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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

仏さまとの会話

2009年03月24日 | 仏教
 お彼岸の行事を終え、ちょっと一息。
 車で市内を走ると、春休みに入った子ども達、春の花々の美しさ。今年も桜に遇えたうれしさ。

 さて、22日の初参式・新入学児お祝い会は、例年通り、仏婦の役員さん方にお赤飯やお吸い物、子供用のお総菜など準備していただきました。

 その会食会での話。

 最近、お祖父ちゃんを亡くされたKさんのお子さん方。1月の「法専寺子どもの集い」に参加してくれた時、プレゼントした少年連盟の本願寺ダルマノートにお祖父ちゃんへの思いを綴っておられるのだそうです。

 最初、「きょうの出来事を報告しているの?」と尋ねたお祖母ちゃんに、小3の坊やがこう答えられたそうです。

 「いや、お祖父ちゃんは、いつも僕を見ていてくれるから、僕のしたことを報告しなくても、ちゃんとわかっているよ

 きょうの出来事ではなく、
 「お祖父ちゃんは今、何をしていますか?」
 「きょう、僕のしたことをどう思いましたか?」
という、お祖父ちゃんへの思いを綴っておられるのだそうです。

 「『お祖父ちゃんが仏さまと成って、いつも一緒。いつも見守ってくださっている』と言う子ども(孫)の言葉に、私の方がハッと気づかされました。子どもの方が素直にご院主さんのお話を聞いているようです」
と、お祖母ちゃん。

 うれしい、有り難い、素敵なお話を聞かせてきただきました。
コメント (4)
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