事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

年度末年度始 7日目「通勤届」

2008-05-17 | 学校事務職員

6日目「マッピング」はこちら。

 部報海賊版でおなじみの、ミヤギの読者は山形のシステムがよくわからないみたいだ。緊急に紹介しよう。

>>「ネットでマッピングしたデータを添付しておくのはいいとして、」
>これっていまいちイメージがわかないんですが?

>>「通勤経路の地図も「別紙経路のとおり」って形は使えないのかな。マップに直接赤い線(実際の経路)や青い線(最短の経路)を描きこんで。」

>宮城も赤い線と青い線の使い分けは定義も同じです。
本庁・教育事務所・高校などでは、実際に作図させているようですが、県内の小中学校はほとんどが市販の地図をコピーして、赤い線・青い線を書き込んで添付しています。
一時、コピーは不可になりそうな雰囲気があったのですが、話は立ち消えになりました。
宮城の場合、県費(給与・旅費)の監査は、20~30校に1校の割合で当たるのですが、直接的にコピーは駄目という指摘を受けていないのです。
ただ、県教委は「著作権」の担当部署もあり、そこらへんからコピーの問題性を提起されそうになったことがあるのです。
ですから宮城の小中学校は、著作権を楯にされてしまえば手書き作図になってしまうのです。
地図の場合は、地図そのもののコピーを禁止している市販品もあるようですし、ネット上のものであれば見ている人が著作権のあるものをプリントアウトして第三者に提供することを著作権法が禁止しているケースもあるようです。
4/4 5:00

……おー参考になる。著作権がネックになってるってのは使える理屈かも。

山形の場合は、知事部局もふくめて通勤手当の返納が相次いだため、監査員がネットで検索したデータを監査会場にもってくるようになったのである(逆に、そのシステムがあるからこそ監査で細かく見るようになったのかも)。だから念のためにマッピングした結果を通勤届に添付する、という指導になっている。でも、公的書類にゼンリンの地図のコピーを著作権もへったくれもなく添付するって、こりゃ変な話だし、それはネットでも同様のことだよね。なるほど、なるほど。それにしても、県教委に著作権の部署があるとは、さーすが情報公開先進県。

次回8日目は「おみやげ
画像は「人志松本のすべらない話」。田村裕をいちやく大金持ちにしためでたい番組。わたしは“関西の親子関係”を味わうコンテンツだと思っている。これだけの濃さは東北では考えられない。絶対にすべらないのは、実は宮川大輔だけだが。

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