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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

執着

2008年12月13日 | 仏教
 ただ今、さいたまの某寺院から「法専寺」宛てに、冊子が届きました。
 表紙には、こう書かれています・・・
 題名は「日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ」
 
  日本はいま、亡国の前夜を迎えている!
 まもなく起こる巨大地震の連発を号鐘として 国家破産・異常気象・食糧危機・大疫病などが続発し、そののち他国侵逼の大難がこの国を襲うであろう その原因は一には 日本一同が未だに日蓮大聖人に背き続けていること 二には創価学会が政治のために、大聖人の唯一の御遺命たる「国立戒壇建立」を抛ったことである 日本に残された時間は少ない 早く日蓮大聖人の仰せのままに立正安国を実現なければ取り返しのつかぬことになる

 さて、お釈迦様は、さとりに導く「方便」(手だて)として、いろいろな説法(仏説○○経)をされました。

 さとり というのは、「無我」、つまり「自己の思い・執着」を離れることではないのか・・・
 
「自分が信じるこの教えが正しく、この正しい教えに全員帰依しないから、世の中よくならないのだ
 「日蓮聖人に帰依しない、おまえ達(浄土真宗)のせいで日本が滅びる

と、送り主は「自分が思うところの善」を押しつけておられるのだろうが・・・

 それは、執着のイデオロギーであって、仏の教えではないように、私は思うのであります。

 

 
コメント (4)
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