散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

九州紀行(4)

1993年11月30日 21時34分39秒 | 旅日記
今日は終日長崎市内観光。日本3大がっかり名所との噂も高いオランダ坂には、予定通りがっかり。有名なカステラの袱紗屋も建物は小さい。孔子廟は前庭で拳法の競技会が行われそうな雰囲気が気に入った。

昼食は中華街もながめつつ、ちゃんぽん発祥の店といわれる「S」でちゃんぽん。海産物がかなり入っており、なかなかコクがあって美味しい。

続いて夜は、「G」という居酒屋。座敷が広くてなかなか落ち着く。刺し盛り、アラのあら煮、すり身揚げ、はも湯引き、鯛茶漬け、角煮、ぶりかまを食べる。こうして見るとなかなか贅沢な注文だ(そんなに値段は高くなかった)。

本当はもっとアラの料理を何品も注文したかったのだが、やはり仕入れが難しいのだろう。あら煮しかなかったのだが、白身で相当歯ごたえがしっかりしており、これがそうか、と満足する。

※この日行った店もまだあるようだ。18年前の話なので、大したものである。

九州紀行(3)

1993年11月29日 21時28分17秒 | 旅日記
午前中は何をしていたのか、記録がない。

昼食は博多駅前のビルの地下、「I」亭でラーメン。初めての本場の味だが、今(2011年)となっては、あまり記憶に無い。まずまずだったかな。その後、電車で長崎へと向かう。電車は赤い車両で16両位あったような気がする(途中で行き先は二つに分かれる)。

長崎に到着し、早速街並み散策。18歳の時に長崎に寄った際の想い出深い寺へ行く。亀の上に巨大な観音像が立っており、しかもその中がフーコーのふりこ(世界3位?)になっているのだ。今見ると、結構ぼろぼろな個所もあった。

夕食はものすごく道に迷って、狭い小路にやっと「H」亭を発見。長崎の卓袱料理を単品でも出すという店だ。角煮、しんじょ蒸し、おじや、土瓶蒸し、ふかの湯引きなどを注文する。

角煮がとにかく旨く、後で追加したため、お店の人に微笑まれる。おじやにはゴマがかかっており、出汁がしみじみとうまい。ふか湯引きも淡白で、物珍しい食べ物である(臭みはない)。帰りがけに、「M」という店で小さな肉まんを購入。ホテルに帰ってから食べる。

※今日行った店は、2011年現在でも全て健在のようである。

九州紀行(2)

1993年11月28日 21時26分17秒 | 旅日記
飛行機で福岡へと移動する。空港から街の中心部に近いのがいい。ホテルは駅前の「Z」ホテルに泊まる。

夕食までは時間があり、まずは観光でバスに乗って福岡ドームへ。外周をなんとなく見る。続いて市内散策し、ガイドブックかなんかに載っていた「A」という料理屋さんへ。

ガイドブックの券でヒレ酒が1杯只となる。これが旨くて、以降ヒレ酒ファンになる。エビを煮たお通し、ふぐ刺し、皮、にこごり、ふぐ鍋、雑炊。若干、緊張していたせいもあり、あまり味の記憶がない。

さらに、屋台にどこか入ってみようとして散策するが、ピンと来るところがなく挫折。親不孝通りの居酒屋に適当に入る。お通し3品(魚の揚げ煮、南蛮漬け、かき酢)、あらかぶ煮、さつま揚げ。あらかぶはぐるくんのような魚に見えた。酒は焼酎ロックを適当に飲む。

※この頃は滅茶苦茶酒が飲めていたなあ。