事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「愚行録」 貫井徳郎著 東京創元社

2018-06-10 | ミステリ

うわ。「修羅の終わり」につづく、貫井徳郎お得意の絶望的な(近××姦の)お話。これを妻夫木聡満島ひかりで映画化したとは……絶対に見なくては(笑)

いやはやそれにしても人間は誰しも邪悪さを抱えているもんなんだなあ。慶応の学生間ヒエラルキーなど、いかにもありそう。それを早稲田出身の貫井が描くあたりが妙味。

読み終えてから著者紹介を読むとなお笑えます。やるなあ東京創元社。笑ってる場合じゃないくらいに悲惨なお話なんだけど。

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