散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20060630最近読んだ本

2006年06月30日 12時37分41秒 | 読書
昨日は控えめに飲んだせいか、今日も飲みたくなってきたりして。

「ぬしさまへ」畠中恵
この作者は推理小説よりもこういうジャンル(幽霊もの?)の方が向いているのではないだろうか。

「OL進化論 25」秋月りす
私の周りにOLはほとんどいない。

「捩れ屋敷の利鈍」森博嗣
解説の人も「マジンガーZ VS デビルマン」と表現してしまうような保呂草 VS 西之園対決。決して敵ではないのだが・・・。魅力ある2シリーズを融合したファン向け作品だな(再読)。

以下、図書館の4冊
「一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる札幌・小樽カフェ喫茶店案内」沼田元気
喫茶店に歴史あり。酒で体を壊したら喫茶店めぐりを趣味にしよう。

「台湾まんぷくスクラップ」浜井幸子
うわー、少食になってきた身には辛いほどの魅力ある食べ物ばかり。結構、少な目の丼や麺もあるのだが。

「食えば食える図鑑」椎名誠
私はさすがに虫を食べるのは苦手だ。ヤシガニの味噌をつゆに入れたそばと、アラ姿煮、鮒寿司はぜひ食べてみたい。

「建築探偵日記」藤森照信
もう13年前の本なので、取り上げられている建物も次々となくなっているようだ。東京に行っても建物を見る余裕の無い私には、贅沢な本だ。

結婚の祝賀会

2006年06月29日 22時27分22秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
えー、結婚の祝賀会だったのだが、4日連続飲み会で限界に到達し、1軒目で帰って来てしまった。ちょっと申し訳ない気がするがどうしようもない。

その1軒目は札幌駅と大通の中間あたりにあるレストラン「T」。私はギャラリー巡りの途中でたまに前を通り、気になっていた店である。

ワインは白・ロゼ・赤と3種。いずれも試してみたが、白はあっさり、ロゼはかわいらしい感じの酸味が良かった。赤はライトだが悪くない。食べるものは生ハム、ソーセージ、イカマリネ、チーズの前菜を食べてから、ステーキ。ステーキの注文時には「焼き方はどうしますか」と聞かれた。30人ほど居るので焼き方なんて聞いたとしても無理だろうなあと思っていたのだが、私の向かいの男が「レア」、私が「ミディアムレア」と注文したとおりに来るではないか。これはとっても嬉しいことであったなあ。鉄製のステーキ皿の上に乗ってきたのだが、冷めないうちにバリバリと食べた。

私は新郎方の出席者なのだが、新婦側は非常に華やかな感じであった。だからと言って、何もあるわけでもない。

体がつらい

2006年06月28日 12時44分38秒 | 飲み歩き
今週のスケジュール。

月曜日:歓送迎会
火曜日:仕事の打ち上げ
水曜日:お客さんの情報交換飲み会
木曜日:結婚する人の祝賀会
金曜日:予定なし

私は酒を飲みだすと、ある定量以上飲まないと絶対に気がすまないので、連日ともなると非常に苦しい。自業自得であるのだが。

20060626最近読んだ本

2006年06月26日 12時36分30秒 | 読書
色々忙しくて、ちょっと本を読むペースが落ちているかもしれない。

「なぜかいい町一泊旅行」池内紀
この中では近いところで岩内に行ってみたい。私は道内都市は日帰り旅行も多いのだが、一泊すると見えるものも違うのだろうな。

「今昔続百鬼-雲」京極夏彦
ユーモラスで、TVでやっていた民俗学者が出てくるドラマのような楽しさがある。最後に京極堂がちょっとだけ登場。

「六人の超音波科学者」森博嗣
主題は何だろうという気がした(再読)。

「美味い話にゃ肴あり 2」「酒のほそ道 19」ラズウェル細木
いずれも酒・飲食・居酒屋に関するマンガ。これを読みつつのんびり酒を飲むととてもいい気持ちだ。

「子羊の巣」坂木司
ありえないような作りの作品だが・・・。登場人物の厳しさ、優しさも、うーん・・・

「リドルロマンス」西澤保彦
この人は時々随分違う作風の作品を書くのだが、私が求めているものとは違う。

「神秘学マニア」荒俣宏
この世の中には想像も絶するような神秘を考える人もいるということだ(再読)。

「国宝 鑑真和上展図録」
照明が暗くて見えにくかった絵巻物や掛軸は図録で見るに限る。

閉店33

2006年06月25日 13時43分52秒 | 写真館
地下鉄琴似駅前の居酒屋「S」、かなり前に閉店。
私は居酒屋ではなく、カウンターの日本酒バーと言う方に1回だけ行ったことがある。小さなつまみを取り、相当な銘柄数の中から日本酒を注文するのだ。2杯注文し、カウンターの人が「ちょっと味見て下さい」と0.5合ほど。ほとんど食べずに2.5合の冷酒を飲むのは結構苦しいものがあるぞ。

放浪の末

2006年06月25日 13時40分35秒 | 食べ歩き
図書館の帰りに昼食を取ろうとして延々と歩く。山の手で昔からあるラーメン屋に行ってみようと途中で思ったが、店の前に来て戸に手をかけるところで断念。何ともたまらない負のオーラが店内から感じられるのである(大げさか。あまり綺麗な店内ではなかった)。

で、山の手通りまで出て、ラーメン「I」。昨日も食べたし今日はあっさり行こうと塩ラーメンを注文。早速出てきたラーメンは麺のゆで具合ほど良く、チャーシュー美味しく、スープが物足りないということもなく、適切な塩ラーメンであった。ほんのちょっとだけ文句を言うと、表面の脂がもう少し少なくても良い。

この店になる前もラーメン屋さんであったのだが、あえなく閉店になっていた。今日は私の他にも客が10名ほど。多分やっていけそうな気がする。

本日の食べて飲んだもの

2006年06月24日 21時38分14秒 | 飲み歩き・琴似界隈
ギャラリー巡りの途中で、ラーメン「T」へ。先日来、少々濃厚なラーメンを食べようと思っていたのだ。醤油ラーメンを注文。確かに旨いし、思ったほどくどくない。とは言うものの、食べ終わってから暫く後味が残る。脂がちょっと強いのかなあ。

夕方、狸小路の立ち呑み「B」へ。カヴァとギネスハーフパイント。散歩しつつ、琴似に戻り居酒屋「D」へ。

最初にビールを飲んでから、以降日本酒へ。「黒龍いっちょらい」「飛露喜純米吟醸」「松の司山廃」「十四代本丸」「蒼天伝」(名前間違ってるかも)。食べ物はまずホタテ・鳥さし。ホタテはプリプリしているし、鳥は脂のほとんど無い部分とはいえ、肉の味の濃さがある。





続いてハムのムース。ハムをざっくり微塵にして、クリームなどと合えたもの。ポテトサラダと共に、洋風味もなかなか。



マグロ角煮カレー風味。カレー味のとろみが周りを覆っている。



後は、鶏とウズラ卵の煮物、白菜麹づけ、竹の子とカニのグラタン。写真は食べかけのものしかないためカットする。満腹、帰宅。

鑑真和上展 その他

2006年06月24日 16時27分33秒 | ART
唐招提寺の秘宝が札幌に来るとなると、これは絶対に行かざるをえまい。早速、展覧会初日のオープニングに紛れ込むことになった。色々な人が来ているようだが、私の見かけたのはギャラリーたぴおのオーナーと、すし善の大将くらいかな。



主催者やら主賓の挨拶に「長ぇーよ」と心の中で思いつつ、じっと我慢。やっと全ての挨拶が終了し「特別観覧をどうぞ」の声とともに展示室に入った。

挨拶に来てました高橋知事(ボケてゴメン)



最初から考えて入口に近いポジションに立っていたため、一番最初に展示室に突入。各界の名士(なのか?)は年寄りばかりのせいか、歩みが遅い。私の後を高橋知事と唐招提寺の長老が付いてくる格好になってしまい、少々恥ずかしかった。館の人も「あいつ誰?」と疑問を持ったに違いない。

それはさておき、私の主目標は仏像である。まず入口すぐで「四天王立像 広目天」「同 多聞天」がお出迎えだ。少々体が硬い感じだが、なかなかのものである。それを見てから、ずんずん中へ。

今回のメイン(と言う言い方は失礼か)「鑑真和上坐像」の前では朝の勤行が行われており、ちょっと見づらいために後回し。彫刻メインの部屋に入った。頭部のみの像を含めて10体、中では「衆宝王菩薩立像」「獅子吼菩薩立像」の2体が際立った美しさに見える。今回の四天王は好みからするとちょっと地味だなあ。

これでまず落ち着いたので、入口に戻り再度見物。今日は初日のせいか、最初だけはかなりの混雑だったが、段々人が減ってきて、落ち着いて見られるようになっている。以下、適当な感想。

「勅額」:唐招提寺の文字が刻まれた板だが、よーく見ると筆で書いたように文字が彫りこんであって、良く作ったなという気がする。
「五大尊像」:絵巻物はかなり色落ちしており、照明も暗いために見づらいのだが、この五大明王を描いたものは好きだ。
「押出仏」:こうやってまで仏の姿を刻み、手にしようとしたのだなあと感慨。
「舎利容器」:黄金の塔に平安時代のレース編み。貴重だ。
「鑑真和上坐像」:皆さんつい手を合わせていたようだ。非常に存在感を感じるのだが、彫刻としてはなあ…
「鋳銅三具足」:華麗な龍の姿がついた燭台。さすが中国。

最後に普段展示室になっていない所で、唐招提寺の平成の大修理の様子が展示されていた。私も2年前に奈良に行ったのだが、唐招提寺金堂が跡形もなくなっており、驚いたものである(全部解体中だった)。その時も見ることができなかった「千手観音立像」が一番見たいのであるが、さすがにあれは移動できないか。

図録もタダでもらった。また来ることにしよう。

この後は近美のこれくしょんぎゃらりい→コンチネンタル→市民ギャラリー→さいとう→セントラル→NHK→時計台→たぴお→富士フォトサロン→道立文学館→紀伊国屋。

これくしょんぎゃらりいは「水辺の風景」。結構見たことのない画が多く展示されている。私が水辺で思い浮かべるのはやはり宮川美樹の「刻」。この細密描写に見る人は必ずと言って良いほど驚いていた。

コンチネンタルギャラリーでは札教の「KINKOU-TEN2006」。佐々木けいしさんの作品はこの前、近美で展示されていたのでは。私、通りすがりの人なのに、お茶ご馳走様でした。

市民ギャラリーの「全道展」。気になった作家の名前だけ。浅川茂、石本久美子、石本本子、大槻力也、小笠原実好、加賀見恵美、加藤達哉、斉藤保、佐藤艶子、道源綾香、中丸茂平、西村徳一、野本醇、羽山雅愉、本城義雄、宮地明人、安井隆、山下達司、山田一夫、矢元政行、渡辺貞之、渡邉眞利、大高操、大野重夫、香川みのり、和田裕子、伊藤隆弘、川上勉、水口司、尾崎志郎(一部、本字でなくて申し訳ありません)。

北海道立文学館の「デルス・ウザーラ絵物語展」。探検記につけられた挿絵原画。ちょっとマンガ調のものもあるが、カラフルで臨場感がある。
内容はロシアの探検家が極東探検の時に、現地の漁師デルスが道案内をするという物語。探検の終盤、年老いたデルスの目が悪くなり、漁師(猟師)としての生活が難しくなる。探検隊長が「デルス、ウチに住め」と自分の家に住まわせるのだが、やはりデルスは町の生活になじめない。で、山に帰っていくのだが、何とその1週間後に強盗に殺され、駆けつけた隊長が慟哭するという悲惨な話である。青少年向けらしいのだが、何とかならんのか。

紀伊国屋の「絵で見る日本の物語展」。酒典童子絵巻では極彩色で酒典の首が吹っ飛んでいるのは見もの。

バー「Y」

2006年06月22日 22時57分31秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ちょっとした会議があり、滅多にあわない人と会った。その流れで、飲みに行く事になった。すすきのの焼鳥屋さん「T」へ。NORBESAが目の前にどーんとでき、ちょっとこの界隈の雰囲気が変わりそうである。

食べたものは新子焼(鶏の半身焼)、レバ、鶏皮、鶏正、豚正、つくね、唐揚。いずれも肉の充実感がある。特に半身を炭で焼いた新子焼は、いい火の通り加減でジューシーである。

飲み物は最初ビールで、途中からにごり酒。5合ビンを3人で「飲めるかなあ」等と相談して、待っているお姉さんをやきもきさせたが、気が付くとあっという間に飲んでしまっていた。実は足りないくらいだ・・・

2軒目は久々にバー「Y」へ。
1杯目はテキーラベースのカクテルを注文し、メキシコローズ。2杯目はシャルトリューズ入りのカクテルを注文し、ポールスタートゥインクル。久しぶりに来たのだが、現在のチーフの顔には記憶がある。その他のメンバー2名は新しい人かな?

3杯目はマスターがサッポロを作ってくれた。ご年配だが、カクテルを作る姿はさすがである。以前、マスターに横顔の切り絵(どこの店か判るであろう)を作っていただいたこともあるのだが、これが本当に驚くほど私に似ているのである。
久しぶりに老舗の雰囲気に満足、カクテルも美味しかった。

富士宮やきそば

2006年06月21日 19時40分28秒 | 食べ歩き
富士宮やきそばを作ってみる。これは日本三大やきそばと言われるものの一つらしい(後二つは横手、太田。全然イメージ湧かない)。

富士宮やきそばの特徴は幾つかあるらしいのだが、私が印象に残ったのは以下。

◎ゴムとも思えるような強靭な麺
 悪い意味ではないので、地元の人が読んでも怒らないで欲しい。
 作り方を調べてみると、沖縄そばにも似たものがあるな。
◎ラードを絞った後の「肉かす」を炒めて入れる
 もう少しカリカリになるまで炒めた方が良かったのだろうか?
◎ソースは酸味が強かった。
◎イワシの「削り粉(だし粉)」をかける。
 風味が良くなり、効果大。

とにかく麺の独特さには驚くべきものがあった。

ぐったり

2006年06月20日 19時49分25秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
仕事とは言え、読んだだけで物理的に具合が悪くなるような書類を読まされた。周囲の人たちもげんなりで、今日の仕事は早仕舞い。まだかなり明るい中をすすきののバー「N」へ。

1杯目は今月のお勧めカクテル、ミントダイキリ。生のミントをすりつぶしてダイキリに入れたものである。初夏の雰囲気が出ているが、残念ながら本日の札幌は少し寒い。

2杯目はマティーニ。ボンベイサファイアのキャンペーン中ということで、ミニボトルを頂く。実は1杯目もラム(銘柄失念)のキャンペーン中で、ミントをすりつぶすための”すりこぎ”のような物をもらった。自宅で使う事はあるだろうか(・・・いや、ない)。

3杯目は少し甘め・くどめのものをということでルシアン。結構やられてふらふら。時間が早かったせいか、他のお客さんは誰も来なかった。

20060619最近読んだ本

2006年06月19日 12時40分32秒 | 読書
「白亜館事件」太田忠司
恐竜ロマンあふれる推理小説。ちょっと甘すぎ。

「太陽の塔」森見登美彦
ストーカー日記というか、頭でっかち作品で全然面白くない(解説を読むと違うんだそうだ)。

「猫は引越しで顔洗う」柴田よしき
主人公(猫)は引越しで東京へ向かう。新展開面白い。

「MORI LOG ACADEMY2」森博嗣
この人と私は全然タイプが違うなあといつも思う。それから横組みが相変わらず読みにくい。

「白の謎」鳥羽、中嶋、福井、首藤
福井作品「920を待ちながら」が作りすぎの気はするけれどもトリッキーで面白い。

「悪魔と詐欺師」高里椎名
狙ってやっていると言いたいようだが、残念ながら未完成作品。悪い同人誌のよう。

以下、図書館の3冊。
「旭山動物園の作り方」原子禅、亀畑清隆
随分昔に行った時は子供ながらに「寂しいなあ」と思ったものだが、今行けば楽しそうだ。ただ、混んでるな。

「夕張のこころ」稲沢潤子
少々小説仕立てに流れているので、どこまで事実なのかわかりにくい難点はあるが、炭鉱事故の悲惨さが伝わってくる。話は変わるが、現在の夕張市も借金500億円。ゴールデンウィーク中も「石炭の歴史村」「藤の家」「のんきや」だけが混んでいて、普通の街中は殆ど人がいないのだ。私は丸一日楽しんだが、どうにかならないものか。

「ドキュメント正倉院」NHK正倉院プロジェクト
正倉院展を見たいなあ。もっと地味なものしかないと思っていたが、意外と華やか。

ポーランドの偉大なSF作家スタニスワフ・レムがお亡くなりになっていた。早川の文庫オビを見て気が付くとは不覚・・・。好きな作品は以下。
・天の声
・ソラリスの陽のもとに
・宇宙創世紀ロボットの旅
・金星応答なし
・星からの帰還
・泰平ヨンシリーズ

北大通りグラフィティ3

2006年06月18日 23時34分17秒 | 写真館




学生時代に出来た店で、関西おでんが珍しくて美味しかった。



学生時代にはこの店で暖房用の灯油を購入。







学生時代の場所から移転。社会人になってから行ったら驚愕の安さだった。





昔、夜中に腹が減るとこの店の焼肉ラーメンを食べたりして、何たる不健康。



北24条を知る男性なら知らぬものは無い「団地妻」。拡幅工事にもまけずビルに入ってしまい、新しい看板まで。私はこの店のサービスを受けたことは無くってよ、うふふ。







北24条の交差点に到着。さて焼鳥屋さんに行くか。