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(2月12日 衆議院第一議員会館 民主・社民・国民『かんぽの宿追及PT』の会議)

「旧改革派」のシンボル小泉純一郎が動き出した。「かんぽの宿一括譲渡」をめぐる問題で、麻生総理が「郵政民営化には反対だった」「当時の担当大臣は竹中さんですよ」などと迷走発言を続けたことにふれて、「怒るというより,笑っちゃうぐらい、ただあきれている」とぶちあげ、定額給付金の3分の2の再議決にも疑問を呈したという。「小泉劇場再来か」とメディアはこぞって大きく取りあげ、「倒閣運動を始めた」「自民党激震」とはやしたてた。しかし、次男を四代目の世襲後継者として決めて引退を表明したはずの元総理がいきりたつのは何か理由があるのに違いない。「かんぽの宿」問題が燃え広がって、「郵政民営化の見直し」につながっていくのを、何とかして阻止しようという思いが先走っているのか、現在の風潮が「小泉内閣」当時とはまるで違っていることに気がついてないらしい。

「聖域なき構造改革」とは、「高齢者医療を福祉から切り離して破壊する」「労働者をいつでも自由に首切りをすることが出来て企業は責任を問われない」「国民の財産を特定の企業に叩き売る」ことではなったか。わかりやすい構図になってきた。郵政民営化が何をもたらしたのか総選挙の争点に浮上させたい。すでに国民の財産の叩き売りという構図が見えているだけに大歓迎だ。

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