散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20110216最近読んだ本

2011年02月16日 05時57分55秒 | 読書
以下、図書館の6冊。
■「北海道の歴史がわかる本」桑原真人、川上淳
夏目漱石が岩内に籍を置いた話が書いてあったが、そもそも北海道の一部地域では、徴兵令が未施行だったとか。その他、アイヌ人達の実に悲劇的な話が良く分かった。

■「北海道に暮らす 道東編」荒木美紀子
何となく北海道に移住してしまったという話。北海道の中では札幌が特別で、その他のエリアは車が確実に必要だったりする。あまり田舎に住むのは無理だが、たまに行く帯広は何とか住めるかもしれない。

■「ゆらぐ脳」池谷裕二、木村俊介
研究でむやみに仮説をたてないということと、プレゼンテーション・コミュニケーションが大事だという筆者の主張は分かった。しかし、脳自身については分かっていないことが多いことが分かった。

■「再現! 巨大隕石衝突」松井孝典
現在では恐竜絶滅の主因ということで良いのかな。現時点でも確率の問題で起きることであり、発生すれば人類文明の危機となること間違いなしなのだ。少なくとも自分が死ぬまでは起きないことを祈ろう。

■「学問、楽しくなくちゃ」益川敏英
専門以外の分野にも50%の力でいいから取り組めということと、他人とのディスカッションで新しいものが生まれるという主張。なるほど。

■「宇宙画像2009」Newton
ガンマ線、X線、紫外線、可視光、赤外線、マイクロ波、それぞれによって取得できる情報が違うのだ。綺麗であるということ意外に、色々な意味がある。全ての視覚情報を複合的に解析して、天体の実像に迫るプログラムはできないものか。