クミアイ情宣裏版シリーズ。
発行日は2003年4月22日。
とにかくこのころはあいつにイチャモンつけ放題。
今思う。もっと言うべきだったと。
……クルマを車検に出すと、前よりも調子が悪くなっていることはないだろうか。
「くっそー、車検出したばっかりじゃねーかー!」
その気持ちはよくわかる。先日、田んぼの真ん中の交差点近くを走行中にいきなりエンストし、そのままレッカーされてしまったわたしは特に(かっこわるかったー)。
しかしこれはある意味必然で、エンジンの一部に不具合があろうとも、機械は『どんな状態でも常に安定したがっている』ものなので、不具合が修理されると、むしろ安定は壊れてしまう……
……不具合をフセイン政権、修理工を米軍、といったベタなたとえ話に収束してしまうのは気がひけるけれど、この修理工は、内燃機関の不調をハンマー1本で直したつもりになっている。つい先日もこの修理工は、アフガニスタンというクルマを“頼まれもしないのに修理し”、あとは別の修理工(主にドイツとイギリス)にそのまま放り出しているのである。
たとえ話でわかったような気になるのはあぶないが、イラク攻撃に関しては、北朝鮮情勢もからめてメディアのなかで数多くのたとえ話が飛びかった。そのなかで、もっとも真相をついていると思われたのは国際政治学者の藤原帰一がドラえもんをひいて語ったものだった。
『たとえば、日本ではアメリカのことを“ジャイアン”って言うでしょう。アメリカ人から見たアメリカのイメージは逆さまなんです。アメリカ人にとって、アメリカは“ドラえもん”なんです。ドラえもんのポケットにみんなが寄りかかっている、ドラえもんがいなかったらのび太くんはやってけない。みんないつも僕ばっかり頼りにするんだからっていうのが、アメリカ人の自己イメージです。でも外から見れば彼らはジャイアン、この巨大なギャップはさらに広がるでしょうね。』(SIGHT4月19日号)
終息に向かっているかに見えるイラク情勢だが、戦争そのものの検証もふくめて、問題はこれからだ。あれだけバグダッドへの行軍に苦労していた米英軍が、アッという間に首都攻略に成功したのはなぜなのか。修理工は、ひょっとして掟破りの工具を使ったのではないのか?
※でもこのドラえもんという不格好な猫型ロボットも、のび太の成長にプラスだとはとても思えないな。
肝心なところで依頼心が出てきてしまい、人生をスポイルしてしまうのがミエミエではないか。源静香は、いったいのび太のどこに惚れるんだろう。
のび太の方が、いつも気前よく脱いでくれる静香ちゃんにぞっこんなのは自然なことだけれど。
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