事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

島にて その2

2020-07-15 | 邦画

その1はこちら

わたしの履歴書は、途中からものすごく行数をくっている。

「兼ねて山形県酒田市立飛島小学校事務主査を命ずる ただし任用期限は~」

なる兼務発令が挿入されるから。おまけに

「兼ねて山形県酒田市立飛島中学校事務主査を命ずる ただし~」

も途中から加わることになった。三校兼務である(笑)。7年間、われながらよくがんばった。

もっとも、休校状態だった飛島小中学校がふたたび開校することになったのは、わたしが勤務していた小学校の保護者が、介護サービスを開業するために三人の子どもを連れて飛島に移住したため。これはもう運命だろうと。

兼務しているからといって、飛島に赴く必要はなかった。でも、曲がりなりにも自分が“勤務”している学校に全然行かないというのもどうだろう。当時の飛島の校長(元同僚)からは「人として、来ないってことはないだろう?」と突っこまれていたしね。

だから年に一回は訪問していた。教育事務所も教育委員会も

「行ってくれる?旅費は出すよ!」

と大喜びだったけれど、出張で行くのはどうも気が重かったので、労働組合の分会訪問に帯同するという名目で行ってました。出張じゃないから飛島の職員ともガンガンお酒も飲めてうれしかったなあ(ええ不良事務職員ですけどそれがなにか?)。

さて三川イオンシネマ。タッチパネルで「島にて」を選択して席を選ぶ。

「え」

ほとんどの席が埋まっているのだ。わたしたち夫婦が最後のチケット購入者でした。すごいな、たいして宣伝もしてないのに……実はその前日にフォーラム山形で舞台挨拶があり、だから日曜日の朝刊にその記事がでかでかとフューチャーされていたのも影響したのだろう。

それ以上に、飛島関係者が大挙して来館していたのでした。以下次号


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