散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久々にスモーキーな感じで

2009年07月30日 18時34分09秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は創成川東の「R」へ。

1杯目、何となく夏のさわやかさを期待して白ワイン。現在の天気はそれほどさわやかでもない。2杯目は久々のスモーキーマティーニ(ラガヴーリン16年で)。やっぱりこの店のは効くなあ。少々くらくらしてきた。

3杯目はラム+パイナップル+レモンのカクテル。多少、アルコール度数を下げて見た。店主に週末東京に行く話をして、帰宅。

20090730最近読んだ本

2009年07月30日 07時24分03秒 | 読書
■「ターミナルエクスペリメント」ロバート・J・ソウヤー
人間の魂と思われる電気的な「魂波」が発見される。それをスキャンしてコンピュータ上でシミュレートしたところ、どうやらネットワークに流出し殺人事件を起こしたようなのだ。これまた作者の「人間って何」にせまる、面白い作品(再読)。

■「続・盲腸線紀行」村上義晃
基本的に行って戻ってくるしかない旅であり、どちらかというと物悲しい路線が多い。電車に乗車するのが主なのか、周辺探索が主なのか、文章が短いためやや中途半端である。

以下、図書館の5冊。
■「生きてるだけでなぜ悪い?」中島義道、香山リカ
結局、絶対の正義も真実もないのであるから、程々に適当に生きるべしということか。

■「ニート脱出」和田秀樹
非常に平易に描かれており、それが真実というか、脱出の特効薬などないというか。いずれにせよ視野が狭くなり「働かなくては」とかいう思考回路にはまると、大変辛いということであろう。

■「天下人史観を疑う」鈴木眞哉
天下を取った後に書かれた文献が残るため、どうしてもバイアスがかかってしまうのだろう。

■「宗教常識の嘘」島田裕巳
宗教も国と同じで、「あの国はおかしい」「あの宗教はこうだ」というのは先入観にすぎない場合が多い模様。ま、いずれにせよ宗教の意義はほとんど認めていないのだが。

■「世界遺産一度は行きたい100選ヨーロッパ」小林克己
写真で見るとそれほど面白くない。多分、間近で見ると絶対すごくて感動するとは思うのだが。

偉い人対応は疲れる

2009年07月28日 23時40分47秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は会社の偉い人対応。うーん、疲れる。しかし食べ物は良かった。コースで北海シマエビ、マグロぬた、ウニ・シラウオの冷製茶碗蒸し、刺身(イカ、海老、マグロ、平目、鮭ルイべ)、時鮭、花咲ガニ、梅しそ巻き、メロン。

時鮭は身はふんわりしているのに、皮がパリパリの絶妙な焼き加減だ。花咲ガニは大量に盛られているのを、片っぱしから食べる。久々に食べるのだが、タラバと毛蟹のいいところを兼ね備えた味である。最後のメロンも私は苦手な食べ物なのだが、何となく全部食べてしまったわい。

勘定がいくらなのか知らないが、それほど高級という風でもなく、非常に感じのいい店だった。
→後日追記。凄く高かったらしい。経費をつけられた部署の人が嘆いていた模様。

それはそれとして、やはり疲れる。一人バー「N」へ。程々の込み具合なので、無事席につくことができ、1杯目はギムレット+ビタース。少し消化を促進することにしよう。

2杯目は(おそらく味見分なのでおごりでしょう)スタルカ(ブランデーとウォッカをブレンドしたもの)をストレートで。



ここで周囲の人から、ケーキとアイスクリームの差し入れがある。アイスクリームはサーティワンで、前日のTV「お試しかっ!」でサーティワンの「帰れま10」をやっていたので、非常にうれしい差し入れだ。ランク1、2位のポッピングシャワー、ティー&スコーンの両方を食べることができて、大満足。

今日のお客さんは社交的な人が多く、最終的には6人位で盛りあがってしまった。
隣の男性氏「松本零士といえば…」
その連れ「ヤマト、ハーロック、…」
男性氏「まだまだ」
私「クイーンエメラルダスか、男おいどん」
男性氏「おお、君は知ってるのか!」

という具合だ。そろそろ注文をということで、3杯目はスタルカ+アクアビット+フェルネブランカのカクテル。ドライな感じをスタルカの甘みが中和した、バランスのいいカクテルだ。

ここでロールケーキを食べて、4杯目はカルヴァドス+クリームシェリー+シェリー+ポートワインの難解なカクテル。今度は隣の女性氏がいたくレシピに興味を持つ。実に香りのいいカクテルなので、香りだけ嗅いでもらった。Nさんも「もう少しで完成しそうなのですが」ということで、確かにもうちょっとバランス調整の余地がありそう。





勢いついでに5杯目はアクアビット+ベルモット+ライム。そうそう、また酒屋にアクアビットが入っているかどうか確認しに行かなければなるまい。ということで、機嫌が良くなり帰ったが、次の日はどうにも具合が悪い。

20090726最近読んだ本

2009年07月26日 21時45分34秒 | 読書
■「焼とり焼きとんに出会える本」
一人飲みが多いので、1人前5本という焼鳥屋さんは困ってしまうのだが、バリバリ食べる良さというのはある。しかしコースで1本ずつ焼いてくれるところも、それはそれで良かったりする。

■「古典酒場Vol.7」
今回は新橋特集。意外と一人飲みには向いていなかったりするのが新橋である。私は早い時間帯に立ち飲みでそそくさと済ませたりするくらいで、新橋で「ここ!」という店はあまりない。

■「オランダ水牛の謎」松尾由美
ミステリファンならば、タイトルを見ただけで楽しい一時が約束された気持ちになるだろう。

以下、図書館の4冊。
■「続ハッブル望遠鏡が見た宇宙」野本陽代
こんなに宇宙が見えるようになっているとは。科学的に価値があるとともに、アート的でもある。

■「「困った人」につけるクスリ」渡辺和博
人生相談本なのだが、どう考えても相談結果に沿って自分の生き方を買えそうにない人たちばかりだ。すなわち、つけるクスリはないということだ。

■「「百匹目の猿現象」を起こそう」船井幸雄、赤池キョウコ
えー、スピリチュアルな内容。

■「使える読書」齋藤孝
私は人の読書経験を全く参考にしないのだが、少なくともある程度幅広くバランスよく読むということは必要だろう。約30年をSFと推理小説に費やしてきた人間の言うことではないが。

お酒を飲んだ翌日は

2009年07月26日 13時38分49秒 | 食べ歩き

ちょいと飲み過ぎた翌日、どうも体のキレが良くない。こういうときはカレーと言う線もあるが、野菜を取ろうと中華料理の「H」飯店に来た。迷わず、回鍋肉定食にする。

いい感じに油通しされたキャベツの歯ざわりが良い。ちょっと味濃い目だが、これでご飯をバリバリ食べる。卵スープ、サラダ、ザーサイ付き。どうもあまり流行っている雰囲気のしない店だが、なかなかウマい店だと思う。

室内にて焼肉の会

2009年07月25日 22時20分42秒 | 食べ歩き

今日は天気が良ければ外で焼肉の会だったのだが、またもやあいにくの雨。残念ながら室内で焼肉の会が開催されることになった。沢山あるのを適当に食べたが、鴨、ホルモン(部位不明)、レバなど非常に美味しかった。しかし、鴨を焼いて焼肉のタレで食べていいものだろうか。

冒頭写真は旭川丸井今井で購入した白ワイン。これは結構バランスよくいいワインだった。

20090725ギャラリー巡り

2009年07月25日 16時44分34秒 | ART
本日は三岸好太郎美術館→知事公館→コンチネンタル→ギャラリーエッセ→紀伊国屋→大丸→富士フィルムフォトサロン→たぴお→時計台→道新→さいとう→スカイホール→CAI02の13か所。

■北海道知事公館。初めて入ってみたのだが、美術作品が何点か展示されている。安田侃、岩橋永遠、田辺三重松、里見勝蔵、上野山清貢、木田金次郎の作品がある。里見勝蔵は北海道ゆかりとも思えないし、珍しいのではないか。

写真は裏庭の流政之作品と、公館内の驚くべき呼び出しボタン。「内舎人」なんて読める?





■コンチネンタルギャラリー「交差する視点とかたち」。作品を見て、心の中に色々な言葉がわき上がってくるものは素晴らしいと思うのだが、この展覧会は間違いなく素晴らしい。

下沢敏也「RE-BIRTH<森>」:柱のような陶芸作品。わずかなカーブが、何となく風に向かって立つひとを思わせる。
川上りえ「Beyond Chronicles」:鉄を使った泡構造のような作品。床に落ちているように見える泡も、何となく柔らかそうで触ってみたくなる(間違いなく硬いのだが)。
加藤委「サンカクノココロ」:白い陶器で「シュッ」と音のするような、羽を思わせるような形を作っている。
阿部典英「ネェダンナサンあるいは告・克・刻」:いつもの作品は周りのことなど知らぬ存ぜぬと存在しているのだが、今回は前傾して見えるせいか、攻撃的な感じがする。

■ギャラリーエッセ「石垣渉 水彩画の世界展」。相変わらず上手い。しかし、あえて木の先端だけを描いた「上を見上げて」、小さな草木にクローズアップした「日よけ傘」など、少し作風が変わったように思える。

■大丸画廊「前川泰山と珊瑚工芸作家展」。あまり工芸に興味のない私だが、橋本秀光の「龍」は天然珊瑚の朱色でかなりの出来栄えだ(一千万円)。不動明王・孔雀明王もなかなか。

■富士フィルムフォトサロン「つながる手と手~ぱしゃり中南米」。いろいろと社会に内在する問題はあるのだろうが、中南米のハッピーな雰囲気が伝わる写真展。マテ茶をごちそうになったが、私は20年ぶりに飲んだ。

■たぴお「三浦恭三展」。非常に簡単に簡単に描いているように見える所が、技量というものだろう。好みの問題になるのだろうが、何点か色彩がしっくり感じられるものがある。

■時計台ギャラリー「国展(絵画部)北海道作家展」。西辻恵三「月人」は横倒しの半月に棒状の体の人を配置した作品。本庄隆志「標’08」は中心にユリの花、上部に石とそこに集う蝶を描いた不思議な作品だ。

■CAI02「Point Of Color-4人のいろ・4人の平面」。西田卓司の「ドリフトシティ」は榎忠の金属都市のような作品を思い浮かべた。チープなプラスチックが並んでいるので、かなり雰囲気に違いはある。

蒲原みどり「夢想草花図」はコンクリートの壁に草花の画を貼り付けた作品。コンクリートのシミが効果的だ。笠見康大「untitled」の中に、縦に塗った珍しい作品があった。基本は変わらないが、作品バリエーションを広げる試みだろうか。

これぞクラシック

2009年07月25日 13時08分55秒 | 食べ歩き
今日の昼食で目指していた店があったのだが、入る直前に「休憩中」の看板が下げられてしまった(まだ13時なんだけど…)。では、と切り替えて足を運んだ店はすっかり見知らぬ店になっていた(名店のはずだったのだが)。

ということで、ずっと昔から気になっていた「S」へ入店。何しろ古びた感じの店で、見た感じでそそられることはない。店内に入り、しばし検討の結果五目ラーメンを注文。



調理の過程が見えないのだが、具を油通ししているらしく、しばらくしてラーメンが到着した。味は醤油味のようだ。



で、このラーメンがなかなか美味しいのだ。具は豚肉、海老、イカ、白菜、ニンジン、竹の子、絹さやと言ったところ。海老は薄く衣をつけて油に通しているという、なかなかのテクニシャンぶりである。スープは絶妙に物足りない。一口飲めば、もう少し味付けを濃くしてほしいなあと思うのだが、そのぐらいの加減が正解なのだと思う。後は、もう少し麺さえ固ゆでにしてくれれば文句のない所なのだが、他のメニューにも期待してしまう出来栄えであった。

どんな本を読んできたの(高校編)

2009年07月25日 08時14分17秒 | 読書
高校生のときには現在の読書スタイルがすっかりできあがっていたような気がするため、特別何を読んでいたのかと言うとあまり思い出せない。以下、断片的な話。

修学旅行で京都・東京に行った。何しろ結構な金を持っていたため、すべて本とレコード購入に使う。私の本の買い方を初めて見た人たちは、驚いていた模様。ハヤカワ文庫を中心に確か26冊買った記憶があるが、帰宅後5日間で読破。私が最も本を早く読めていた時代の話である。

高校生の時に知人から「もう読まないから」とペリーローダン10冊をもらったのが運のつき。その後、富良野市の図書館で60巻まで、大学の図書館で120巻まで、町田市の図書館で150巻までと次々読み、それ以降は全て購入と言うことになってしまって今に至るのだ。

20090722-24まとめて

2009年07月24日 19時07分13秒 | 飲み歩き・すすきの界隈

7月22日

すすきののバー「N」へ。
1杯目はテキーラ+スイカ+塩。天候は夏の雰囲気が全然ないのだが、カクテルだけは夏気分だ。

2杯目は周りに連動してテキーラストレート+ライム+塩。塩をなめ、ライムをかじってテキーラを飲む。もちろん一気飲みはしないで、4口くらいで飲む。

3杯目はアクアビット+クラシックオブアイラ。ウィスキーの度数が58度のせいもあるし、結構香りも強いのでパンチの効いたカクテルになった。すっかり調子が良くなり、最後にフレンチ68+ベネディクティンDOM。少し変化をつけるだけで、意外と印象が変わるものだ。

7月23日
創成川東の「R」で角ハイ、モヒート。

7月24日
すすきののバー「C」でウィスキーソーダ、ギムレット+ビタース、ギブソン、モヒート。連日、夏っぽくモヒートで攻めてみたが、週末はまたもや天気が悪いらしい。どういうことなのだ。