散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2018年1月のカクテル

2018年01月31日 23時00分55秒 | 飲み歩き
今年はカンパリをテーマにして、オリジナルカクテルを作ってもらうことにした。色は赤できれい、味は苦みありということで、大体私好みにはなりそうだ。カクテルの会での飲みは少な目だったが、全体としてはそこそこの37杯。

オリジナル 10
ウイスキー 3
ウイスキーソーダ割り 3
赤ワイン 3
モスコミュール 2
ヨコハマ 1
ジンソーダ割り 1
オールドパル 1
ネグローニ 1
アメリカーノ 1
アレキサンダー 1
ニコラシカ 1
ギムレットハイボール 1
サウダージ 1
官能的なカクテル 1
ギムレット 1
ジンソニック 1
アクアビットモスコミュール 1
アクアビットマティーニ 1
アクアビットパリジャン 1
スモーキーマティーニ 1
合計 37

仕事で飲んでるんです(1)

2018年01月31日 22時16分40秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今週の仕事で飲んでるんです、メンバーが一人増え、今日は運転・免許の話題で盛り上がった。今でこそ皆、大人ばかりなのだが、運転歴にはそれぞれの特徴がでる。私は免許を持っているとはいえ全く運転しないので、当然のことながらゴールドカードで免許の更新講習は30分である。しかし、いろいろな事情から2時間講習になった人の話を聞くと、講習時間が長いというより、周りの人間が「こんな奴らに免許持たせちゃダメだ」みたいな人が多く、それと一緒のグループにされるのが、かなり辛いらしい。ぜひ、次回に向けてそれを脱してください。

ということで、1次会終了。身内側が明日の早朝出張のメンバーもいるため、早々に解散し、私は琴似へ。ちょっと飲み足りなかったので、二十四軒の居酒屋「F」に、珍しく遅い時間に引っかかった。

いつもの酎ハイを注文し、通しはとろみのついた豆腐煮。落ち着く味だ。



その後、鶏小肉、豚タレ、鶏なんこつとササっと食べて終了。







そういえば、今日は皆既月食だったんだよねと思いつつ、帰宅。


→ひどい写真だ。

やりすぎた

2018年01月30日 19時57分01秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
日月の禁酒も明けた火曜日。今日も一杯ということで、早い時間にバー「N」へ。1杯目はイチゴとアクアビットのカクテル。イチゴはクリスマスシーズンに合わせて、12月頃から出ていたらしい。



おお、アクアビットも結構入っていると思うが、イチゴがかなり濃厚だ。ここで通しがでるが、塗りの皿に変えた模様。



2杯目はブッシュミルズ+アイリッシュミスト+カンパリのカクテル。割とスタンダードな感じにまとまりつつ、アイリッシュミストのスパイシーな感じも出ている。



3杯目はグレンロセス15年ケイデンヘッド。スモーキーさはないが、カスクストレングスだけあって強めの味。ウイスキー好きはいたずらにフェノール値を追わなくとも、こういうのでも楽しめるのではないか。



さて、時間が早いせいもあるが、他の客がまだ来ない。トップバッターの責任を果たすべく、4杯目はヨコハマ。今日は何となく赤いカクテルが多い。



4杯飲んで、かなりやられてきたのだが、先日ポールジロー25年が開封直後は意外と硬いという話から、以前に私が持って来た十勝ブランデー原酒EXTRAを味見させてもらうことになった。



十勝ブランデーもどちらかというと硬い、よく言うと質実剛健な感じなのだが、しばらくの時を経て感じがかなり変わった。さすがに口中に香りがいっぱい広がるとまでは言わないが、なかなか柔らかくブランデーらしい味になっているのだ。

これはいい味見をしたと言いつつ、ちょっと飲みすぎた。次の客も来たところで帰ることにする。



翌日へのダメージは深かった。

今日の中華料理

2018年01月28日 13時49分21秒 | 食べ歩き
彫刻美術館から山を下り、今日は久しぶりに二十四軒の中華料理店「C」へ。ここはなかなかわかりにくい所にあるので、混雑しておらず、スムーズにカウンター席へ。今日は青椒肉絲定食としよう。

待つことしばし、注文の品がやって来た。ご飯、中華スープ、青椒肉絲、ザーサイ、ミニサラダ、ミニ杏仁豆腐と中国茶という品ぞろえだ。



早速食べると、野菜の歯触りを残した青椒肉絲はいい感じ。豚肉、ピーマン、ジャガイモの千切り?、玉ねぎという組み合わせかな。惜しむらくは、牛肉じゃないせいか、味付のせいか、少し「肉っぽさ」が弱い。野菜中心の感じというのも健康で良いのだが、もう少しご飯のおかずとして、強めの味の方が良かったように思う。

ま、それはそれとして、食べ終わってお茶で少しゆっくりしてから、勘定をしてもらった。



この後、山の手図書館に立ち寄ってから帰宅。

20180128ギャラリー巡り

2018年01月28日 12時00分15秒 | ART
日曜日なので、いつものごとく彫刻美術館のみ行ってきた。まずは今日は「さっぽろ石造彫刻展」が開催されている。いつも石造の写真を撮るのだが、周囲も雪なのでどうしても像がくっきり見えるように撮影できない…。

板本伸雄「我々はワンワンではない。」。狼か?



佐藤一明「Winter scent」。



さとうゆうき「TWIST」。



北海道芸術デザイン専門学校「inside out」。



野村裕之「少女」。とても分かりにくいのだが、眼鏡をかけた少女が上を向いている頭部像だ。



北海道芸術デザイン専門学校「種の起源」。



札幌平岸高等学校「破潰」。



清水宏晃「行方」。



佐々木仁美「リズム」。



熊谷文秀「逡巡」。



おまけの雪像。名前なしだった。



夜は照明が当たるので、また一味違った感じだろうなあ。



常設の女性像にも配慮がされていた。



作家の方々が話をしていたのだが、「大理石に比べると、みるみるできるから嬉しいよね」「大理石でこのサイズなら、まず材料費が大変だもの」などと話をしており、面白かった。

■札幌市彫刻美術館「コレクション展 ふれる彫刻手で見るアート」。
「現生の譜」:両手で包み込むような形なのだが、それがまた植物のようにも、炎のようにも見えるのだ。本郷のこういうシンボル化の上手さというのは、間違いない所がある。

今回は彫刻の大部分に触れることができるのだが、私は視覚型なので、触ることにあまり興味が無いんだよな。それから、写真撮影可能だったのだが、館の人に確認してみると「作品の1点撮りはダメ、SNSへのアップは禁止」ということであった。ま、記念に撮影しておくのは悪くないかも。



さて、少し早めに出てきたので、これから昼食とするか。

2018年1月の一言

2018年01月28日 08時18分49秒 | Weblog
1月28日
・少し疲れがたまっているせいか、6時半起床。
・朝から焼きそばを食べたのだが、残っていたカレーをちょっとだけかけるという荒技に出てみた。
・正直、美味い。

1月27日
・何とか7時起床。
・やはり昨日も飲みすぎて、胃がモヤモヤする。
・予告はされていたが、今見ると、gooブログの簡易プレビュー(ブログライターの下の方に、とりあえずの見た目が確認できるようなプレビュー機能があったのだ)が無くなっていた。ま、しょうがないか。

・大通公園では雪祭りに向けて雪像・氷像が作られており、一部は立ち入り禁止になっている。しかし、見ていると結構な人がその禁止エリア内に入り、写真撮影をしているではないか。
・危ないなあ、と思って立入禁止の表示を見ると、日本語のみ。これは観光客には分からないのでは?



・と思ったら、日本人もいたのでどうしようもないなと思ったものの、公園の北側に「さあ、入れ」と言わんばかりの道があるんだよね。
・どうやら工事車両用の入口らしいのだが、立入禁止の表示を見ないままにここにたどり着いたら、普通に入ってしまうと思う。
・管理を最優先しろという気はないが、ちょっとちぐはぐ。


→これは立ち入り禁止区域外からの撮影。

1月26日
・雪の少ない札幌だが、今朝は結構な雪の中を出勤。



・飲み会で話を伺った所、雪は少ないが断続的に降るので、ロードヒーティングが入りっぱなしになり電気代が大変なのだとか。

1月25日
・前日の酒がたたり、終始二日酔い。
・久々に木曜日、酒を飲まずに過ごす。夜はカレーを食べて快調に。

1月21日
・体調が戻り、5時半起床。
・ちょっとだけ外出するも、なかなかの寒さだ。

1月20日
・疲労がたたり、7時半頃起床。
・芸森に行く決心は今日もつかない。

1月14日
・どうしても芸森まで行く決心がつかない。
・それでも今日は街中に出ることにしよう。
・塩豆を買いたかったのだが、スーパーだと売っていない模様。デパートならあるのか?

1月13日
・せっかく正月前後は酒を控えめにしていたのに、出張以降大爆発。
・疲労感と共に7時起床。
・超巨編「新春東京」は何とか記事をアップし終わった。
・ああ、まだ東京国立博物館傑作選と蒲田、町田グラフィティを書かなくては → 記事のアップ終了。

1月8日
・疲れがでて、7時前起床。
・1月4日から出張で東京に旅立ち、その後、丸3日遊んできた。
・旅行記を書いているが、また下らない上に超巨編になりつつある。午前中の更新はいったん終了。

・午後も更新を続けたが、写真のアップロード制限(1日100枚まで)に触れたため、今日は終了。
・次回の更新は1月13日になる予定。

1月3日
・昨日はセーブしていたため、5時半起床。
・朝食は鍋焼きラーメン。インスタントの麺をアルミの鍋で煮るため、特別な感じはなし。

 

1月2日
・ちょっと飲みすぎて8時半起床。

1月1日
・5時半起床。比較的、体調は良いようだ。
・正月特番の録画予約を行う。
・雑誌の整理はもう少し。まだ床に積んであるので、早めに何とかしたい。
・やむを得ず実家に行くが、行き帰りともに雨に降られる…。

20180127最近読んだ本

2018年01月27日 23時16分19秒 | 読書
■「老舗になる居酒屋」太田和彦

■「ロスト」呉勝浩

■「翔けゆく風 グインサーガ142」五代ゆう

■「札幌アンダーソング ラスト・ソング」小路幸也

以下、図書館の4冊。
■「3652」伊坂幸太郎

■「呪いの時代」内田樹
非常に興味深い論考だった。この考察に比べれば、私なんか赤子の手をひねる様な程度のものだ。

■「イスラム化するヨーロッパ」三井美奈
難民が増えるのはイスラム化の理由の一つだろうが、EUの人びとがイスラム過激派に身を投じる理由は何なのだろう。やはり地域のせいもあり、一神教の親和性もあり、文化的に近いということか。

■「チャイナハラスメント」松原邦久

15時で力尽きる

2018年01月27日 15時42分29秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
今日は15時頃、コンチネンタルギャラリーをぎりぎり見届けて、失速。西11丁目にいるのだから、久しぶりに「O」に行っておくか。

1番目の客となり、今日は黒ホッピーでスタート。つまみはスパゲッティサラダ。スパゲッティ物は太い麺こそ昔懐かしい感じがするという思いもあるのだが、細麺なのも食感がいいね。玉子入りで全体に柔らかい味わい。



続いていわしフライを注文。右側のフライに醤油をかけたところ。



揚げ立てはやっぱり最高だ。もう1匹はソースをかけて食べることにしよう。この辺で、ホッピーのための焼酎をお代わり。

段々客も来出したところで、最後はハムエッグ。しじみ醤油をかけて食べる。



下にあるキャベツがしんなりしたところも美味いんだよな。ということで、切り上げて、帰りは酒屋さんでウイスキーとジンを購入して帰宅。

そうそう、6か月間も休む店を発見。ま、ソフトクリーム屋さんみたいだからしょうがないか?


20180127ギャラリー巡り

2018年01月27日 15時00分37秒 | ART
本日は富士フイルム→クロスホテル→大丸→紀伊国屋→三越→スカイホール→さいとう→アートスペース201→市民→コンチネンタルの10か所。

■富士フイルムフォトサロン「札幌ビジュアルアーツ写真学科 卒業制作展」。
海老根一道「フォルム」:ビール瓶を写した作品群。照明に一工夫して、ビール瓶の形の美を表現したもので、なかなかいい。
沓内誓歩「Tools」:さまざまな工具を多少粘性の強い液体に入れ、形を浮かび上がらせた所を写したものか。

クロスホテルのロビー展示だが、12時少し前だったので、やはり見づらい。15時頃に来るべきなのか。



■紀伊国屋ギャラリー「パッケージデザインコンテスト北海道2017」。この催しは知的財産権を守るため、云々…との掲示があったが、会場を見ている人もろとも写真撮影している事務局らしい人がおり、大変不愉快な思いをする。知的財産権は守るが、肖像権等は守る気が無い。

ところで、プレミアムフライデー、終了! まったくどうしようもない。



■スカイホール「第2回 セントラルで働くスタッフの展覧会」。
佐々木ゆか「resilience ~energie charge~」:前回もこの方の作品に目が行ったが、今回も同じである。モヤモヤした水につかる裸体女性の迫力はスゴイ。

■さいとうギャラリー「第21回 多摩美術大学版画OB展2018」。
初田有似「オートポイエーシス」:生体歯車といった形が、驚くほどの細かさで表現されている。
渡部吉之「培った経験の行方。II」:中2階に開いた穴から、本が水面に落ちてくる。培った経験もむなしいだけか。
淵脇真理子「銀を飲むI」:中央部のいくつかの空洞表現がいい。

■アートスペース201「丸島均企画 『群青-ぐんせい-』(前期)」。
杉崎英利「さよなら安倍さん」:ルンバにカメレオンの模型をつけ、そのしっぽにチョークをつけて描かせた作品(安倍首相と思われる肖像は作者の方が描いたのだとか)。ランダムな線が引かれるかと思えば、特定のところをグルグル回って描き出すこともあるらしい。出てきた結果から、プログラミングを想像したりして、と職業的な興味を持つ。

その他、田中季里作品、きのこモチーフのデザイン画のようなものが面白い。

■市民ギャラリー「札幌大谷大学芸術学部美術学科 卒業制作展」。
早坂真優「あなたより可愛い」:友人に「あなたより可愛い人を教えてください」と言って紹介してもらった12人の写真とインタビュー(といっても、ごく簡単な質問と回答)。私のような即物的な人間にとっては、何が写っているのか分からないような写真より、はるかに面白い。と言っても、あまり真剣に見ていると、それは危なく思われそうだが。
中野真琴「うちのゆるごはん」:写真とパネル、レシピ本で紹介するゆるごはん。中でもみそ汁茶漬け(名前から想像する通り)のユルさは群を抜いている。他のメニューはまともなものもあるため、もっとユルさに徹してほしい。

■コンチネンタルギャラリー「第4回北海道・黒竜江省国際交流美術展」。
于承佑「郷雪」:斎藤清を思わせる、懐かしい田舎の風景。
田衛平「即興曲第1番」:緑の地に白い枠を描いたような、抽象画にも具象にも見える作品。多分力量があると見た。

某会合

2018年01月26日 21時31分31秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は定年されたり、退職される方が発生すると催される会に参加。何と怪我や病気で、全メンバーのうち5名が欠席なのだとか。しかし、我々も年老いたものである。ちなみにこの会、私がほぼ最若手(学校の関係で1つ年下の人が何人かいる)なので、年齢層は推して知るべきと言えよう。

宴会が始まる前から、来た順にビールが1本当たるような会なので、幾分飲みすぎて離脱。ちょっとだけ仕上げに、バー「N」へ。

一応電話で確認してから行ったのだが、ほぼ満席。まあ金曜日のこの時間帯だからね。カウンターに1席だけ空いていたところにスポッと座り、竹鶴12年ハイボール+余市ピーティ&ソルティフロートでスタート。普段は隠されている竹鶴12年らしいが、やっぱりコクのあるような気がする(←猫に小判)。

2杯目はジン+カンパリ+ディタ+グレープフルーツジュースの爽やかなカクテル。「カンパリとディタで」というと、「先日作りました」と返されたのだが、あの時は「ブランデーとカンパリで」と言った結果、ディタが入っていたのである。一応、主役と第一副材料を指定しているので、ま、その辺は勘弁してほしいものだ。



ところでこのカクテル、ほろ苦さと爽やかさにディタの風味もあって、かなりの優れモノなのではないかと思いつつも、急速に酔いが回って帰宅。翌日目が覚めてみると、やっぱりちょっとやり過ぎだった。

※そういえば、十勝ブランデーの限定商品を仕入れるという話があったはず。ストレートで1杯、カクテルで1杯飲もう。カクテルはやはり官能的なカクテルがいいかな。

おじさん浮いてる

2018年01月24日 22時09分20秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は恒例の水曜会ということで、最終的に6人が集合。洋風居酒屋という感じの「SR」で一杯。食べたものはマルゲリータ、スパカツ、タラコスパゲッティなどの炭水化物ものと、燻製盛り合わせ、サラダだったかな。

意外と食べ物は美味いし、値段も安いのだが、離れた席では合コン的な若い人たち(見ても年がわからん…)がいたりして、絶対おじさんたちは浮いていたと思う。

2軒目は一人、バー「N」へ。かなりの混雑で、1杯目はラフロイグセレクトカスクのハイボール。



2杯目はジン+紅茶リキュール+カンパリ+コアントローのカクテル。紅茶とコアントローの風味がそれぞれほんのり。優しい味だが複雑な感じ。



この辺で急速に酔いが回ってきて、帰宅。かなりの酔っぱらいだ。

札幌にも雪が

2018年01月23日 20時21分48秒 | 飲み歩き・琴似界隈
日中は天気が良いと思っていたが、帰りの時間にはかなりの雪が降ってきていた。そんな中、足早に琴似の居酒屋「D」へ。ここのママさんによると、西区ではかなり大きな雷が鳴ったらしい。

ちょっと寒かったので、今日は燗酒でスタート。醴泉を燗してもらうと、味わいがまたひときわ出てくる。通しはコンニャクのタラコ和えかと思ったら、食感が全く違う。切干大根なのだろうか。



続いて、刺身盛り合わせを注文。今日はマス、タチ、しめ鯖、かすべ、エゾシカたたき、タコとまたバラエティ豊かな組み合わせだ。



ここで、南部美人を燗してもらい、カキの煮汁豆腐にしよう。マスターから「かじか汁もありますよ」との声もあったが、最近豆腐好きな私はこちらを選択だ。何と6.5kgのカキをボイルした時の煮汁を活用したものらしい。



塩気は相当控えめだと思うが、とにかく出汁が濃い。豆腐より先に汁の部分がなくなりそうになり、調整しながら食べることになった。

次はそうだなあ、洋酒に切り替えて、おつまみセットにするか。ということで、まずはアベラワー12年シェリーカスクを出してもらう。元々しっかりしたアベラワーだが、そこにシェリー樽由来のいい香りが漂ってくる。



つまみをおまかせしたら、またとんでもないものが出てきた。パテ・ド・カンパーニュ、ブイヤベースの残りとチーズを固めたもの(前回よりスパイシーさを抑えたとか)、そしてチータラ(確かにチーズと鱈なのだが、いわゆる乾物のチータラの斜め85度位の上方にある)の3種。さらに、黒パンにクリームチーズ、その上に豚肉のソテーを乗せたものだ。これがまた肉の味がダイレクトにして、メリハリが強いのだ。



あまりにも充実したつまみ陣に、ついグレンリベットナデューラカスクを合わせる。ナデューラも素晴らしかったが、さらにちょいと奢っていただいて、オールドパーの80年代ボトルを飲ませていただいた。これが驚きのモルト味で、昔の人がオールドパーを愛好したのは、これを飲まなくては分からないだろうと思えるような味なのだ。





毎回来るたびにやられているのだが、今日もまた完敗だ。すばらしいぞう(by 須原椎造 copyright ミスター味っ子)。



帰り道、もう雪は降っていなかった。

東京は雪で大騒ぎだってさ

2018年01月22日 19時27分15秒 | 食べ歩き
気温は低いが穏やかな札幌。今日もちょっとした都合により、外で夕食を食べていく。何となくヘビーなものよりも健康的な夕食がいいなと思い、混雑していないことを祈りながら、定食の「H」へ。幸い、先客は1名で、しかももう食べだしている。

ここは店の大将が一人でやっている割にはメニューが多いんだよなと思いつつ、先日は魚だったので、今日はポークチャップ定食にした。雑誌を読みつつ、少し待つ。前回ほど待たずに到着。



さて、今日もご飯、麩の味噌汁、漬物、ポークチャップに、牛蒡の酢の物、もやし等野菜のお浸し、揚げじゃが芋あんかけの野菜中心の小鉢3種だ。この野菜豊富な所で健康な感じを味わい、ポークチャップの少し濃いめの味付けでご飯をやっつける。ポークチャップのソースには少々酸味があり、ちょっと酢豚を思わせるような味付けだ。

ボリューム的にも満足して、最後にお茶を飲んで終了。ちょうど次の2人客が来たので、潮時だ。次回はどんぶり物から、かつ丼というのも悪くないかもしれないな。


2018年の展覧会

2018年01月21日 23時49分06秒 | ART
1月15日の北海道新聞に北海道新聞社の主な事業として、展覧会などの情報が掲載された。思ったことなどを書いておこう。

■北海道立近代美術館&三岸好太郎美術館「ブリジストン美術館展 石橋財団コレクションの精華」。
東京のブリジストン美術館には7回ほど行ったことがあるようだ。また、久留米の旧石橋美術館(現久留米市美術館)にも行ったことがあるので、多分、見たことがある作品が多いのだろうと思う。当然、見には行くと思うが、ちょっと残念。

■北海道立函館美術館「奇才・ダリ版画展」。
ダリは好きな画家だが、もう一つ気持ちが盛り上がらない。

■北海道立旭川美術館「ユニマットコレクション フランス近代絵画と珠玉のラリック展」。
まとまった形でユニマットコレクションが公開されるのは初めてらしいが、またフランス近代絵画か…、の思いあり。まあ、夏休みの企画として行ってみるかな。函館より、旭川の方が行きやすいというのが大きい。

■北海道立近代美術館「東京富士美術館開館35周年秘蔵選」。
富士美術館のコレクション、札幌に来たことあるよねと思ったが、今回は「日本の美・百花繚乱」ということで、日本美術の展示とのこと。伊藤若冲の「象図」も来るようだし、これは楽しみだ。

■釧路市立美術館「棟方志功の福光時代展」。
今年は近美でも「棟方志功展「わだば、ゴッホになる」」をやるのだが、生誕・逝去から区切りのいい年でもないし、何故だろう。棟方志功も謎の人気があるよね。