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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「ある男」木内昇著 文藝春秋

2025-04-12 | 本と雑誌

幕末から明治へ。日本がその姿を大きく変える時代に、その時代の動きに翻弄される名もなき男たち。彼らが、微妙に狂っているあたりがいい。

特にラストの一篇の主人公が、他の人間たちよりも“見えている”ために、人として逸脱していくあたりがすばらしい。こういうことって、たくさんあったんだろうなあ。


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