幕末から明治へ。日本がその姿を大きく変える時代に、その時代の動きに翻弄される名もなき男たち。彼らが、微妙に狂っているあたりがいい。
特にラストの一篇の主人公が、他の人間たちよりも“見えている”ために、人として逸脱していくあたりがすばらしい。こういうことって、たくさんあったんだろうなあ。
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