奇跡への絆

図師ひろき

ゆっくりお風呂

2011年02月18日 23時25分03秒 | Weblog

 実は冷え症です…

 この時期は、寝る前に足先が冷えてなかなか寝付けない時があります。

 そんな時たまたまテレビで“ヒートショックプロテイン”が取り上げられれいました。

 ヒート(熱)、ショック(衝撃)、プロテイン(タンパク質)、つまり体内のタンパク質が外的な衝撃を受け、熱を帯びることにより、傷ついたタンパク質が回復し、免疫力もアップする効果があるそうです。

 ではどうすればヒートショックプロテインを増やすことができるのかですが、42度のお湯に10分間入浴することがすすめられていました。

 私は熱い風呂が苦手で、今でもシャワー浴で済ませることが多いくらいです。

 風呂からあがった後は、できるだけ体を冷やすまいと、できるだけ早く布団にもぐりこむようにしていますが、やっぱり足先の温かさは持続せず、足を擦り合わせて自家発電します。

 まだインフルエンザも流行っていますし、これからのラストスパートに勢いをつけるためにも、抵抗力の強いタンパク質を作り、どんどん動いていきます!

 寝込んでる暇はありません!

 これからは意識して、ちょっと熱めの風呂にゆっくり入るように努力します。
 体の免疫力、そして心の免疫力を高めながら、とことん頑張ります!

所信表明

2011年02月17日 23時11分09秒 | Weblog


 2月定例議会が始まりした。

 冒頭、河野新知事より県政運営に関する所信表明がありました。

 約25分間の演説の中で、知事の考える宮崎の未来像が見えてきました。

 「・・・前東国原県政を継承し、さらに発展させることが、副知事として務めてきた使命であると考えます。

 ・・・直面する課題にひるむことなく、未来を見据え、新しい仕組みや新しい価値の創造に挑戦していくことで、真に豊かな宮崎県を築いていく。

 ・・・現場主義を徹底し、市町村との連携を重視する。

 口蹄疫からの復興への具体的な取り組みとして、万全な防疫体制確立するとともに、特定疾病のない畜産経営の確立など全国のモデルとなる畜産経営の再構築に取り組む。

 鳥インフルエンザの発生や新燃岳噴火についても、迅速かつ的確に対応するため“常在危機”という意識を徹底し、危機管理体制を強化する。

  産業・雇用づくりについては、4年間で新規企業立地100件及び雇用創出5000人を目指す。

 循環型の林業・木材産業の振興、つくり育て・管理する漁業の推進。

 さらに地域間交流を促進する“宮崎を知ろう!100万泊県民運動”の提唱。

 自殺や犯罪のないまちづくりの推進や、自主防災組織率70%を目指し、消防団の確保に努める。

 保健、福祉、介護、医療サービスの連携強化による地域における切れ目ない支援体制の整備やドクターヘリの導入などによる救急医療体制の充実。
 
 今後これらの政策や長期ビジョンの具体的な工程や目標を明確する“アクションプラン”についても、スピード感を持って策定する。」

 などしっかりとした口調で語られました。

 私に特に響いた言葉は

 “新しい価値の創造”“現場主義”“地域における切れ目ない支援体制”

 この言葉から推測される政策が、私が常々口にする

 「住み慣れた地域で、人生をまっとうできる行政サービスの構築」

 この私の志と河野知事の所信との重なる部分が多いことを祈りつつ、これからも私は専門的見地からの政策提言と中山間地や農漁村の実態を訴えていきます!

 


第二の故郷

2011年02月16日 23時08分39秒 | Weblog

 年に何回か、母校である東北福祉大学からら会報が届きます。

 今回の一面には「医学部設置構想」が紹介されていました。

 私が大学受験した23年前、福祉の専門大学は全国に3校しかありませんでした。

 当時は福祉関連学科が4つしかありませんでしたが、現在はリハビリテーション学科、子ども教育学科、保健看護学科など11学科に増え、今回医学部創設と、少子化で大学の学生確保が困難な時節にあって、着々と規模拡大している母校を誇らしく思います。

 今、東北福祉大学を受験しても、すっかり偏差値も上がっているようで、合格できる自信は…微妙ですが、だからでしょうかOBであることうれしく思います。

 福祉の専門性を高める教育とともに、スポーツもとても盛んで、特に硬式野球部、ゴルフ部、女子ソフトボール部などは全国大会でも常に上位に名を連ねる有力校です。

 私の同期も、全国大学野球選手権で優勝し、プロ野球に7名ドラフト指名されたと記憶しています。

 阪神の金本知憲選手は、今も現役で頑張ってくれていますので、巨人ファンでありながら、金本選手の活躍はいつも願っています。
 キャンパス内には美術館があり、中央には噴水が…学食の風景も変わっているんだろうな…

 いつか仙台に行けたら、学生に交じって、こっそり聴講とかしてみたいものです…

 目立ちますかね(笑)

雑感99

2011年02月15日 23時19分40秒 | Weblog
 “この光景は、いつか見たことがある…”

 まるでデジャヴのような感覚に陥りました。

 今朝、川南町内で街頭あいさつをしていると、車高がやや低めの磨きあげられた迫力ある車が私のそばに停まりました…

 スモークのかかった窓がゆっくりと開き、若い男性が運転席から身を乗り出して…

 そう!この光景は、元旦に高鍋町の舞鶴神社近くで街頭あいさつをしている時にもあり、その時は

 「あんちゃん、正月かい頑張っちょんね!これ飲みないよ。」

 と缶コーヒーをいただいたことがありました。

 まさかそんな温かい出来事はそうそうあるものではない…

 「朝から、うるせーが!」

 と一喝されるのを覚悟で、若い男性に

 「おはようございまス…」
 
 すると…

 「寒いなかご苦労さま、応援しちょるよ、頑張んないよ!」

 温かい言葉とお茶を届けていただきました。

 一瞬の出来事で、信号が変わると低いエンジン音とともに走って行かれました。

 その車の後ろ姿に、深々と頭を下げ、私はしばらくお茶を持ったままあいさつを続けました。

 手の冷たさがみるみるお茶の温かさを奪っていきましたが、あいさつを終え、ホッと一息お茶を飲んだとき、もらった時と同じくらい温かかった…

 誰が何と言おうとも、お茶は温かく、心に染みる味でした。

 “ここまでデジャヴだ…”

 と、しみじみ味わいながら、貫く勇気がみなぎってきました!

 ありがとうございます。

 感謝します。

生き様で導く

2011年02月14日 22時12分51秒 | Weblog


 行って来ました!都農町“龍雲寺”の水行!!


 その朝は、氷点下・・・水行にはもってこいの気合の入りまくる寒さでした。


 幸いに風は微風で、多くの檀家の方と参拝者と温かい眼差しに囲まれて、水行は始まりました。


 もちろん、ふんどし一枚!水は真水!!


  

 まずは桶から手で水をすくい、心臓に遠いところから少しづつ濡らしていきます。


 腕に水をかけたとたん、全身が鳥肌に!


 “えーい、一思いにかぶらせてくれ!”


 という気持ちになりましたが、そんな気持ちを察してか、住職は丁寧に水行の心を説いてくださいました。


 そして起立、住職の


 「そーれ!」


 掛け声で、樽からスーッと水をくみ、その桶を頭の上にもっていき、頭ではなく首筋に叩きつけるように一気に浴びせます!


 1回、2回・・・3回目の時には思わず


 「うおおおおお・・・」


 と気合の雄たけび・・・4回、5回。


 5回で終わりと聞いていたのですが・・・住職が


 「そーれ!」


 「うおおおおおおおお・・・」


 水行直後は、さすがに寒いものの服に着替える頃にはポカポカポカ。


 身を清め、身を鍛え、まさに内からの力がみなぎってくるのを感じました。


 水行も素晴らしかったのですが、この日は吉田住職が3回目の100日大荒行を無事終えられ、帰ってこられた貴重な日でした。


 都農神社から約1時間かけ、お寺まで歩き、荒行を終えたことを報告されました。 

    

 そして荒行のとき、どのような心境だったのか住職が語ってくださいました。


 「・・・一日に7回の水行、水行と水行の間はひたすらお経をあげました・・・一日に2時間半しか睡眠時間はなく、15分くらいの休憩に眠ることもできましたが、私は眠るのが怖かった・・・この荒行に来させていただいたのは、多くの方々の支えがあったからこそ・・・皆様への感謝の気持ちを忘れてしまわないか、私は怖かった・・・だから少しの休みを使って支えてくださる皆さんにお手紙を書かせてもらいました・・・」


 手紙をいただいた方も、そうでない方も、住職のひたむきさ、懸命さ、そして優しさに触れ、流れるものを抑えることはできませんでした・・・


    

 頬はこけ、すっかり痩せられた住職ではあられましたが、全身から福徳がにじみ出ておられる姿を私はまじかで拝まさせていただきました。

 生き様で住民を導かれる姿に感動しました。


 ありがとうございました!動きます!


 
 



雑感98

2011年02月13日 22時52分46秒 | Weblog
 来月開通する九州新幹線鹿児島ルートに大きな期待が寄せられています。

 一番列車となる「みずほ601号」の指定席とグリーン席は、販売開始から約15秒で売り切れたとのこと!

 新幹線は仕事以外では乗ったことはありませんが、電車の旅に憧れています…

 大学の頃は、金はなかったけど時間はありました。

 ということで宮城県仙台駅から宮崎県高鍋駅まで、電車を乗り継いで帰ってきたことがあります。

 「青春18きっぷ」というのがありまして、当時普通電車と快速電車一日乗り放題で、2200円でした。

 おにぎりをいっぱい詰め込んだリュックサックと時刻表を片手に、仙台駅始発の電車に飛び乗りました。

 事前にどの駅で乗り換えればいいかシュミレーションしているものの、駅構内の構造までは把握できないため、ギリギリの乗り換え設定で、おまけにホームを大きくまたがなければばらない乗り換えの際は、走りに走りました。

 何度かの乗り換えの後、東京駅につき、ここからは大阪まで乗り換えなしの快速電車でした…ところが同じような時間はあるけど…のような若者が長蛇の列…案の定、席には座れず、列車と列車の間のスペースに新聞紙に体育座りのまま大阪までうたた寝…

 さらにさらに乗り継ぎ、やっと九州に入った頃には、乗客は少なくなったのですが、普通電車の座席は快適とは言い難く、お尻のどの部分で座ってもすぐ痛くなるので、やっぱり列車と列車の間でマッサージ&ストレッチでした…

 東北…関東…東海…関西そして九州と乗客がかわると方言も移りかわり、その会話に耳を傾けているだけで楽しかった思い出があります。

 そして1泊2日4400円で高鍋到着!

 仙台から新幹線と飛行機で帰ってくると、割り引きを使っても4万円くらいはしていましたので、かなりお得!!

 学生だからできたことですかね…またいつかぶらり旅ができたらいいな…

 おっと!今はそれどころではなく、関西方面から鹿児島へ押し寄せて来る観光客をいかに宮崎まで引き込むかの課題に取り組まなければなりません!

 来週からの定例議会においても焦点をあてます。

朗読会にしない!

2011年02月12日 23時57分13秒 | Weblog


 読売新聞1面に、寂しい記事が掲載されていました。

 「議員質問 代筆頼み」

 「17年間登壇ゼロも」

 議会における、一般質問や代表質問、総括質疑は、日頃の政務調査や地域の方々からの声をもとにして、自治体の将来ビジョンを知事はじめ執行部に直接問いただす機会であったり、最小限の事業費で、最大限の効果を引き出すため政策転換を求めたり、費用対効果を検証するなど、議会と執行部が緊張感を持ち、行政の両輪として機能していく上で最も重要な発言機会であります。

 その質問も回数制限があると、議論が消化不良で終わってしまうとの指摘もあり、宮崎県議は一問一答式を導入し、制限時間内であれば何度でも質問が繰り出し、議論を深めることができるようにしました。

 しかし福岡県議会のある議員は

 「質問することになった。こういう趣旨で書いてくれんかね。頼むよ」

 と県職員に一般質問の原稿代筆を依頼していたとのこと・・・

 これでは議論を闘わせる前から、互いの手の内をさらけ出すようなもので、緊張感の欠片もありません。

 その緊張感のなさを読売新聞はこうも書いています。

 「丸抱えの朗読会」

 さらに、熊本県議会では8期目17年間1度も一般質問していない議員が取材に対し

 「若手育成のために譲っている」

 と説明したとのこと・・・

  4年間で、一般質問、代表質問、総括質疑の14回登壇させていただきました。

 一言一句、代筆など頼んだことはありません。

 当然のことです。

 17日から定例議会が始まります。

 発言に感情を込め、地域の実情を訴えてきます。


地域で育つ

2011年02月11日 23時03分01秒 | Weblog


 最高に美味しいそばを食べてきました!

 高鍋町青木地区で行われた、そば打ち体験に参加させていただきました。

 以前、私は木城町の“そばオーナー制度”を利用して、そばの種まきから、花見、収穫、そしてそば打ちまで体験をしたことがありましたので、久しぶりにそば打ちができると楽しみに行ってきました。

 でも今回の主役は、子どもたちです!

 子どもたちの体験の前に、大人たちも実践!

  

 すると趣味でそば打ちをされている方がおられ、その手際の良さにほとんど出番はなく、そばをこねる時のボールを押さえているくらいでした・・・

 そして子どもたちへバトンタッチ!

  
 
 まずそば粉に、少しずつ水を加え、箸でかき回しながら、ある程度からまったところで、手でこね始めます。

 しっかり力強くこねにこねて、今度は延ばしです。

  

 薄く、均等に延ばしていきます。

 要領を教えるだけで、子どもたちはスイスイときれいに広げることができました。

 そしてここからが難関・・・専用の包丁を使って切る作業です。

  

 はじめはおっかなびっくりで、指を切りはしないかと思わず周りから手が出てくることもありましたが・・・

  

 コツをつかむと、姿勢もリズムも良くなり、様になってきました。

    

 太さや長さには愛嬌と個性がありました、それがまたいい!!

 そして実食。

  

 黙々と食べる、食べる・・・

 中には3杯目のおかわりをする人も・・・

 子どもたちが作ったのは、つなぎを入れないそば粉だけの十割そばで、歯ごたえ十分の愛情と元気たっぷりの味でした!

  

 青木地区のような、地域で子どもを守り、育てていく尊い取り組みをこれからも応援していきます!

 今回はほとんど戦力にはなれませんでしたが、後片付けまでしっかりさせていただき、お腹いっぱい胸いっぱいで午後からの仕事に走り出すことができました。

 ごちそう様でした!ありがとうございました!!


くじけないで

2011年02月10日 22時50分52秒 | Weblog


 美しいコーラスで開会したのは
 
  

 第20回石井十次顕彰のつどいです。

 主催者の石井十次顕彰会、税田理事長の挨拶に引き続き

  

 元県教育長、笹山先生の記念講演がありました。

  

 笹山先生の優しく諭すような語り口は、一言一言が心に染み入りました。

 「この世界には感動してもしきれないものが2つあります。

 1つは夜空に輝く星の美しさ・・・もう1つは、人間のよく生きようとする意志、心です。」

 「人生、あれもこれもするほど長くない。

 一生懸命もいいけれど、一所懸命に生きることも素晴らしい。

 石井十次は、まさに孤児救済という一所に命を懸けた・・・その生き様に我々は今もなお感動させられ、突き動かされているのです。」

 「石井十次に触れ合ったことを使命として、十次の精神を伝えることが大切です。

 正直であれ、本気であれ、一人一人が十次になれ!

 なにより、くじけないで!」

 議員としての活動に没頭するも、その活動内容を広く知ってもらうことは難しく・・・今まで議会便りを15万部以上配布してきましたが、どれ程の方々に伝わっているのだろう・・・県内各地で県政報告会を開催してきましたが、どれだけの方が県政を身近に感じていただけただろうか・・・議会の合間合間、時間が許す限り街頭に立ちあいさつをしてきたけれども、何人の人の目に留まっているのだろうか・・・

 そんな気持ちも、心ある言葉に救われました。

 “くじけないで”

 十次の孤児救済も、困難の連続でした・・・それでも一所に命を懸け、没後も多くの人に勇気を与え続けている・・・

 十次にはなれなくとも、志を見習うことはできます。

 石井十次を肌で感じた一人として、くじけず頑張ります!
 
 講演の後の高鍋西小学校児童による発表や劇からも、いっぱい元気をもらいました!!

    

 ありがとうございました。


不足しています!

2011年02月09日 23時09分14秒 | Weblog

 この時期、足りなくなるものがあります。

 それは、潤い…

 いいえ、すみません…「血液」です。

 寒いが故に、風邪やインフルエンザ罹患者が増え、献血したくてもできない方も多くなるとのこと。

 こんな私も、ライオンズクラブで献血活動をお手伝いするようになって、関心を持つようになったので、全く偉そうなことは言えないのですが…これからは事あるごとに献血には協力していこうと思います。

 宮崎市内のカリーノの3階には献血ルームがあり、大晦日の午後と元旦以外は献血をすることができます。

 でもなかなか市内に行く機会がない人のために、日本赤十字社血液センターでは、献血バスを県内あちこちに走らせています。

 その献血バスにもなかなか出会わない方のために、この度高鍋町に来てもらうこととなりました。

 それでも遠方の方は難しいと思いますが、今回は(株)岩切建設が開催される“第8回チャリティお客様感謝祭ウキウキ祭り”の会場に献血バスを設置すことになりました。

 お祭りにご家族ご近所、お誘い合わせのうえ、ご来場いただいた後に献血のご協力をいただけると幸いです。

 ウキウキ祭りでは、豪華商品もちまき他、キッズコーナーでは、お菓子つかみどり、輪投げ大会、ダーツゲーム、ぼるダリング体験ができますし、大工さんの木工教室や充電式二輪車「セグウェイ」の試乗体験やフォーミュラーカー展示など日常では体験できないイベントが目白押しです!

 そして献血体験も!

 私も当日は、ボランティア参加しますので、このブログを見てご来場いただけるのなら、是非是非気楽に声をかけてください!

 あっ!日時を書いていませんでした…

 2月20日(日)午前10時~午後16時まで

 場所は(株)岩切建設構内で、高鍋木城線の高鍋西小学校を目指していただければ分かると思います。

 どうか2時20日は、小春日和となりまうように。