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「竹中平蔵ってそうだったんだ」郵政民営化の本質が見えてきた

 小泉内閣の閣僚であり、今国会の唯一無二の目玉である「郵政民営化」の担当大臣として、重責を担っているはずの竹中平蔵郵政改革担当大臣がカルーイのりで口利き随意契約問題を指摘されている。

 内閣広報室が1億5千万円の予算で作成し折り込んだ1500万枚の『郵政民営化ってそうだったんだ』というチラシが問題となっている。発注を受けた業者が昨年の3月に設立されたばかりの有限会社で、その代表者は竹中氏の政務秘書官と親しい間柄で、一般競争入札を義務づけられているのにもかかわらず随意契約でバタバタと作られたものだという。

『竹中平蔵ってそうだったのか』という話である。やれ「市場の公平性」だの「民間に出来ることは民間に」などといつものお題目はどこへ行ってしまったのか。内閣府の公金を使って、コネと私情で実績のない業者に「官」の発注を随意契約でする――しかも、この時期に社会保険庁の随意契約と監修料の関係が問題にされ、大きな批判を呼んでいた時期に当たる。

 以前、国会で経済学者だった頃の竹中氏の「住民税逃れ」を追及したことがある。1月1日現在どこに住んでいるかで住民税をかけるという制度を悪用して、
毎年、その時期にはアメリカ合衆国に住民票を移していたという問題だ。

 こうした人物が重用され、国民が汗して蓄積した財産である郵便貯金の運命を決める――許し難い事態である。


 小泉内閣の閣僚であり、今国会の唯一無二の目玉である「郵政民営化」の担当大臣として、重責を担っているはずの竹中平蔵郵政改革担当大臣がカルーイのりで口利き随意契約問題を指摘されている。

 内閣広報室が1億5千万円の予算で作成し折り込んだ1500万枚の『郵政民営化ってそうだったんだ』というチラシが問題となっている。発注を受けた業者が昨年の3月に設立されたばかりの有限会社で、その代表者は竹中氏の政務秘書官と親しい間柄で、一般競争入札を義務づけられているのにもかかわらず随意契約でバタバタと作られたものだという。

『竹中平蔵ってそうだったのか』という話である。やれ「市場の公平性」だの「民間に出来ることは民間に」などといつものお題目はどこへ行ってしまったのか。内閣府の公金を使って、コネと私情で実績のない業者に「官」の発注を随意契約でする――しかも、この時期に社会保険庁の随意契約と監修料の関係が問題にされ、大きな批判を呼んでいた時期に当たる。

 以前、国会で経済学者だった頃の竹中氏の「住民税逃れ」を追及したことがある。1月1日現在どこに住んでいるかで住民税をかけるという制度を悪用して、
毎年、その時期にはアメリカ合衆国に住民票を移していたという問題だ。

 こうした人物が重用され、国民が汗して蓄積した財産である郵便貯金の運命を決める――許し難い事態である。


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