事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

遺恨の開始~巨人優勝

2009-09-24 | スポーツ

「WBCに中日の選手は一人も出場しなかった。どんなチーム事情があったかは分からないが、日本代表監督の立場としては「侍ジャパン」として戦えるメンバーが中日にはいなかったものとして、自分の中で消化せざるを得なかった。野球の本質を理解した選手が多く、いつもスキのない野球を仕掛けてくる中日の強さには敬服するが、スポーツの原点から外れた閉塞感のようなものに違和感を覚えることがある。」

今日の読売に掲載された原辰徳“手記”だ。
まさかここまで落合への反発をむき出しにするとは思わなかったのでびっくり。彼が読売と中日の新聞戦争に意識的だったとは思えないので、ゴーストライターでもいたのではないかと疑りたくもなる(いたんでしょ?)。

今年の巨人はひたすら強かった。そりゃあもう強かった。
MVPはゴンザレスかラミレスだろうが、わたしは松本を“使い続けた”ことの方に強さを感じた。
いずれへたってしまうタイプの新人だと思っていただけに、首脳陣として彼を本物の二番打者にしてしまったあたりには、むしろあきれかえった(坂本に関しては後日特集します)。

巨人ファンの多くはこれで“各球団から四番打者をかき集める金満球団”という陰口から(当たっていただけに)解放されたかも。少なくともわたしはそうです。ホッ。

9月に至って、阿部は彼にしか打てない(往年の田淵のような)美しいホームランを連発し、ここに来て五割近い打率で打ちまくったのが谷であるあたり、チームとしてのバランスは完璧に近い。

しかしこうも読める。8月の三連戦を落としたことで、落合の気持ちはすでにCSに向いていて、今回の三連戦は手の内をさらさなかった、とか。
まさかとは思うけれど、落合博満とはそう思わせる監督なのであり、それもまたひとつの行き方なのだと思う。クライマックスシリーズ、楽しみですな。

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1 コメント

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今年の巨人はアホみたいに強かった (ニュースウォッチ)
2009-09-28 07:48:02
今年の巨人はアホみたいに強かった
この勢いでCS・日シリと勝ち進んで欲しいです。
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