事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

内村プロデュース

2009-08-27 | テレビ番組

Meotomanzai いわゆる“テレビ朝日のバラエティ”のことがわたしは大嫌いだった。いかにも

・安易で

・安価で

・志が低い

からね。何もそこまで、と思われるだろうが、タレントの側だってテレビ朝日のことは二流かそれ以下だと判断してきたのは事実だ。フジテレビのレギュラーからテレビ朝日にうつることは、確実に都落ちだし。

しかしおそろしいことにテレ朝のバラエティは次第に人気を集め始める。コンセプトが常に揺れ動いていたココリコの「いきなり!黄金伝説」が、一ヶ月1万円という芸人いじめの企画で大ヒットをとばし、PTAから常に俗悪番組の筆頭にランクされるロンブーの格付けがまさかの長寿番組化。いったいどうなってんだ。

しかしテレ朝のユルユルさが時代にマッチしてきたのかもしれない。作り込みがきっちりしていた(あくまでテレ朝にくらべればよ)フジテレビも、いまはユルユルな「ネプリーグ」で視聴率をかせいでいるし、いまいちばん面白いプログラムはテレ朝の「アメトーーク」だしね。

そんなテレ朝ユルユル全盛期を構築するきっかけとなったのはこの「内村プロデュース」略して「内P」だろう。んもう最初から最後までユルユル。さまーず、TIM、ふかわりょうらと内輪向けギャグに終始し、とりあえずオレ(内村光良)にうければなんでもいいというコンセプト(でもなんでもありゃしない)は……大好きですっ。ひたすら笑ってた。独裁者として芸人たちの上に君臨する白面の内Pが、極悪なサディストであって同時にシャイであるあたり、ウッチャンそのものである。

まあ、DVDを借りてまで観たのは、テレ朝の元アナにして不倫の果てに内村と結婚した徳永有美が出ているから。どの時点でこのふたりはできちゃったのかなあ、なーんて興味とは別に、「やじうまワイド」時代から、わたしは彼女の大ファンだったからなのだ。なんか、昔つきあっていた女性の夫婦漫才をみる思い。違うか。

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