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もともと私は、人生にわりと遠大な目標を立てるタイプであった。ジャーナリストから永田町に転身する時、「市民から政治の場に10年間出向しよう」と周辺の人たちに話していた。96年10月に政治家になってからは、すでに10年はとっくに経過しているが「国会議員」ではちょうどこの9月で10周年を迎える。さらに、ひとつひとつの質問に魂を入れ込んで、500回の質問を出来たらしたいと考えていた。私が国会議員になった頃、公明党の草川昭三議員が通算500回の国会質問を数えたという記事が出ていて、内心ひとつの目標にしていた。今、精査中だが、10年目にして、おそらくこの通常国会で500回を突破したものと思われる。

政治家が接触するのは、地域の有権者や党関係者、また新聞記者や学者など政策ブレーンと、それぞれ素晴らしい人たちではあるが範囲が限定されている。よく、永田町を「ムラ」に例える人がいるのもそのせいだ。永田町の中にいる人たちは、ムラの言葉を話して、専門用語や隠語も駆使してコミュニケーションする。しかし、一歩外に出れば、その言葉は通用しない。昨晩は、代々木公園の「Candle Odyssy2008」に出演した後で、音楽の演奏と幻想的なロウソクの灯をみつめながら
、永田町の「ムラ」から離れて深呼吸し、また普通の言葉で語りあうことの大切さを感じた。

10年目にして、ひとつの節目を迎えたように感じる今日この頃だからこそ、身についた永田町言葉を洗い流し、また染みついた永田町的慣習も見直して、リフレッシュしたいと思う。

今朝は、地震のニュースが続いている。被害にあった方や亡くなった方に心からご冥福とお見舞いを申し上げたい。活断層の動きが活発化している今、六ヶ所を放置して漫然と眺めていることは出来ない。今、力を合わせて動き始める時期だと思う。

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