8月の上映会、小劇場では「ひめゆりの塔」(監督:今井正 主演:香川京子 津島惠子 岡田英次)をお送りします。この作品を観れば、わたしたちが沖縄に押しつけてきたものの重みを感じとれるはず。“日本”を守ると称して沖縄の少女たちを犠牲にした構図は、いまもなお……
※あまり政治的な話はしたくないけれど、軍隊が国民を“消耗品”あつかいした時点であの戦争は負けだった。本土決戦、という言葉それ自体が沖縄を切り捨てていることに、今さらながら気づく。「硫黄島からの手紙」にあるように、責任ある人間が責任ある行動をとっていれば、100万単位の命を救うことができたかもしれないのに……
にしても、香川京子という存在はすばらしい。リアルタイムで見ていれば、きっと大ファンになっていたはず。「BALLAD」を“東宝の時代劇”たらしめていたのは、ひとえに彼女の存在のおかげ。
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