奇跡への絆

図師ひろき

所信表明

2011年02月17日 23時11分09秒 | Weblog


 2月定例議会が始まりした。

 冒頭、河野新知事より県政運営に関する所信表明がありました。

 約25分間の演説の中で、知事の考える宮崎の未来像が見えてきました。

 「・・・前東国原県政を継承し、さらに発展させることが、副知事として務めてきた使命であると考えます。

 ・・・直面する課題にひるむことなく、未来を見据え、新しい仕組みや新しい価値の創造に挑戦していくことで、真に豊かな宮崎県を築いていく。

 ・・・現場主義を徹底し、市町村との連携を重視する。

 口蹄疫からの復興への具体的な取り組みとして、万全な防疫体制確立するとともに、特定疾病のない畜産経営の確立など全国のモデルとなる畜産経営の再構築に取り組む。

 鳥インフルエンザの発生や新燃岳噴火についても、迅速かつ的確に対応するため“常在危機”という意識を徹底し、危機管理体制を強化する。

  産業・雇用づくりについては、4年間で新規企業立地100件及び雇用創出5000人を目指す。

 循環型の林業・木材産業の振興、つくり育て・管理する漁業の推進。

 さらに地域間交流を促進する“宮崎を知ろう!100万泊県民運動”の提唱。

 自殺や犯罪のないまちづくりの推進や、自主防災組織率70%を目指し、消防団の確保に努める。

 保健、福祉、介護、医療サービスの連携強化による地域における切れ目ない支援体制の整備やドクターヘリの導入などによる救急医療体制の充実。
 
 今後これらの政策や長期ビジョンの具体的な工程や目標を明確する“アクションプラン”についても、スピード感を持って策定する。」

 などしっかりとした口調で語られました。

 私に特に響いた言葉は

 “新しい価値の創造”“現場主義”“地域における切れ目ない支援体制”

 この言葉から推測される政策が、私が常々口にする

 「住み慣れた地域で、人生をまっとうできる行政サービスの構築」

 この私の志と河野知事の所信との重なる部分が多いことを祈りつつ、これからも私は専門的見地からの政策提言と中山間地や農漁村の実態を訴えていきます!