もう10年も前になりますが、ど素人の私が、1冊の本を出版するにあたり
大変お世話になったのが、和田真雄 先生 です。
拙著の「お寺は何のためにあるのですか?」という題名も、和田先生が、提案くださり、付けていただいたものです。
その和田先生から、このたび、先生の新刊をご送付賜りました。
長年、京都(関西)にて、カウンセラーとしてご高名ですが、また、何よりも、一般の方々に仏教(真宗)の御教えをわかりやすく伝えたいという思いで、沢山の著書を出しておられる先生です。
有り難いことに今回新刊3冊をお届けいただき、有り難く拝受いたしました。わ~い
「他力信心を実感するための法話」から一節ご紹介させていただきます。
阿弥陀仏の慈悲は、これが正しい生き方であると正義を掲げて、それに合わないものを排除するという教えではないのです。これが良い生き方であると見本を示し、それを実現できるように努力しなさいという教えでもないのです。正しい生き方も、良い見本も実現できない人間のすべてを、それが凡夫のすがたであると摂取されるのが、阿弥陀仏の大慈悲だったのです。