お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

看取り

2016年06月30日 | 雑感
 先日、母がお世話になっている老人施設で、
「看取りのとき ー穏やかな最期を迎えてもらうためにー」 と題して、
施設内常勤の医師による講演がありました。

 本人と家族の意向が大きいですが、基本的に「長く生きる」(本人を苦しめるだけの延命処置)よりも、質(最期まで、心穏やかに生きる)ことに重点をおいて、対応してくださっていることがよくわかりました。
 その中で、「あの応対でよかったのだろうか 大きな病院に移ってもらったほうがよかったのではないだろうか」と、迷い、悩まれるケースも多々あることをお話くださいました。

 とても、やさしい、魅力的な先生です。
 母も、たびたび不定愁訴(更年期は、はるかに過ぎていますが)で、お騒がせしていますが、その度に、本人の訴えをよく聞いて、対応してくださっています。
 
 生きるのも大変ですが、死ぬのも大変、思い通りになりません。
 できれば、苦しまずに死にたいですが、自分ではどうしようもありません。

 あるがまま・・・おまかせです。
 南無阿弥陀仏

 

 
コメント
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