事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

ポップ・ライフ~追悼プリンス

2016-04-22 | 音楽

「××せんせいノ好キナあーてぃすとハ誰デスカ?」

その昔、ALTと飲んでいるときに質問された。

「プリンス、かな」

「ホォ」

「で、二番目はプリンス&ザ・レボリューションズ(笑)。三番目はプリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションで四番目はジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンスだ!」

みんな、プリンスの名義である。それくらい好きだった。もちろん毛嫌いする人が多いのもわかる。いかがわしさ全開のルックスだし、声もどちらかといえばノイジーに聴かせようとしているかのよう。メロディよりも、リズムパターンで曲を前へ前へと進めようとしていたので、日本人には向かないのかもしれない。

ただ、単純なフレーズを華麗なアレンジで何度も何度も聴かされているうちに、わたしはすっかりはまってしまいました。最高傑作は「サイン・オブ・ザ・タイムス」だと思う。特に二枚目の高揚はすごかった。前衛的に見えて、しかしポップのエリアにちゃんといる。むしろ自分でポップの領域を広げているようだった。

だいたい、彼の音楽は誰にも似ていない。プリンス、というジャンルが孤高にある感じ。あ、でも忌野清志郎渋谷陽一の番組で近ごろ気になるアーティストはいるかと訊かれて

「いまどきの音楽は聴いてないからなあ……。あ、あいつはいいな。ジミヘンみたいなやつ」

とプリンスを激賞していたっけ。確かに、ジミ・ヘンドリックスに有り様が少し似ているかもしれない。

たくさんのアーティストとコラボもしたわけだけど(シーナ・イーストンともデュエットしている!)、印象としてはウェンディ&リサやシーラ・Eをひきつれて調子こいてる姿が似合っていた。

ライブ映像の迫力は圧倒的で、あの小さな身体でどんだけはじけるんだとあきれてました。セックスもすごそう。だから、インフルエンザなんかで死ぬはずはないし、クスリのイメージも似合わないので(ですよね?)、オーバードーズも考えにくい。だいたい、そこまでジミヘンに似なくてもいいじゃないか。

同世代の天才がまた消えた。妻よ、喪服の準備はいいか。通夜はいつなんだ。香典はいくら包めばいいんだ。あ、あいつの宗派ってなんだっけ!?くそ、くやしい。

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