事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

国葬

2022-09-27 | 国際・政治

Madonna - Miles Away (Live from the Sticky & Sweet Tour)

国葬。

わたし、吉田茂の国葬をかろうじておぼえています。何事かのビッグイベントが今行われているのだろうと。小学生だったのかな、保育園児だったのかな。

子どものことなので、総理大臣というのは佐藤栄作という人がやるものだとずっと思っていた。あの人はずっとやっていたし。

今の子どもたちも、あれだけ長いことやったのだから総理大臣というのは安倍晋三という人がやるのだと思っていたかも。佐藤栄作以上の長きにわたって彼の治世は続いた。この2人が血族であることの意味は後に知ることになるだろうけれども。

よそ様の葬式に異を唱えることは控えたい。

ただ、国葬ということになるとわたしも身内ってことになるのかな?香典を出したことになるわけだし。実はそれもたいした話ではないと思っている。経費は16億円?2万人の警察官に警備させておいて、そんなもんですむわけがないわけだけど。

しまったなあ、と現首相は思っているだろう。なんでこんなに国民から反発がくるんだと。理屈としてはある程度理解できる。テロで亡くなった人物を称揚することで日本の体制を維持したいとか。

でも違うでしょ?本当は、自分とは考え方が違う清和会にアピールしたかったわけだ。あなた方のトップである人物のために、わたしはこれだけのことをしましたよと。それがまさかこんなことになるとは。

会場は日本武道館。千鳥ヶ淵、九段下など、わたしにもおなじみの土地。

わたしは葬式に出るかどうかは“その人が尊敬できたか”で決めることにしている。だからかなり欠礼もした。その意味でこの国葬にも

「あ、そう」

とだけ考えて目を背けている。世論の反対があったものだから、学校での黙禱や半旗の掲揚といった指示がなかったことは、学校にさまざまな指示を押し込んだ、亡くなった彼の最大の貢献かもしれない。

本日の1曲はマドンナ。女王だよなあ。


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