事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「ハイスクール1968」 四方田犬彦著 新潮文庫

2008-12-20 | 本と雑誌

Highschool1968 中流家庭に生まれた秀才の青春物語。超エリート校である東京教育大附属駒場高校に通う生意気な学生のノンフィクションとしても抜群に面白い。

田舎に生まれ育った身としては“あの頃”の東京で十代を過ごした四方田がうらやましくて仕方がない。学生運動と高校時代から切り結んだ世代でもある。同じ立場にいたとして、結局わたしは多数派のノンポリ高校生でいたに違いないのだが。四方田の断定ぶりに、同級生の金子(アンチ竹中)勝と、二年先輩の矢作俊彦は「ウソつくな」と激怒しているそうですが(笑)

だって断定癖は四方田の得意技なんだし☆☆☆★★★

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