散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

連休の中日(2)

2011年02月12日 21時40分50秒 | 飲み歩き・琴似界隈
腹がいっぱいになったところで、バー「D」へ移動。

1杯目はカリラ・12年・カスクストレングス(SMWS)。スモーキーな味の底から、驚くような甘味が湧きだしてくる。



2杯目は苦すっぱいカクテルをオーダー。そこで登場したのは、巨峰+イエーガーマイスター+ウンダーベルクのカクテル。苦いリキュール2連発だが、割とすっきりと飲みやすい。





今日の最後はアブサン・ペロケだ。アルコール度数が72度なので、ものすごい強力な味。しかし、少しマイルドさもある。



ここはお勧めに沿って、加水して見よう。加水すると色が白濁するため、そのイメージのせいもあるのかもしれないが、ちょっとミルクっぽい風味が出てくる。まあ、倍量に増やしても35度くらいなのだから、相当強い酒だけどね。



今日はこの辺で切り上げよう。

連休の中日(1)

2011年02月12日 19時27分07秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は街中での「飲み」はなし。ギャラリー巡りを終えて、琴似に移動して、居酒屋「D」へ。飲んだものは記録をとっていないので銘柄が分からないが、燗酒→冷たい酒→ラムと展開。マスター秘蔵の洋酒から、複雑な酸味の感じられるラム酒を飲ませてもらい、大満足であった。

食べ物はしまぞい、しめ鯖の刺身から。



続いてタコの皮と大豆の煮物。ちょっと煮凝り状態になっているところに、一味をつける。



次はニシンのマリネ。レモンの皮の酸味と香りが効いている。ニシンはもちろん、下に敷いてある玉ねぎも美味しい。



温か物でレンコンの天ぷら。塩も良いのだが、ちょっとだけ醤油をつけると美味しい。



やはり後半戦は肉。しっとりヒレチャーシューは少し甘いタレと辛子が合う。



越冬キャベツと生ハムの炒め物。歯触りがパリパリ、塩気が効いている。



そしてラム酒、マスターがつまみに出してくれた金華豚のハム。チーズのような複雑な旨み。





これは腹がいっぱいだ。

20110212ギャラリー巡り

2011年02月12日 17時17分49秒 | ART
2月10日に道新。
2月12日は時計台→STV→たぴお→紀伊国屋→大丸→市民→趣味の郷→ivory→さいとう→スカイホール→三越→アリアンス→富士フイルム→CAI02→コンチネンタル→資料館→D&D→ポルト→レタラの19か所。

■道新ぎゃらりー「道新文化センターかるちゃー祭作品展2011」。しばらくの期間いわゆるカルチャースクールの作品展が続く。あまり興味のないものが多いのだが、今週は銅版画とペーパースカルプチャーがちょっと面白かった。

■時計台ギャラリー「道都大学美術学部 卒業制作・設計展」。
小林なつき「にわに:見栄っぱり:はにわ」:ニワトリに人間の足と8本の手が合体した不思議作品。
三澤和浩「暁」「黄昏」:それぞれ大木の前に若い女性と、老人を描いた作品。描写力は圧倒的に優れている。
児玉陽美「3分間の悩み」「であるがゆえに」:何とも微妙な感覚のする画と、鳥人間とでもいうべき立体の組み合わせ。

■STV北2条ビル「樋口雅山房 吉祥文字展」。良く読めないけど、多分良いことが書いてある。



■市民ギャラリー「道展U21」。パッと思う感想としては、出品作のレベル差が大きいことと、4段がけはあまりにもこちゃこちゃしているということかな。

多湖優理香「廻遊塔」:周囲にらせん階段のある塔のような立体。力作である。
永川美保「さらば就活生、こんにちは社会人」:何となく憂欝に揺れる日々という感じか。
福田亨「立冬」:石ころとキリギリスをリアルに描いた作品。

大平望弥「かえりみち」:車のバックミラーに写る世界を大きく描いた作品。
情野友紀「じーっ」:みかん箱の陰からこちらを見る猫。動物や子供を大きく描く作品は結構あるのだが、その中では一番良かった。
Do_Ko_Ro_post_high_school_corse_1st_year「Images」:これは匿名ということなのかな? クリスマスリース、人の横顔と花、風景などを美味く印象的に描いている。

佐野穏郁「knit」:ニットのセーターで頭まで隠して、バスタブに横たわる人。少し危ない。
土岐美紗貴「淡い憂鬱と」:銅版画のような球形模様を描いた作品。
遠田周祐「人間」:タイトルに反して、ひびの入った焼却炉のような物体を描いている。面白い。

佐藤澪奈「花子」:目をつぶる女性の肖像。少し直球すぎるか。
阿部雅也「The world」:太陽のような背景に踊る3人の女性像。インパクトある。
藤田梨沙「たとえばきみがゆるしてくれたとして」:悩めるマネキンのような人物像。

既に卒展のようなところで見たので、今回は取り上げなかった作品も多い。おといねっぷの強さは変わらずだったが、それよりも道都大学の作風が同じ傾向が強すぎるのが気になった。

■さいとうギャラリー「FUMI TEZUKA EXHIBITION」。木の板に線彫りと彩色を施した作品。彫った部分の白さと、黒い色のバランスが面白い。ちょっと國松希根太のようなイメージもする。

■アリアンスフランセーズ「北海道造形デザイン専門学校特設イラストレーション学科展」。なかなか面白い作品もあるのだが、全て無記名。それでいいのか。

■コンチネンタルギャラリー「第6回かのかの会写真展「燦」」。
児玉龍人「共和ヨット少年団のある一日」:無人の風景に半円形の虹が輝く、パノラマ様の作品。それは面白いのだが、少年たちが登場してしまうと、単なるスナップ写真にしか見えない。
加藤彰「ひょうかい」:S字カーブの海岸線に氷が打ち上げられている風景。ダイナミック。

■D&DEPARTMENT PROJECT SAPPORO「山本顕史_写真展「ユキオト」」。雪は星のようであり、山の地層のようであり、ゴミのようである。

■北方圏学術情報センターポルト「北翔大学卒業制作展」。
山本里絵子「迷宮巡るつみき-Labyrinth Roll blocks-」:虫かごのような箱の中、楽器を演奏する紙人形達。なかなか良い。

■ギャラリーレタラ「西田陽二個展」:前回の展覧会は2階だったような気がするのだが、実はギャラリーは3階がメインだったのだ。2階会場が開いていないので、ちょっと焦った。もしかすると、前回は3階会場を見落としているのかな。

作品はと言えば、描かれている2人の女性の性格差まで表現されているような気がする。

第101回北海高等学校美術部 どんぐり会展

2011年02月12日 15時09分48秒 | ART
私は面倒なので展覧会の撮影させてほしいとお願いすることが滅多にないのだが、この展覧会だけは何年か撮影させてもらっているのだ。何しろ、通常の絵画作品の文脈には収まらないような、下手すると支離滅裂に見えるほどエネルギーのある作品が多いのだ。といっても、少し部員は減り気味なのかもしれない。約3分の1程のスペースは賛助出品のようだった。

穴吹舞織「カムフラージュ」。何にカムフラージュしようとしているの、この人。



佐々木智香「遺恨」。顧問の川本先生直伝という感じ。骨と化しても遺恨は残るのか。



中北朋花「夏夢」。このパンチ力、1年生が伝統を受け継いでいる。



渡邊あかね「HEART BEAT」。珍しくBL風な作品。新しい風である。



北山夏帆「17歳」。このタイトルでこの作品。今年も北海名物、破綻系の作品だ。



佐藤拓実「酔生夢私」。丁寧に描かれた「蛸」。少しちゃんとした作品すぎる気もするが、上手い。



山崎晃平「蟷螂」。これも良い。あえて大雑把な形と良く考えられた色使いだ。



金澤凌「スプリットマウス1979」。段々じわじわ効いてくるタイプの作品。



賛助出品は菊池精二「少女習作」、栃内忠男「北アルプス連峰」、藤井高志「麻衣子」、山本恒二、波田浩司、陰山晃、梅津薫、川本ヤスヒロ、斉藤嗣火、田崎謙一、福島孝寿、渡辺貞之。

久々に定食

2011年02月12日 11時44分39秒 | 食べ歩き
今日の昼食は久々に定食をだす「K」へ。メインのおかず1品とサブおかず2品の選択方式である。今日は魚フライ、野菜サラダ、焼売を選んで、十五穀米とみそ汁。それからテーブルには食べ放題のつぼ漬けがある。



まあまあバランス良く選んだとは思うのだが、ボリュームたっぷり過ぎ。ちょっと食べ過ぎになってしまったのではないだろうか。