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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

精進料理の食材の意味

2016年01月16日 | 仏教
 きょう1月16日が(新暦の)親鸞聖人祥月命日です。

 本山(西本願寺)では、午前中の日中法要で、9日から始まった1週間の「御正忌報恩講」の法要が終わりました。

 我が家の1週間の精進料理も終わりました。
 午後は、法専寺の役員会&新年会でした。会議後、役員さん一同で、夕方の勤行をし、新年会では、普通の食事をいただきました。

 さて、先日、子ども報恩講にて、住職がお話したのですが

 真宗であじわう「おとき」の食材の意味は、親鸞聖人の布教の旅を思い、

ダイコンは雪、ニンジンは傷ついた足の血の色。ゴボウは杖、シイタケは頭にかぶる笠、昆布はお経本、厚揚げは袈裟、コンニャクは修多羅(しゅたら・袈裟の紐状の飾り)

 なんだそうです。

 昨年11月27日の佐賀教堂報恩講で、ご講師が、その意味をお話くださり、

「コンニャクは、修多羅を表わすので、切り目を入れてクルッとひねった、ひねりコンニャクが、おときのコンニャクです。三角に切ったのはおでんの切り方です」

と、教えてくださいました。

 今まで、法専寺では、何も考えずに、コンニャクは三角に切って煮ていましたので、それを一緒に聴聞した仏婦会長さんと
「意味を聞かせていただいたからには、三角のコンニャクをおときに出せないよね~」
と、今年から、ひねりコンニャクで、おときを召し上がっていただきました。

 

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