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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2020年4月号PART2 臨時的任用職員

2020-04-20 | 明細書を見ろ!(事務だより)

BUMP OF CHICKEN「アンサー」

PART1「年次有給休暇」はこちら

昨年度は会計年度任用職員として大々的に特集しましたが、本校でいえば常勤講師にあたる臨時的任用職員について改善が見られました。

まず、採用時に健康診断書の提出を求められる件。これが“平成31年3月1日以降の診断書の写しを添付する”ことでクリア。あとは共済組合員として夏に受ける健康診断の結果を送ればOK。

これはね、それでいいんじゃないかと前々から言われていたことがようやく実現したのです。健康診断を受けるのは医療行為ではないので保険がきかない。だから出費が大きかったのです。しかも医者によって値段が違うので

「どこそこの医者は〇千円よ」

「え、あそこなんか1万円とるわよ」

と情報交換するのが常でした。そんな負担もようやく解消。そしてそれ以上に、

「給料月額の上限が撤廃」

されたのです。これは大きい。来月号で特集しましょう。

本日の1曲はBUMP OF CHICKEN「アンサー」とか言いながらわたし「3月のライオン」を読んだことも見たこともないんですけど。

2020年5月号PART1「上限撤廃。」につづく

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明細書を見ろ!2020年4月号PART1 年次有給休暇

2020-04-20 | 明細書を見ろ!(事務だより)

2020年3月号PART2「コロナの光」はこちら

さて、この高飛車なタイトルの黄色い紙は、本校の事務部報……といえば聞こえはいいですが、給料袋にしのばせ、職員が気分がいいときをねらって事務方の意向を実現させようという卑怯きわまりない存在です。

毎月でます。該当者だけに狙い撃ちする児童手当や扶養手当確認号もあります。どうぞよろしく。

自分の報酬に意識的になってほしいという意味でこのタイトルにしたのですが、この4月から再任用されることになった職員、つまりわたしは明細を見て愕然としています悄然としています呆然としています。そうかこれから1年はこの給料で食っていくのか……と、未来に希望がないようなことをいいつつ、まずは新型コロナウイルス感染症関連を。

全国的にテレワークが推奨されるなか、学校という職場にそれが反映するのはいつのことかと。まあ、たくさんの職員が定時に学校を出るようになったのはいい傾向だと思います(そんなことをほとんどいつも定時で帰っている事務職員に言われたくはないでしょうが)。休業明けがこわいですけど。

しかしここで思い出してほしいことがあります。2018年に働き方改革関連法が成立し、労働基準法が改正され

「10日以上の年次有給休暇が付与される労働者が、年に5日以上の有給取得を企業側の義務とする」

となり、それが達成できない場合、民間会社は

「1人当たり30万円以下の罰金」

が課せられることになったのです。つまり、10人の労働者が達成できないときは300万円の罰金が課せられる可能性があるわけ。公務員にしても、人事院がちゃんと守るようにと勧告はしているものの、その内実は……

だから有給休暇はぜひとも積極的にとってください。実は市職員にはきちんと有休をとるようにという文書が出ているのですが、県費の方はどうも徹底されていないのが歯がゆい。

PART2「臨時的任用職員」につづく

画像はかろうじてまだ映画館に入る気分が残っていた頃に見た「ナイブズアウト 名探偵と刃の城の秘密」タイトルにまで伏線が仕込んであります。DVDが出たらぜひ。

コメント (2)
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