、どこか琳派のような気配も漂う。

■ギャラリーたぴお「瀧原聖治と、その家族の[光画展]」。何か怪しい展覧会? と思ったら、光画=Photographの直訳なのだそうである。写真というと「真実を写す」などと大げさな意味にもなってしまい、写真加工に反対された経験もあり、この名称を使っているそうなのだ。ある種の面白さを感じた展覧会。

■時計台ギャラリー「札幌大谷大学短期大学部美術科展」。
永川美保「日常の裏の裏の裏」:マンガチックな生命体が描かれ、シリアスとユーモラスの両方を備えている。
蛯子桃「レストラン2(本当はローマ数字)」:オープンキッチンと大きなバーカウンターが描かれた、ヨーロッパ調&夢の中に登場しそうな建物。
藤田梨沙「おわりかはじまり」:大きな目でじっとこちらを見る女性。もう、終わりなの?

■さいとうギャラリー「清武昌個展 -しじまの余韻に-」。作品の中で割と淡い色彩のものは、どうも残像的というか納得が行かないものがある。私自身、それほど具象派ということでもないのだが、何かが届かない。

「秘密とその形」:色濃く、存在感のある作品。しかし、不定形な生命状のものは、生理的に好きになれない部分がある。

■アートスペース201「教育大1年生展」。
阿部可奈子「惑」:暗闇に浮かぶ、花びらの縁が紫色の花。なかなかいい雰囲気だ。

***
この他、資料館は北大写真部の展覧会。日生ビル「口と足で表現する世界の芸術家たち」は海外作家の方が、作風が新鮮。大同ギャラリー「子ども大文字展」は小学生の書道展。大らかでかなり良い。

本日の昼間飲み

2012年02月25日 16時38分29秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
ギャラリー巡りの後半、時間はほど良く15時過ぎ。今日は狸小路の方の「M」へ。約2か月ぶりの訪問だ。



本日は珍しく晩酌セット(1000円)を注文。いつもはマカロニサラダを注文するのだが、黒板に名前が見当たらなかったのだ(無いかどうかは確認した訳ではない)。

まずはビールとセロリの漬け物から。セットに含まれているためにビールを久しぶりに飲んでしまったが、多分、ビール以外のものにも変更できるはずである。話をするのが面倒になり、そのまま出してもらった。



続いて、おでんともつ煮からもつ煮を選択。ここのもつ煮はどうやってつくっているのか分からないが、臭みは全くない。あっさりしたつゆの中に野菜とともに入っている。途中から刺激が欲しくなり、唐辛子を多めにかける。



そしてメインは串かつ1本。これは中にネギ類は一切入っておらず、肉3枚という重量級串かつなのだ。付け合わせのキャベツが嬉しいのである。



飲み物の2本目は燗酒で。



メニュー選択の余地が少ない所を除けば、このセットが非常に充実しているのがお分かりいただけただろうか。

ということで、昼飯の余波もあり、腹は一杯。狸小路を歩いて約5か月ぶりになる「T」へ。1杯目は角ハイボール、2杯目はエズラブルックスをストレートで。そんなに高い酒ではないが、まずまず飲める。



3杯目はタンカレーをロックでもらい、相当な酔っ払いに。今日はこの位にしておこう。


2条食堂街バー

2012年02月24日 19時36分24秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は何とか仕事を終了し、かねてからの懸案であった2条食堂街のバー「S」へ行ってみることにした。この辺は、カラオケ食堂とでも言うべき店が並んでおり、かなりハードルが高いのだが、新しい店もぽつぽつと出来ているのだ。



時間が早めだったので、先客はなし。カウンター端に座り、「オーソドックスなウィスキーでソーダ割りを」と注文。出てきたのは、クラガンモアのソーダ割りである。味のイメージが全くなかったが、飲んでみるとすっきりと素直な味。これはイイ。

2杯目は「もう少し癖のある」、ということでアランのシェリーカスクをストレートで飲む。これはパンチもありながら、結構華やかな感じもするいいウィスキー。選択が合うなあ。

3杯目はダフタウン1998G&Mコニサーズチョイス。これはライトな味だな。

途中で非常に高そうなバーボンを味見させてもらったり、珍しいリキュールチョコをいただいたりしながらの3杯。なかなか良かった。今日・昨日は店が静かだったが、その前は居酒屋状態だったとのこと。様子を見ながら、再訪してみたい。


宴会を遅くから始めるから悪いんだ

2012年02月22日 23時05分33秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は飲み会なのだが、スタート時間は19時なのである。しかし、会議が終わったのは17時半。そりゃ酒飲んで時間をつぶすしかないだろう。

1軒目は地下鉄すすきの駅直結の、立ち飲み「CB」。酎レモンを頼んで、ふぐ皮ポン酢を食べる。相当腹が減ってきているので、少しだけでも食べておいた方が良い感じなのだ。



これはこれでつまみに良いね。2杯目は燗酒を注文し、身欠きにしんを合わせてみる。もう少しだけ量があると嬉しいのだが、味噌をつけて食べる身欠きにしんは、酒との相性が抜群だ。



まだ、飲み会の時間にはならない。

2軒目はすすきののバー「SL」。1杯目はメーカーズマークのソーダ割り。今日はマスターが飼っている、サカサクラゲを見せてもらった。それにしても、連れ込み宿をサカサクラゲと呼んでいたということは、最近の若い人は知るまい。

2杯目はギムレットハイボールですっきり。しかし、早くも4杯飲んでしまい、少し酔っ払い気味だ。

ということで、早くもご機嫌で宴会場、火鍋の店「S」へ登場。ここではハイボールを頼んで、いきなりメインの火鍋でスタートする。



2種類のスープにラムと鶏の薄切り肉、野菜、水餃子を投入して食べる。白いスープは意外としっかりした味。赤いスープはスープカレー的なスパイスの感じもして、なかなか美味いものである。

途中、棒々鳥を追加注文して紹興酒を飲み、最後に麺を鍋に入れて締める。後半は赤いスープの表面がラー油状態になってしまい、結構な辛さだった。

4軒目は一人、すすきののバー「P」へ。随分久しぶりの訪問である。通しはイチゴにバルサミコをかけたもの。これで口をリフレッシュする。



1杯目はもちろん最近おなじみのサイドカーである。カクテルの名手、Nさんのサイドカーは美味い。



2杯目は同系統のアップルカー。「カルヴァドスを少し多めで、キュラソーを少し少なめで」とお願いすると、かなりドライな感じに仕上がった。これはもう少しスイートな方が良かったかも。

もう何杯飲んだかわからない状態で、帰宅。火鍋のせいか、意外と酔っ払っていないし(そう思っているのは自分だけ)、翌日も重症な二日酔いという訳ではなかった(これは事実)。


きょうはゆったりバーで飲む

2012年02月21日 20時51分47秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
仕事がちょうど良く終わり、すすきののバー「N」へ。久しぶりに早い時間に来たところ、一番目の客になった。今日はのんびり飲めそうだ。

1杯目は最終巻となったマンガ「バーテンダー」より、アイアンマンというカクテル。ウンダーベルク20+ジン30+アンゴスチュラビタース2dash+ソーダ適量。ソーダで割っているので、それ程強くはないが、かなりドライなカクテルだ。

2杯目はグレンリベット1974G&M。ちょっと贅沢品なので、ハーフショットにしてもらった。味はグレンリベットのスクエアな感じに、グッと華やかさが加わった感じ。香りも楽しめる。



3杯目はアルコールたっぷりの弧拳。これはある小説に載っていたもので、最近愛好しているのだが、実に良くできたカクテルである。昔からあったスタンダードだと言っても納得してしまいそうな出来だ。



調子に乗って4杯目はアクアビット+ザクロ+カボスという甘酸っぱいカクテル。アクアビットとザクロはやはり相性が良い。



という所で、今日はカウンター隅のコーナーに新書本を一冊提供して帰宅。

20120220最近読んだ本

2012年02月20日 20時42分52秒 | 読書
■「Whisky World 2月号」
今月の特集はブレンデッドスコッチ名鑑とウィスキーテイスターの座談会とあって、必読。私の好きなブレンデッドウィスキーといえば、フェイマスグラウスだ。ロングジョンも値段の割には、相当良いと思う。後はジャパニーズだと鶴17年かな。

■「バーテンダー 21」城アラキ、長友健篩
ついに最終回。ところが、帯を見ると同じ原作者(画は違う)で「バーテンダー in Paris」というマンガがあるらしいのだ。

■「創立60周年記念北海道銀行コレクション」
義捐金として500円以上払うと、この図録がもらえるのだ。ちなみに道銀所有の絵画は800点とか。また展覧会をやって欲しいものである。それから昔、札幌で「美術北海道」という批評誌が出ていたという話が載っていた。読んでみたいなあ。

■「極みのローカルグルメ」柏井壽
単純なお店紹介や、ローカルB級グルメ紹介本ではない。良いお店に出会った時の、心の動きはさすがにプロだけあって、いい表現をしている。

以下、図書館の3冊。
■「私は女になりたい」林望
再読。

■「オジサンにも言わせろNPO」玉村豊男

■「仲良く貧しく美しく」橋本治、島森路子
テーマ対談。

20120219最近読んだ本

2012年02月19日 21時56分13秒 | 読書
■「逃亡者」折原一
殺人の罪で逮捕された主人公は、何とか脱走して逃亡生活に入る。果たして15年の時効(当時)を迎えることはできるのか。途中、事件の事実関係を語る、主人公のインタビューがあるのだが、捕まったのか逃げ切ったのかは定かでないまま話は進む。もちろんこれは元になる事件があるのだが、現実とはかけ離れた意外な結末に…。この「○○者」シリーズ、それぞれ趣向が違い面白い。

■「算数宇宙の冒険」川端裕人
青春・数学ファンタジー。

■「O.tone vol.40」
今月は餃子特集。昔、札幌って餃子専門店無かったよなあ(みよしのを除く)。

■「中途半端な密室」東川篤哉

■「シオンシステム」三島浩司
人体にある特殊な原虫を寄生させて免疫力を向上させる方法が発見された。この新医療の行きつく先は…。効能があっても、少し生理的には受付にくい手法である。でも、考えてみれば腸にも多くの細菌が住んでいる訳だからなあ。

■「原発「危険神話」の崩壊」池田信夫
タイトルから想像されるような、「原発は危険がなく、推進すべきである」と言いたいのではないと作者は言う。コストとリスクを考えて、きちんとした選択をせよと。火力発電所や煙草によって死ぬ人の方がよほど多いとか、現在の避難も根拠のない線量基準によっているという論旨なのだが、じゃあ、自分の庭に原子力発電所を作ってはどうか。

以下、図書館の2冊。
■「欲望の図像学」柏木博

■「北海道の逆襲」井上美香
本当に北海道って潜在能力あるのかね?