……いろいろあったんだけど。
一般的に書けるヤツでは「マリと子犬の物語」の予告編かなあ。
わかってるんだけど、毎回に近く泣いていました。
……これ、「駅Station」の読者もふくめて三人から同様のレスが(笑)。本編を観たという話は聞かないのに、みんなあの予告編で泣いている。実はわたしも「けっ。犬と子どもで泣かせようってか」とバカにしながらもグッときてました。あれは卑怯だよなあ。
それにしても、昔から「動物と子どもには勝てない」と言われてきたけれど、その二つに中越地震の悲劇をからめ、主演はマスコミに露出の多い船越栄一郎……こんなあざとい映画がヒットするものか、と思っていたら大ヒット。びっくりだ。そしてこの大ヒットの要因の8割方はあの予告編だろう。
逆に、予告編で客を減らしたと断言できるのが東映の「茶々 天涯の貴妃(おんな)」。思い切って知名度がほとんどない宝塚の女優を主役にすえたのはいいとしても、その大仰な芝居っぷりに予告編だけでもお腹いっぱいになった。あの調子で2時間突っ走られたらたまらん、と大方の観客は感じたのではないかなあ。少なくともわたしはそうでした。
それにしても、天下の東映の正月作品が、封切り一週目でトップテンにも入らない惨敗ぶり。東映系の館主たちの悩みは深いだろう。映画製作について、ほとんど無能に近い岡田家の二代目ボンクラ社長にクーデターが起こらない方が不思議。先代の岡田茂社長のご威光がまだ健在なのだろうけれど、少なくとも東映から近年“新しい何か”が生まれていないことは確かなのに。
東宝の独走ばかりが目立つ興行。しかしその内実には、東映の不振がまちがいなく貢献している。
あ、さっきのレスには続きがある。
私の友人はやはり予告編で泣きまくってて
なのに本編は絶対見ないっていうから、なんで?と聞いたら
「絶対泣くから」。
……よくわかりません(^o^)。
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