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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

成道会

2013年12月06日 | 仏教
 成道会とは、「せいどうかい」ではなく、「じょうどうえ」

 12月8日、お釈迦様が 覚(さと)られた日 のことです。

 写真↑は、先日、G寺さんに大学同窓会役員会でお邪魔した折に、いただいた、佐賀市仏教会(宗派をこえた仏教会)のパンフレット表紙。

 午後1時半から、佐賀市神園の潮音寺さん(浄土宗)を会所に、法要が勤修されるようです。
 お話は、日蓮宗のご住職。

 そのパンフレットに「成道会」について書かれています。勝手に要約させていただきますと

 インドのヒマラヤ麓の釈迦族の王子として生まれたシッダールタ太子は、29才の時、出家され、苦行されます。
 しかし、それも結局、覚りの道ではないと覚った太子は、6年の苦行を投げ捨て、スジャータという村娘の手から乳粥を受けて、健康を回復されました。
 太子は一人静かに菩提樹の木の下に端座して、思惟に入りました。
 太子の心は譬えるものがないほどの悪戦苦闘でした。しかし、その戦いも終わり、夜明けを迎えた時、太子の心は光り輝き、さとりは開け、仏と成られました(成道)。それは、太子35才、12月8日の朝のことでありました。


 孫がお世話になっている浄土真宗の組内お隣寺の幼稚園では、もちろんクリスマスは、しませんので、「成道会ケーキ」を子ども達で作るそうです。

 太平洋戦争は、「成道会」の日に始まりました。
 今、日本はどこに向っているのでしょう。
 お釈迦様を悲しませない人生を歩みたい・・・あらためてわが身をふりかえる
12月8日を迎えたいと思います。

 

 
コメント (2)
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