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今日は久しぶりに国会質問をふたつの委員会で行った。午後2時からの法務委員会では、金大中事件の韓国政府による調査報告書をふまえて、日本政府の立場を質した。ただし鳩山法務大臣の「友達の友達はアルカイダ」発言をめぐって、日本の法務大臣として海外の記者を前に言い放ったことに「責任」を負う覚悟があるのかを聞いた。まさかと思うような話だが、国会で聞いた話をまとめてみよう。鳩山大臣は蝶の愛好家で、バリ島に住んでいる日本人Aさんと親しい。そのAさんと共同出資して昆虫のバイヤーのような事業を運営しているパートナーがBさん(外国人)で、昆虫の世界では有名な人だった。そのBさんが、Aさんに「バリ島の中心部に近づくな」とテロの事前情報を告げて、アルカイダかアルカイダに近い人物で、事件後も日本に入国している。(だから、ぶっそう人が入ってきているから入管の指紋採取が必要ということを言いたかったらしい)

バリ島の爆破事件はアルカイダの直接の犯行ではない。鳩山大臣が「捜査」や「証拠」を固めたとはとても思えない。バリ島で日本人も含めた200人以上が亡くなった爆破事件をあげて、特定の個人を「アルカイダ」と決めつけたのは軽率ではないか。「間違っていました」「勘違いでした」じゃするないでょ。その場合は「政治責任をとりますね」と念を押した。「私なりに考える」ということだったが、町村官房長官によると近く鳩山大臣の発言に関して「文書報告」を受けるそうだ。(明日提出されるらしい) 一国の法務大臣が、「友達の友達はアルカイダ」と言い放ち、その根拠も示せないというのは如何だろうか。まずはその「文書報告」を待ちたいと思う。

昨日は、「障害者自立支援法 10・30全国フォーラム」の政党間討論のパネリストにいきなり指名されて、給油新法のテロ特委の審議に入る阿部知子さんに替わって出席した。この国会で何としても、障害者自立支援法の「応益負担撤廃」を即時実現する民主党提出の法案審議に入ろうと、だいぶ熱を入れて訴えた。与党は難色を示して、議論は噛み合わなかった。

集会の様子は、CBニュースにも紹介されている。

そして、グリーンピア南紀問題を追及してきたが、大きな節目を迎えているらしい。那智勝浦町議会で撤退決議が行われ、推進派の町長も方針転換を行って、謎の中国系企業ボアオの蒋暁松会長とトップ会談を行ったという。明日にでも詳報を掲載したい。 →紀伊民報 「賃貸借契約解除の可能性も グリーンピア跡地問題

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