読売新聞1面に、寂しい記事が掲載されていました。
「議員質問 代筆頼み」
「17年間登壇ゼロも」
議会における、一般質問や代表質問、総括質疑は、日頃の政務調査や地域の方々からの声をもとにして、自治体の将来ビジョンを知事はじめ執行部に直接問いただす機会であったり、最小限の事業費で、最大限の効果を引き出すため政策転換を求めたり、費用対効果を検証するなど、議会と執行部が緊張感を持ち、行政の両輪として機能していく上で最も重要な発言機会であります。
その質問も回数制限があると、議論が消化不良で終わってしまうとの指摘もあり、宮崎県議は一問一答式を導入し、制限時間内であれば何度でも質問が繰り出し、議論を深めることができるようにしました。
しかし福岡県議会のある議員は
「質問することになった。こういう趣旨で書いてくれんかね。頼むよ」
と県職員に一般質問の原稿代筆を依頼していたとのこと・・・
これでは議論を闘わせる前から、互いの手の内をさらけ出すようなもので、緊張感の欠片もありません。
その緊張感のなさを読売新聞はこうも書いています。
「丸抱えの朗読会」
さらに、熊本県議会では8期目17年間1度も一般質問していない議員が取材に対し
「若手育成のために譲っている」
と説明したとのこと・・・
4年間で、一般質問、代表質問、総括質疑の14回登壇させていただきました。
一言一句、代筆など頼んだことはありません。
当然のことです。
17日から定例議会が始まります。
発言に感情を込め、地域の実情を訴えてきます。