hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

三浦しをん『お友だちからお願いします』を読む

2013年01月22日 | 読書2


三浦しをん著『お友だちからお願いします』(2012年8月大和書房発行)を読んだ。

三浦しをんの久しぶりのエッセイ集。
「はじめに」によれば、

私はふだん、「アホ」としか言いようのないエッセイをかいているのだが、本書においてはちがう!(自社比)・・・よそゆき仕様である!(あくまで自社比)
・・・
・・・「全編がゆるーい日常をつづったエッセイです」・・・
一章は、読売新聞に掲載された「マナー」についてのエッセイと、いろいろな雑誌からご依頼いただいた単発、短期連載のエッセイが中心になっている。・・・
二章は、日本経済新聞の「プロムナード」という欄に連載したエッセイだ。
三章は、VISAという会報誌に連載中のエッセイが中心だ。「旅」がテーマ・・・
四章は、いろいろな雑誌からご依頼いただいた単発、短期連載のエッセイ。





私の評価としては、★★★(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

冒頭に書いてあるようにこのエッセイはよそゆき仕様(自社比)なため、いつもの脳内爆発による妄想炸裂、抱腹絶倒が控えめで、若干物足りない。
しかし、片付けられない、太ってるなど自虐ネタは健在で、デフォルトされた家族ネタも笑える。よくある話なのだが、重たい母親と反発する娘の対立がちょっとリアル。

三浦しをんの略歴と既読本リスト




以下、メモ

電車の中の会話(「破壊の呪文」)
「◯◯さんって、仕事できるよね」
「うん、いろいろ気配りもしてくれるし、いい人で有能だと思う」
「O脚だけどね」

花見も紅葉狩りもしたことない三浦さんはこれらを誤解していた。
なんで花見は見るだけじゃだめで、紅葉狩りは狩らずに見るだけでオッケーなんだ。

インターネットでピザの他にパスタ、エビの揚げ物もつい注文しちゃった一人暮らしの三浦さん。配達人が来た時、玄関先で同居人がいるかのように、「ピザ来たよ!」と叫ぶ。







コメント
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