事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2021年1月号PART4 知事選のあとに

2021-02-01 | 国際・政治

E L O Electric Light Orchestra All Over The World Mk2

PART3「留美子ちゃん」はこちら

「誰とは言わないが、心外だなという思いも持った」

吉村美栄子知事が定例会見で。選挙での圧勝で強気に出ているととるか、さすがに腹に据えかねたと見るか。

誰とは言わないらしいので他県の人たちにはわかりづらいでしょう。山形県には13の市があって、そのうちの8人の市長が対立候補を支援し、県政への批判を繰り返したのである。その8人とは

・佐藤孝弘(山形) 61.7

・中川勝(米沢) 75.9

・丸山至(酒田) 70.8

・山尾順紀(新庄) 79.8

・横戸長兵衛(上山) 69.3

・内谷重治(長井) 75.4

・山本信治(天童) 66.7

・白岩孝夫(南陽) 71.7

の各市長。彼らは

「反応の鈍さ、感覚のずれを感じる」

「総合支庁では決断ができなく、上からの指示ばかりだ」

「われわれの声を聞く姿勢が変わってきた。かなり距離感を覚える」

……市長たちもいろんな事情も抱えているでしょう。国会議員との関係もあるしね。しかしそこへ割って入ったのが重鎮である土田正剛東根市長。

「勝った知事には『ノーサイド』を宣言してもらえればありがたいが、思うところがあるだろう。ただ、選挙のしこりを持ち込み、今後のコロナ対応に齟齬(そご)を来すことは、あってはならない」

現知事の直系だった高橋和雄に知事選で敗れたことなどどこへやら。どっちがオトナかは言うまでもない。

それにね、各氏のとなりに載せた数字はそれぞれの吉村美栄子の得票率。対立候補が4割近い票をとったのは大内さんの地元の山形市のみ。他はもう現職の圧勝。市長たちはうすら寒い思いでいるのかもしれない。市民との感覚のずれを感じますね

本日の1曲は電灯交響楽団の「オール・オーバー・ザ・ワールド」ほんとにジェフ・リンって。

2021年2月号PART1「お仲間たち」につづく


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 麒麟がくる 第四十三回 闇... | トップ | 「偶然にして最悪の邂逅」 西... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

国際・政治」カテゴリの最新記事