2011年3月号「危険な話」はこちら。
新年度しょっぱなのネタは出勤簿。いまさらかよ、と思わずにきいてください。どんな日に押印すればいいのか、まだ確信をもてないでいる人もいるようなので。
わかりやすく言えば、山形県の考える出勤簿のコンセプトは以下のように表現できます。
【勤務を割り振られた日の勤務開始時刻に忽然とあらわれ、一瞬にして消えてしまう存在】
つまり、ウチの学校でいえば8時15分ジャストにしか職員室にないのが建前だとお考えください(ほんとに金庫にしまっちゃう学校もあるらしいのがおそろしい)。
ですから、朝一時間の年休をとる場合は押印しないし(8時15分にはいないので)、午前中は学校勤務で午後に出張だった場合はもちろん押印。
つまり何日か押すのをさぼって「あれ?この日はハンコを押していい日だっけ?」と思ったら、8時15分にどこにいたかを考えればいいのです。っていうか、とりあえず押せよ毎日。
そう言いつつ、モチベーションを下げるようで恐縮ですが、出勤簿なんてレトロな存在はもう小中学校にしかありません。知事部局はとっくに端末処理に移行済み。まだまだ小中学校は昭和な状態がつづいています。
画像は「蛇にピアス」
原作:金原ひとみ 監督:蜷川幸雄
主演:吉高由里子、高良健吾
仕事の話だけだと(わたしが)息が詰まるので、毎月映画なども紹介します。なぜ今月この壮絶な作品を選んだかというと、事務室の新任である○○○さんが“出演”しているからです(エキストラで)。他にも「相棒」とかに出ているそうなので、興味のある方はきいてみるといいかも。
演出の蜷川は、世評とはぜんぜん違って灰皿を投げることもなく、いたって穏やかなおじさんだったとか。ちょっと残念。
2011年5月号~昇給のルールにつづく。
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