3月の港座上映会は、あの「スタンド・バイ・ミー」をはじめとした傑作ぞろい。お楽しみに。
監督:ロブ・ライナー
出演:ウィル・ウィートン リバー・フェニックス コリー・フェルドマン ジェリー・オコンネル キーファー・サザーランド
「スタンド・バイ・ミー」(86年 米)は、ホラー小説の名手であるはずなのに、映画化される作品は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」など、なぜか観客を感動させてしまうスティーブン・キングが原作。この作品はそのきわめつけ。心に傷を負った少年たちが、“英雄になるために”死体さがしの旅に出る……今は亡きリバー・フェニックスが涙をみせるシーンと、誰もがまだ寝静まっている時間に主人公と鹿が出会うシーンは、男の子には必ず訪れる一瞬をみごとに描いています。必見。
※上映は3月28日(日)15:00。
通信にも書いたけど、あの鹿のシーンにはマジで感動した。主人公の少年がまさしく人生と出会う瞬間。舞台は50年代末のスモールタウン。アメリカ人の心の故郷における、誰もがおぼえていて、誰もが忘れている一瞬。
ラストにいたって、あの「アメリカン・グラフィティ」との連関が示唆されます。なにしろオトナになった主人公をあの人が演じるんだから。ワープロの切り方は納得できなかったけど(笑)
監督のロブ・ライナーはこの作品からキャリア爆発。「恋人たちの予感」「ミザリー」(あ、またキング作品だ)「ア・フュー・グッドメン」とつづく。
でもわたしがいちばん好きなのはショーン・ペンとの腐れ縁がはじまる前のロビン・ライト・ペンが主演した「プリンセス・ブライド・ストーリー」。アンドレ・ザ・ジャイアントやピーター・フォークが出てますよ。どっかにDVDないかな。
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