散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

そんなに飲んだのか

2007年08月30日 21時42分59秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
カクテルの会第8回会合。いつもの「G」ホテルに集合。今日は朝から6つ会議があったので、参加が危ぶまれていたが、奇跡的に時間通りに終了。よし、飲めるぞ。

ここ数回飲んだことの無いカクテルを片っ端から試していたが、今日はオーソドックスなものを中心に飲むことにしよう。で、何を飲んだかというと・・・、普段は手帳にメモしながら飲むのだが、手帳を入れたカバンを他の椅子に置いたためメモがない。記憶を辿ってみると・・・

1杯目:ジントニック
2杯目:ギブソン
3杯目:ロブロイ
4杯目:ニューヨーク
5杯目:誕生日カクテル
6杯目:アドニス
7杯目:マイアミ
8杯目:ジャックローズ
9杯目:シャンゼリゼ
10杯目:マティーニ

あれれ、過去最高新記録で10杯飲んでるぞ。しかもF氏が地雷を踏んだ(アルコールが強すぎた)ブラックルシアンを半分引き受けたしな。

もう間違いなく飲みすぎた。食べ物はししゃものパスタ、エビチリのせ茶碗蒸しが旨かった。今日の料理のテーマはエスニックだったらしいが、ほど良く控えめの味付けでこれまた良かった。

今日も飲む

2007年08月29日 23時35分23秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日はお客さんF氏、Y氏、先輩K氏、後輩M氏と仕事上がりに一杯。F氏とは違う会社ながら、15年を越える付き合いになる。最近、同じ仕事をするようになったので、「飲みますか」となると昔からの雰囲気が戻ってきた。

ビールの後、焼酎。最初の約束時間を越えたが、何とか11時過ぎに帰宅。

アルメニアブランデー

2007年08月28日 21時32分00秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今週は忙しくて疲れた。と言うわけで時を遡り更新。

何とか仕事に区切りをつけ、地下鉄に乗りすすきののバー「N」へ。東京に行ってきた話をしつつ、1杯目は爽やかにアクアビットギムレット。キャラウェイ、フェンネル、アニス等の香りが口中に広がり旨い。

2杯目もさらに「アクアビットで」と注文すると、少し濃厚なピラミッドというカクテルが到着。これまた密やかにアクアビットが香っている。

3杯目は方向転換し、アララット・ナイリ20年というアルメニアのブランデー。少々若さと熟成感が混在している感じ。これにチョコレートを出してもらったので、調和を楽しむ。

めずらしく1時間ほど新客がこないので、もう一杯注文してみよう。今度はカルヴァドスを使ったカクテル、コムラードが出てきた(今、ネットで検索してみたが、2年前の私のブログしか見つからない)。このカクテルはカルヴァドスとシェリーの味わいが拮抗する、面白い風味である。

と結構メートルが上がってきた所で、2組お客さんもやってきて心置きなく帰宅。店を出ると月食は既に終わり、満月が戻っていた。

20070826最近読んだ本

2007年08月26日 20時32分31秒 | 読書
「真夜中の神話」真保裕一
作者には珍しくインドネシアを舞台にしたサスペンス。そんな中で地元の警察官の誠実さが良い味出している。

「B級グルメこの町が美味い!」田沢竜次、桑田乃梨子
こういう路地裏の地道な名店という所には住んでいないとなかなか行けないよな。

「絵画の読み方」別冊宝島EX
「知的アプローチ」というのもちょっと気恥ずかしいが、内容自体は面白い(再読)。

「紅楼夢の殺人」芦辺拓
中国古典をベースにした推理小説。時代背景がトリックが成立する理由になっているのだが、まあ、現代人としては苦しい所だ。

「目まいのする散歩」武田泰淳
カミサンのほうが感覚が近い(再読)。

「やぶさか対談」東海林さだお、椎名誠
いい具合に中身の無い対談だ(再読)。

「リオ」今野敏
内心には常に迷いをかかえつつも、周囲からの信頼厚い刑事が主人公。犯人としか思えない状況に追い込まれた女子高生の疑惑を晴らす。少々おめでたい話だが面白い(再読)。

「ウニバーサルスタジオ」北野勇作
SF的背景のもと、関西コテコテの雰囲気になってしまった世界を描く。まあまあ。

完全休養日

2007年08月26日 13時02分39秒 | 食べ歩き
3泊4日の東京行き、初日は37度だったらしいが、到着したのが夕方5時半。2、3日目は思ったほど暑くなく、最終日は33度であった。気温よりも飲みすぎ、食事がいい加減すぎで体調を崩す。札幌も暑くて寝苦しい。

昼過ぎに何とか図書館へ行き、旧五号線沿いの中華料理「H」飯店へ。今日はニンニクの芽と豚肉のいため物にした。その他定食には卵スープ、サラダ、ザーサイが付く。

見た目豚肉が少ないなあと思ったが、油の力で甘みの出た肉とシャキシャキとしたニンニクの芽が旨い。少しでも体力回復になっただろうか・・・

真夏の東京(5) 8月25日続き

2007年08月25日 22時15分37秒 | 飲み歩き・東京
美術館巡りは15時半頃力尽きた。三越前から銀座へ。この時間に開いているとなると・・・、銀座7丁目のバー「R」へ行くことにした。この店の名物ハイボールを頼んで、ぐいっと飲む。ちょうど良い冷え加減、レモンピールの香りと申し分のない旨さだ。つい「開いてて良かったなあ」と店の人につぶやくと、「普通に開けてますから」とそっけないお答え。そうか、店主は夏期休暇と書いた紙が貼ってあるな。

ハイボールをお替りし、つまみは軽めに手作りチャーシューを注文。炙りたての味付けも的確なチャーシューに辛子をつけ、付け合せのボイルキャベツと食べる。これも良い。

さあ、渇きが落ち着いたところで、少し何か食べよう。まだ5時前だけど、新橋ならどこか良い立ち飲みが開いているかな・・・、とぶらぶらしてみると店員が全て女性の「T」を発見。立ち飲み本で見た記憶があるので、早速入ってみることにした。

赤ワインと、焼き物は2本づつでということなので(一人客なので1本づつにしてほしい)、ならばおまかせ5本セットにしよう。付け合せのキャベツが先に来た(酸味タレと辛味噌がついている)。随分若い雰囲気の女性が焼き手である(後で聞いたら、焼き方経験は1年位だそうだ)。到着したセットはコブクロ、ハツ、レバ、ガツ(一品失念)で、なかなか良い焼き加減だ。

白ワインとお勧めの煮込みを追加する。ここの煮込みは醤油味だが、「胡椒をかけて下さい」と言われたので、不思議に思いつつまずそのまま食べてみる。肉は色々な部位が入っており、野菜も豊富。そして一番特徴的なのが、スープの味だろうな。何に近いかといえば、ちょっと辛味を効かせた醤油ラーメンの味だ。結構癖になるジャンクテイストで、結局胡椒をかけずに全部食べた。旨かったが、酒が総じて高い印象を受けた。

まだ6時前だが、もう空港へ向かおう。新橋を南下して浜松町へと向かい。「6時前だしなあ」と期待せずにバー「g」の前を通りがかると開いているじゃないか。小躍りして、先客が一人しかいない店内へ。この店には今月のお勧めカクテルがあるのだが、それを見ているうちに注文は決まった。

まずはカルヴァドスベースのフレンチ75(この場合、フレンチ68という名前があるのね。初めて聞いたよ)。フレンチnnシリーズが好きで、かつカルヴァドスが好きという私にはピッタリのカクテルだ。ほの甘い味がしつつ、さっぱりとした仕上がり。

もう一杯は最近あちこちで試しているアクアビットベースのカクテル。マンダリンオレンジのリキュールとわずかにライム。強力なカクテルだが、アクアビットの味がジーンとしみる。

これ以上今の気分にピタリと来る2杯は無いな。いろいろチクチクと心に残った負債を一掃し、機嫌よく空港へ。帰宅したら22時過ぎ。疲れた。

真夏の東京(4) 8月25日

2007年08月25日 16時32分45秒 | ART
さて、自費で宿泊して今日は遊びの日である。7時半にホテルを出発し、荷物を浜松町のコインロッカーに預けてから上野へ。上野駅構内の「S」で朝定食。ご飯、味噌汁、のりの基本セットに鮭、スクランブルエッグ、ミニサラダをつける。久々にちゃんとしたご飯を食べて復活。飲みすぎも問題だが、しっかりした食事をしないことも問題なようだ。

さて、上野の美術館ゾーンに向かおうとした私を、驚くべき事態が襲った。なんと東京芸大美術館が本日休館なのである。「金刀比羅宮 書院の美― 応挙・若冲・岸岱 ―」で若冲の「花丸図」を見ようと思っていたのだが・・・。さらに「自画像の証言」という展覧会も必見だと思っていたのだ。

「8月最後の土曜日に休館する美術館などあるはずがない! こやつは美術館の名前を騙る痴れ者! 切れ切れ、切り捨てい!」と、上様にばったり出くわした悪代官のように錯乱してしまったが、どうすることも出来ない。もう一泊する金はあるが体調があまり良くないので日曜日は完全休養にしたい。

残念ながら諦めて、まずは東京都美術館の「近代美術協会展」へ(只券あり)。一人で複数点の作品が出品されており(100号以上の大作で)、そのバリエーションを楽しめる中々の水準の展覧会だ。

続いて、同じ会場で「現代アーチストセンター展」。いわゆる現代美術の展覧会である。微妙な作品もあったが、色々な美術館のポスターを展示会場の床に並べたのが見ていて面白かった(美術作品として見ていないな)。

次に東京国立博物館へ。まずは本館に入ると、入口すぐ奥で新企画「仏像の道 インドから日本へ」をやっている。インドの濃厚な顔をした仏像が、中国、韓国、最終的に日本に伝来するまでにさっぱりした顔になっていくのだ。

今日の国宝展示は「和歌体十種」「十六羅漢像」「法華経厳王品」「線刻蔵王権現像」「延喜式」「銀銅蛭巻太刀」「刀相州正宗」「太刀長船長光」と言う所か。その他、狩野芳崖の「悲母観音」を綴織に仕上げたものや、「キリシタン-信仰とその証-」展示における「聖母像(親指のマリア)」が興味深いところだ。

それから特別展「京都五山禅の文化」展へ。「禅は素朴だからなあ」と思っていたが、予想通り前半の仏像はまさしく実在の人間そのもの。華麗な造形は望めないのかなと考えていた通りだ。最後の方には表面の模様が細かい十一面観音菩薩坐像、表情が良い聖観音菩薩坐像もあったが、やはり全体に地味だ。

非常に贅沢な文句を言いつつ、上野から目黒に移動。「新日曜美術館」のアートシーンを見て、これは行かなくてはと思った「線の迷宮<ラビリンス>Ⅱ 鉛筆と黒鉛の旋律」である。まずは篠田教夫。ほおづきの外殻の葉脈のような部分が残ったものや、カラス貝とフジツボを精密に描いた作品。次に妻木良三。布地を山のように起伏を持たせて配置したものを描いたものだ。飛行機から見た雲海にも見える不思議作品。

そして私が一番面白いと思ったのは小川信治の作品。フランスやイタリアの観光絵葉書を忠実に鉛筆で再現し、さらにピサの斜塔を二つ描いたりしてしまうシリーズだ。他に「不在シリーズ」とでも言おうか、レオナルドの「最後の晩餐」からユダ、イエス、その他の弟子がそれぞれ描かれていない3部作があった。期待通りの楽しい展覧会で図録を購入。

昼食は駅前のビル内、鮨処「T」でちらし丼。まあまあの味だったが、カウンター内で職人がもう一人の職人をクドクド叱っており、何だか食べた気がしない。

目黒から大手町に移動。三の丸尚蔵館「京焼き多彩なり」へ。目を引かれた作品は、植物と鳥がまるで少女マンガのような華やかさで描かれている「草花文花瓶」。3ミリくらいの蝶が数限りなく描かれている「蝶尽卵形合子」、微妙な紋様を盛り上げ、さらに薄い黄色やピンクの釉薬をかけた繊細な「旭彩山桜花瓶」も良かった。さらに青磁の類も結構名品だったような気がする。

まだ暑い中を徒歩で「三井記念美術館」まで歩く。今回は「旅」と言うテーマで国宝「一遍聖絵」「熊野御幸記」が出品されている。他には印籠に細かい日本地図や、東海道五拾三次が描かれているものや、1783年に書かれながらかなり正確な「地球一覧図」も面白い。地図の両端にグリーンランドが見えるのだが、「地球が丸いためこう描かれた」とメモが記入されているのである。

さて、今日は17時びっちりまで美術館巡りをしようと思っていたが、ガッカリ&暑さに疲れてそろそろ切り上げることにしよう。

真夏の東京(3) 8月24日

2007年08月24日 22時30分56秒 | 飲み歩き・東京
二日酔いで起床。朝食はカレーうどん。今日も同じコースで出勤する。

さて、研修の話をちょっと書くが、今回は「交渉とネゴシエーション」に関する2日間研修なのである。どちらかが一方的にメリットを得る交渉ではなく、WinWinの関係を築くための交渉である。研修の大部分が役割を与えられて行うロールプレイの時間になっている。私は結構乗りやすいタイプなので、殺虫システム販売員や、高級住宅販売員、外資系デパートの化粧品フロア長になりきる。多分、私に初めてあった人たちは「明るくて社交的な人だ」と思ったに違いない。

本日の昼食は食欲なく蕎麦と稲荷寿司。蕎麦は関西風の出汁だったが、ちょいと疑問。うどんならこれで問題ないのであるがなあ。昼休み中にららぽーと豊洲のUKIYO-e TOKYOへ。徒歩数分で行けるのである。現在やっているのは「隅田川で夕涼み」という展覧会。

50点くらいの展示であったが、特に花火を題材にした浮世絵が面白かった。江戸時代の花火は赤一色だそうで、まるで「撒きビシ」のようなトゲトゲの物体が宙に浮いており、言われなければ花火とは気がつきにくい。

その他にもひょろひょろした煙が「火星人侵略?」見たいなものや、光線が画面を横切り「殺人レーザー光線」のようなものもあるのだ。それから舟で花火見物をしている合間を”うろうろ舟”というのが回り、イカ焼きなどを調理して売っていたようである。当時の風俗画としても興味深いものであった。

さて、午後の講習も終了。社交モードを封印して、一人豊洲から勝どきへ。ホテルでしばし休憩後、まずは勝どきサンスクエアの地下「S」へ。下町(なのか?)らしく、ハイボールと煮込み、マグロ中落ちを注文。

マグロは海苔が添えられているのは良かったが、山葵がない。言うと出てきたのかなあ? 煮込みは”フワ”とどこの部位だろうか、串5本と結構なボリューム。これもちょっと私には味付けが濃い。ハイボールをもう一杯お替りして、つまみのボリュームにもやられて退散。毎晩飲んで、朝・昼飯もいい加減なものばかり食べていると、胃がやられてくるなあ。

勝どきは再開発が進んでおり、立ち飲みの隠れた名店「だぼはぜ」(店がなくなってしまったので、実名を出そう)が閉店してしまったようだ。”水の町”江戸をかすかに思わせる勝どき~月島~佃の雰囲気はわりと好きなのになあ。

佃まで歩いてから月島に戻り、腹が苦しいので結局バー「AT」へ。1杯目はジンライム。2杯目は苦い薬草系リキュールにしようとフェルネブランカのソーダ割り。

店は関西出身のご夫婦と常連らしき人、団体4人連れで盛り上がっており、人との会話に疲れていた私は今ひとつ参加できない。最後も苦いリキュール、ガンメルダンスクをロックで飲む。こりゃまた苦いなあ。バーのマスターに「苦いリキュールがお好きですか。うちももう一種類くらい入れれば良いでしょうか」と話をしてもらってから徒歩でホテルへ。

コンビニで珍しく週刊プロレスを購入。

真夏の東京(2) 8月23日

2007年08月23日 22時02分09秒 | 飲み歩き・東京
6時半起床。テレビを見ながらカップ焼きそばの朝食。八丁堀から新富町まで歩き、研修会場へ。

昼食はビル内の食堂でカレー(サラダ、味噌汁付き)。どうせこういうところはと思っていたが、カレーは予想以上に辛口で旨かった。しかし、辛いのがニガテな人は苦しむかも知れないな。

研修を終了し、豊洲から銀座へ移動。煮込みと串焼きの店「S」へ。飲み物にエビスビールのハーフ&ハーフを頼み、名物串煮込みと串キャベツを注文。焼き物はおまかせの5本セットにしてみた。

まずは串煮込み。ホルモンを串に刺して味噌味で煮込んだものである。柔らかく食べやすい。浸っている味噌ダレ(さらっとして見えるのだ)を飲んでみたら、ちょっとこれ単独ではしょっぱい。

串キャベツは時間がかかるらしく、串焼きから順次到着。ハラミ、レバ、ネギマ、タンみそ焼き、「もう一本忘れた」の5本。私のちょうど目の前で焼いているので、誠実な仕事ぶりが味わいを高める。途中で葡萄割りというのを頼んで、ナンコツ叩きも追加。

葡萄割りというのはこの店の名物ドリンクで、キンミヤ焼酎をワインで割ったもの。「強いので3杯しかお出しできません」という制限付きである。私もアルコールには満更弱くもないのだが、これを3杯飲んだら危ないな。結構口当たりが良いところも危険である。

さて、最後に串キャベツとナンコツ叩きが到着。ナンコツは歯ごたえ良し。そして串キャベツ、さすがに名物たるゆえんが分かる。30分くらいもつ煮込みのスープの中に浸していただろうか、ほど良い脂分がキャベツとピッタリ。そしてまたキャベツのパリパリの歯ざわりがちょうど良いくらいに残っているのだ。これは絶対想像を超える味だと思う。

もつ焼きは少々塩気がきつかったが、中々の店であった。のどをうるおしに銀座8丁目のバー「B」へ。地下1階から2階までこの店であり、路面から入れる1階の入口にわりと近いカウンター席に座る。まずは角ハイボール(トリハイの方がらしかったかな)を飲む。

他のお客さんが注文したマティーニが作られるのを見ているとなかなかおいしそうだったので、便乗注文。うーむ、よく冷えていて旨い。2杯で切り上げて、ホテルに戻れば良いものを、有楽町のバー「CL」へ。

急な階段を降り、座りにくい椅子に腰掛ける。そこでラフロイグ15年ケイデンヘッド、カリラ27年の2杯。いずれもバランス良くスモーキーさが楽しめるいい酒だった(味、分かっているのか私?)。

ホテルに戻り、本日も大浴場へ。

真夏の東京(1) 8月22日

2007年08月22日 21時59分48秒 | 飲み歩き・東京
15時30分の飛行機で東京へ。今回は23,24日と研修を受講し、25日は自費で美術館などを回るというスケジュール。会社に出社してから気がついたのだが、残念ながらカメラを忘れた。以下、全部文章だけになるので、読みづらいであろう。

さて、今日の東京行きだがやけに子どもが多く大混雑。やっと気がついたが、北海道以外はまだ夏休みなのだな。ほぼ満席の飛行機の中では音楽を聞きつつうとうと。前日の飲み会がひびいているようだ。

羽田に着き、浜松町~東京~八丁堀のホテル「H」へ。場所が微妙に行動しにくいが、綺麗で感じの良いホテルなのである。飛行機内でも飲み物をもらえず(寝てたので)、喉はカラカラ。ホテルを出てすぐ向かいの立ち飲み「M」へ。途中でまだカウンターに空きがあるのを確認しておいたのだ。

カウンター(禁煙になったらしい)に場所をとり、マルティニサンチョというスペインの白ワインを注文。少々コクも感じるが、水分を立たれていた体にしみこむ味。パンとチーズ、合鴨つくね塩を頼む。パン3片にそれぞれ違う種類のチーズが塗ってあるのをつまみ、良い具合に焼けたつくね塩を食べる。飲み物は夏のレモンハートソーダ割り+ライムを追加。

話は変わるがこの店の店員さんはかなりの美女で、特に目立つのがラテン系美人(多分日本人だよね)と、日本的可愛い系美人(何だそれ)。しかもまた、その二人が着ている服がちっちゃいんだよなあ。とオッサン的感想を心に秘めつつ、次の店に向かう。

熱帯夜の中、予定していた店を発見できずにさまよい、しばらくしてやっと発見。新富町のもつ焼き「M」へ。店の中には誰もおらず、少しでも夜風に当たろうと10人ほどのおっちゃん達が店外で立ち飲みをしている。早速、ビール、シロタレ、カシラ、ナンコツを注文。

ビールをのみつつ、ずーっと「ジリジリ」という音が聞こえており気になっていたのだが、向かいのビルに消防車が到着。すぐに帰っていったところを見ると、これが火災報知器の誤作動と言う奴だろうか。恐るべし東京(最高気温は37度だったらしい)。

第一弾を食べ終わり、ちょっと小雨がぱらついてきたので店内に移動。レモンサワーとレバ、タン、ハツをいずれもタレで頼む。この店のもつ焼きは格別最高と言うほどでもないが、普通に「肉食ってる!」という感じで旨い。何しろ札幌じゃもつ焼きってほとんど無いからな、と堪能してホテルへ戻る。

ホテルの大浴場でひとっ風呂あびて、今日は控えめにしておく予定だったが、コンビニでビール、ニッカクリアブレンドを購入し飲む。結果的に飲みすぎた。

でんぷん粉

2007年08月19日 21時43分25秒 | 食べ歩き
ビストロ「PE」主催の焼肉パーティーに参加。場所は発寒河畔公園のあたりかな。

色々な材料が登場するのが楽しみなわけであるが、今回はサガリ、七面鳥、鴨、ラム、牛タン、タコ(マリネしたのを焼く)、エリンギ、ナス、ピーマン、玉ねぎ等など。炭火でうまい具合に焼けた鴨が一番うまかった。飲み物はワイン大量。

記事タイトル&トップ写真が問題の「でんぷん粉」である。話には聞いたことがあるのだが、でんぷんの塊をストーブ等にくっつけると、焼けて薄い膜状にはがれるのだそうだ。昔の子ども達はおやつとして食べていたと聞く。

そのこと自体を知らない人たちに解説しつつ(オッサンだと思われたに違いない)、食べるのは自分も初めて。シェフが鉄板にでんぷんをくっつけると・・・、おー本当に層状になってはがれてくるのだ。手持ちの皿に焼肉ダレがあったので、それをつけて食べてみた(多分、おやつとして食べる時は砂糖醤油で食べると思う)。

歯ごたえがもちもちっとして、そのものにはあまり味がないが焼肉ダレが合う。これは中々面白い食べ物だなあと、5,6枚食べてみたが中々悪くないものである。

(記事を書かぬまま1週間経過したので、この辺で)

インディアン

2007年08月19日 15時06分14秒 | 食べ歩き
今日は琴似の喫茶「H」へ行く。昼食メニューはインディアンスパゲッティ。いわゆるカレースパゲッティである。以前小樽で食べた時にも思ったが、麺は柔らかめである方がカレーが絡んで美味しい。今回もほど良い柔らかさでカレーとの相性は良く、最後に目玉焼きを発見し(底に敷いてあったのだ)これも絡めて食べる。

今日の絵画展示は北海道の画家で「花」の画が多い。テーマ展示とは別に販売のために展示されている「積丹 白岩」豊島輝彦はなかなか良かった。遠景に積丹の岩、手前に可憐な黄色い花。遠近感のある構図。

他には上野山清貢の色紙は結構かっちりと魚が書かれていて面白い。

西区民センターへ移動し、「竹久夢二美人画展」を見る。昔風の美人は現代の感性では美人に見えないのだよね。洋風テイストに転じた後は美人画という気がしてくる。

20070818ギャラリー巡り

2007年08月18日 15時49分13秒 | ART
本日は近美→札幌市資料館→市民ギャラリー→大同→富士フォトサロン→時計台→マリア→丸井→スカイホール→さいとうギャラリー→ARTスペース→さっしん→三越の13箇所。

■北海道立近代美術館「ダリ展」。前回より客多し。特に入口付近の混雑がすごいので少々飛ばして、やっと本物が到着した「ヴィーナスの夢」を見る。この間まで展示してあったレプリカよりかなり大きい(4倍?)。この辺はそれ程込んでいないので、近づいたり遠ざかったりゆっくり見られる。

あとは適当にぶらぶら。私の今回一番好きな作品は「聖セシリアの昇天」と言う作品。非常に言葉で説明するのが難しい作品だ。

■札幌市資料館「斎藤由美子水彩画作品展」。さりげない植物画と風景画だが、なかなか良い。

■市民ギャラリー「都大学中島ゼミ展」。増井和人「round table」は円形に浮かぶボンヤリとした人型。藤井エリ「目玉サイダー」。私はほとんど染色に興味をもたないが、伝統とは程遠い形が面白い。目玉状の物体がサイダーの泡のように浮かんでいる。

本日の昼食は失敗。

■富士フォトサロン「フジクロームクラブフォトコンテスト」。ネイチャー部門のグランプリ、溝上正哉「しあわせの時」。小豆島の猿が固まりになってみんな陶酔状態。足湯にでも浸かっているかのごとし。

■ARTスペース「芸術団Jam.18」。宮崎亨の作品に登場する人物(らしきもの)達は全員悩み迷っている。

■さっしんギャラリー「大地に刻まれた棚田」。結構”棚田”の写真は見ているので見に行かなくても良いかと思ったが、行って驚き。スケールの大きさではこれほどまでのものは見たことがない。見渡す限りの棚田棚田棚田で、等高線を引きすぎた地図か、抽象版画にすら見えてくるような景色。これはなかなか面白かった。